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埼玉憲ジーの近場放浪記

2016年にサラリーマン生活から卒業して、窮々自適な年金生活に入りました。百名山と百観音もなんとかやり終えて、隊長けんの武蔵野レターもフィナーレ。家庭と懐事情から遠距離旅も引退やむ無しながら、せめて体が動くうちは、埼玉憲ジーの近場放浪記を続けることにしましょう。
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緊急事態ど真ん中の2月
首都圏ほかで1月13日に発令された、コロナウイルス感染対策の緊急事態宣言が、当初期限の2月7日から1ヶ月延長されて、2月はまるまる緊急事態続きのまんまとなりました。
自分のことはともかく、万一自分が感染して家族や周囲に移すことは避けたいので、不要不急の外出自粛で、結局電車に乗っての外出は、浦和に映画「すばらしき世界」(西川美和監督、役所広司主演)を観に行ったのと、中断していたJR謎解きラリーゴール駅の浜松町から新橋駅までのウォーキングの2回だけでした(+_+)…しかも難関謎解きミステリーは昨年に続いて今年もあえなく、最終問題が解けないまま期限を迎えてしまいました…悲しいですねえ(T_T)。
横浜の孫々ファミリー訪問も自粛、丘みどりちゃんの生ライブも棚橋幸代さんの舞台も全部中止でした。
畑仕事も冬休みに入ったのでほかにやることもなく、図書館から借りたミステリーやら時代小説の読書と自然科学冒険紀行や活劇、演歌クラシック中心のテレビ番組観覧と近所での嗜好品買い物、遊歩道散歩でなんとか気を紛らせる日々を送っています。
要は、とくにブログに書くほどのこともない日常なので今回のレポートも終えることにしましょう(^0_0^)。
そういえば、2月13日夜の福島沖6強地震は埼玉では震度4ながら長い横揺れが続いてちょうど10年前の大震災を思い出しました。
もう一つ、大阪なおみの全豪オープンテニス2回目の優勝も久しぶりの明るいニュースで心がホッコリしました。
あとはワクチン接種でコロナウイルス終息と東京オリンピックが無事に開催されることを祈るばかりです!…ちょっと無理かなあ?
| 隊長けん | モブログ | 14:38 | comments(0) | - |
引きこもりの新年
コロナ禍の拡大が収まらないまま丑年の新年を迎えましたが、なんと1月8日には2回目の緊急事態宣言が発令されて、またまた外出もままならない日常となりました。
年金生活の我が身としてはさしたる支障はありませんが、社会的にはまさに非常事態で、マイファミリーを初め古巣の仲間や旅の足となる交通関連や飲食店などが直撃されてgotoイベントも取り止め。右も左も真っ暗闇の世の中になっています。
日本の財政が250兆円の借金地獄で東京オリンピック開催どころじゃないという雰囲気ですが、なんとかワクチン接種が順調に進んでオリンピックも無事に開かれてほしいものです。
そんなことで、新年は正月の2日に横浜のファミリー新居を訪ねて富士山を眺めながら賑やかに過ごすことができたものの、その後はあれこれ予定していたイベントがすべて中止になって1回も電車に乗ることもなくひと月経ってしまいました。
近所のシネコンで「新解釈三国志」を観たほかは、図書館と遊歩道散歩、なんとか年越しできた大根、白菜、ブロッコリー、ニンジンの収穫と後片付けで畑ライフが続けられたので多少ストレスを紛らすことができました。
とりあえず年寄りがワクチン接種できそうな4月頃までは、コロナに気をつけておとなしく過ごしていくしかありませんね(+_+)(T_T)。
| 隊長けん | モブログ | 11:40 | comments(0) | - |
コロナ元年の年の瀬
ダイヤモンドプリンセス号寄港のコロナ騒動から日本全国非常事態宣言、東京オリンピックの延期、政府のgotoプロジェクト促進を契機とした第三波の急拡大で年末年始の移動自粛要請と、まさにコロナに明けコロナの暗雲に覆われて光の見えないまま1年が終わろうとしています。
そんな中で幸か不幸か、基本的に徒歩圏だけの日常生活の私はコロナに感染することもなくなんとか無事に年の瀬を迎えられたことを…まあ喜ぶべきなんでしょうね(+_+)。
それでも、9月の大人の休日キップ旅に次いで、11月30日から12月4日までの4泊5日でgotoトラベルに便乗して、ジパング倶楽部のJR3割引キップで第2の故郷小倉への里帰り旅を楽しんできました。
慢性膝痛と扶養家族を抱えながらのアラ古希の年金生活で、好き勝手な一人旅もこれが最後かな(T_T)と思って、初日は京都で途中下車して嵐山、北野天満宮、二条城など世界遺産と晩秋の紅葉見物を満喫。
小倉ではgotoで格安の西鉄インに3泊して、絶品格安料理の知夫里で家族同然の大将、女将やわざわざ集まってくれた親しい飲み仲間と盃を重ねながら歓談しました。
昼の部は、地震からの再建が進む熊本城から、昨年の台風での寸断からやっと全線開通した豊肥本線に乗って涅槃姿の阿蘇五岳を眺めながら再建半ばの阿蘇神社に参拝。日豊本線で昭和レトロの別府温泉街を散策しての九州半周乗り鉄旅。
改修を終えたレトロの代名詞門司港駅から関門海峡めかり神社に参拝して、鹿児島本線で博多駅からメトロで大濠公園と福岡城址、マラソン大会直前の平和台競技場を見て駅前で単身赴任した職場(建物)にも別れを告げました。福北ゆたか線、田川後藤寺線を経由して全巻再読した青春の門の原点、ボタ山と石灰岩の香春岳を車窓に眺めてから、小倉ではモノレールに乗って旦過市場から小倉城の紅葉にも間に合って、自分なりに第2の故郷を満喫してもう思い残すことはありません!??。
小倉からの帰路には、安芸の宮島で世界遺産の宮島に参拝してロープウェイと徒歩で530mの弥山山頂から生まれ故郷の瀬戸内海を一望してカキランチ。
広島に1泊して原爆ドームに手を合わせて夕食は広島焼。最終日は広島港から最新のクルーズ船に乗って瀬戸内海の島から島へと〜(^-^)、瀬戸内しまたびラインで呉軍港、音戸の瀬戸、下蒲刈島、大久野島と巡って三原港で下船。充実の一人旅の余韻に浸りながら東京に戻ったのでした。
その後は農業体験の畑に通う日常生活に戻ってのんびり。大根、白菜、ニンジン、長ネギ、ブロッコリー、ホウレン草、小松菜、リーフレタス、水菜、わさび菜に三つ葉も収穫できて、コロナ禍の気うつを救ってくれる素晴らしい体験ができたことが今年一番のマイフェイバリットでした。
都内に住む長男ファミリー宅へも3回訪ねて子守りで1泊。2才半の孫ちゃんもオムツが取れて達者なおしゃべりにはビックリさせられます。3年生の孫くんはミニバスケットも上達したようですが、応援するはずだった試合がコロナの影響で中止になったのは残念でした。そしてなんと、クリスマスにはファミリーの引っ越し大作戦で、都内マンションから富士山が見える横浜白亜の戸建て新居に大移動したのです…拍手喝采のグッドニュースでした。
敬愛する丘みどりちゃんは4年連続紅白歌合戦出場はならなかったものの、続々のテレビ出演と生配信ライブで楽しませて貰っています。
今年の映画界は鬼滅の刃の一人勝ちの様相ですが、しばらく休館が続いたシネコンが6月に再開しても新作公開が延期される中で、私は例年よりは少ないながら14本の映画を観賞。12月も「サイレントトーキョー」「ワンダーウーマン」「新解釈三国志」の新作3本を観に行きました。
真冬ともなってハイキングも自粛状態ですが、9日には都区内キップを買ってJRの謎解きラリーに参加。昨年はラストミステリーが解けないまま撃沈しましたが、今年も輪をかけて難解でヒントに頼りながらなんとか指定の山手線6駅には行ったものの、まだラストミステリーにはたどり着いていません…年明けの宿題です。
ということで、まさにコロナ禍で真っ暗闇の世の中ではありますが、私なりにはファミリーを含めてハッピーな出来事も体験できた1年でした。
来年は、ファミリーの健康と無事平穏のためにも、まずはコロナ終息への光明が見えてくることを祈るばかりです。
| 隊長けん | モブログ | 13:36 | comments(0) | - |
紅葉の晩秋もコロナ拡大
gotoトラベルで観光地も賑わいを取り戻して…と思ったらコロナ感染がまた拡大して世の中は再び自粛モードになってしまいました。
私は、コロナと紛らわしいこともあって生まれて初めて65才以上無料のインフルエンザ予防接種を受けましたが、このひと月はなんとか発熱もなく無事に過ごせました。
農業体験の畑仕事も秋冬野菜の収穫が本格的になって、白菜、キャベツ、カリフラワー、ミニ大根、青首大根、里芋、長ネギと大物の収穫が続いて、義母や長男ファミリー、そして月末からほぼ2年ぶりに里帰りする小倉の心の家族へもあれこれと野菜を届けました。
自粛モードの中ですが、10日以上降雨なし記録の秋晴れが続いて、12日に奥多摩御嶽渓谷遊歩道の紅葉散歩、26日には武蔵小金井から国分寺の湧水ハケの小路と殿ヶ谷戸庭園の紅葉巡りも楽しみました。
飲み会ももちろん自粛モードですが、16日に1回だけ山仲間のオーさん、クンちゃんと焼き鳥屋で歓談…したんですが、その直前に67才の山仲間セーさんの訃報が届いて3人だけの偲ぶ会になりました。
6日の映画デーは、地元のシネコンで「罪の声」「おらおらでひとりいぐも」の日本映画2本立て。グリコ森永事件の実録?と1人暮らしの老婆を描いた芥川賞受賞作でどちらも見応えがありました。
孫々ライフは、両親の勤め先がコロナ禍の経営悪化で大変な中でも明るく、元気に過ごしていますが、孫くんの小学校でコロナ感染が発生して、応援に行くはずだったミニバスケットの試合が中止になりました。
それでも直接のコロナ感染には至らず、下旬には9才の誕生日プレゼントを二人で買いに行ったり、孫ちゃんと二人で公園に遊びに行ったり、ファミリーとジジババでバースデーランチと楽しい時間を過ごせました。
| 隊長けん | モブログ | 16:10 | comments(0) | - |
中秋の名月からの10月
1日が雨上がりの見事な中秋の名月で始まった10月は、相変わらずコロナ感染者数が高め安定で?、3密回避とマスク、手洗いが必須の日常でしたが、私も相変わらずほぼ毎日畑仕事の日々が続きました。
10月半ばには夏野菜のナス、ピーマン、オクラの収穫を終えて、入れ替わるように秋野菜の収穫が始まりました。
最初はブロッコリー。500円玉大になった初収穫の茎ブロッコリーは、台風14号が関東にニアミスした10日に子守りに行った長男ファミリーに届けました。2才半の孫ちゃんが好物で喜んで食べてくれたようです。1泊した翌日は小3の孫くんとドラえもんの映画を観に行きました。
27日には10月2回目の子守りに行って、ブロッコリーに加えてこれまた初収穫の葉もの野菜春菊、ミズ菜、小松菜、ホウレン草も届けました。
聖路加病院CT検査と診察日には現役時代の同僚とランチタイムを楽しみ、OB仲間のオーさん、シュウさんとも定例懇親会で日本橋の個室居食屋で昼飲みも楽しみました。
JRの駅からハイキングにも3回参加。20日に、青春時代を過ごした西荻窪から吉祥寺を歩いてベネチア映画祭銀熊賞の「スパイの妻」を観賞してから名店居酒屋「いせや」で焼き鳥コースを堪能。26日に、近場の東浦和の田圃道から渡りの水鳥が憩う湿原沼を散策。29日には、南武線の武蔵溝ノ口から円筒分水の運河の流れに沿って多摩川まで歩いてから、駅ハイコースを外れて多摩川沿いの等々力に移動。駅前で美味しい鶏肉鉄板焼と白身魚煮物ランチを食べてから、都内唯一の等々力渓谷からまた多摩川に出てオシャレなニュータウン二子玉川まで歩きました。
特筆すべきは、長年埼玉に住んでいながら訪ねたことがなかった「さきたま古墳公園」に初訪問。飛鳥時代からの巨大な前方後円噴などが数多く発掘されて、国宝の鉄剣などの展示や古墳内部見学コースなど史跡と景観がうまく整備されていて昨年国の特別史跡に指定されたのも納得のスポットでした。帰りは秩父鉄道の行田市駅に出て、水に浮かぶ城として名を馳せた「忍城(おしじょう)」に寄り道しました。
コロナで明けた今年ももう晩秋。少しでも普通の生活ができる日が増えることを祈るばかりです。
| 隊長けん | モブログ | 16:58 | comments(0) | - |
猛暑から中秋の9月
今年の天候は分かりやすく、8月の猛暑続きから9月1日になった途端に降り始めた雨が1週間も続いて徐々に秋が深まってきました。
1年半ぶりの一人旅が終わってからはまた畑仕事生活が続いて、13日の日曜日にはキャベツの苗植えと、リーフレタス、ダイコン、ハクサイ、春菊、ミズ菜、小松菜、ホウレン草の種蒔きで一気に秋野菜たちが畑に溢れました。
8月に植えたブロッコリー、カリフラワーもどんどん葉が繁ってきて、発芽が遅くて種蒔きを1列増やしたニンジンも3列ともに芽が出てきて間引きに追われています。
月末30日にはブロッコリーにたくさんの小さな青虫を発見…すぐに駆除して薬も撒いたので無事を祈りましょう。
収穫はナス、ピーマン、トウガラシ、オクラが食べきれないほどで、ファミリーや知り合いにもお裾分けしていますが、ジャガイモ、トマト、キュウリなどの夏野菜ほど喜ばれない…かな?
丘みどりちゃんは相変わらずテレビとスマホ越しだけですが、20日に3回目の生配信ライブがあって新バージョンのコーナー紅涙エレジーで艶やかなドレス姿もも披露してくれました。
お出かけは、マゴマゴの子守り留守番と横浜散歩。
28日の月曜日には、半年ぶりに都内での駅からハイキングで府中本町の大国魂神社から武蔵国の国府だった史跡や古墳群の歴史遺産を訪ね歩きました。
29日には入間市で、映像の魔術師大林宣彦監督の遺作となった3時間の大作「海辺の映画館」を観賞。まさに画面に溢れる色彩と時間と空間のパラドックスの世界にたっぷりと浸りました。帰りには飯能まで足を伸ばして、絶品蕎麦屋長寿庵でカツ丼を食べてから帰路に着きました。
| 隊長けん | モブログ | 14:48 | comments(0) | - |
新幹線一人旅で北へ
もう半年間、ほとんど畑仕事の往復だけの引きこもり生活が続いていましたが…なんと!1年半ぶりに、新幹線に乗って5日間の一人旅を満喫してきました!(^0_0^)。
コロナ騒動で世の中が移動自粛ムードの中で、政府の一応コロナピーク越え宣言やgotoキャンペーンの動きに合わせて、大人の休日倶楽部で東日本北海道5日間乗り放題キップ26620円が発売されたので、思いきって人生最後の?遠距離一人旅に出かけることにしたのです。
日程は9月7日月曜日から11日金曜日までの5日間。場所は、せっかくなので北海道〜三陸2泊3日を挟んで、会津若松、新花巻日帰り駅ハイコースのトリプルメニューにしました。
出発間際まで畑の手入れと収穫をして、発熱のないことをチェックしてマスクも3枚持って、まずは月曜日の大宮7:06の東北新幹線やまびこで会津若松へ出発。
5日間乗り放題キップで指定席が6回利用できるので、郡山までは自由席です。まあ時節柄たかを括って待合室でのんびりしてからホームに上がったら、なんと自由席は長蛇の列でした。
それでもやまびこは自由席車両が多いので密にならずに座れてヤレヤレ。郡山から磐越西線に乗り換えて9:55に会津若松駅に着きました。
JRの「駅からハイキング」も3月からしばらくはイベント中止が相次いでいましたが、ようやくボチボチ再開しているようで、私の駅ハイ参加は7ヶ月ぶりです。
といいながら、駅ハイ指定ルートの鶴ヶ城は後回しにして、私が初めて訪ねたのは幕末に若くして散っていった白虎隊自刃の地である飯盛山とさざえ堂でした。ひたすら上り坂を30分、さらに急な石段と有料エスカレーターを横目に、白虎隊記念館を見学して迂回ルートで飯盛山中腹のさざえ堂を参拝。白虎隊志士の墓と自刃の地にも手を合わせて、下りは石段を下りて麓の露店で名物ソース串カツを食べて、さらに徒歩30分の鶴ヶ城を訪ねてから3時間ほどで会津若松駅にゴールして帰路に着きました。
翌火曜日は、大宮駅6:58発のはやぶさ1号に乗車。はやぶさは全席指定なので1ヶ月前に確保しましたが、さすがに空席が多かったです。
最深海底240mの青函トンネルを潜って函館北斗駅から特急北斗で大沼、室蘭を経て白老駅に13:35着。
今回の一人旅のきっかけとなった雑誌ジパング倶楽部に掲載された、出来立てホヤホヤのアイヌ文化体験施設「ウポポイ」訪問がメインテーマでした。三密を避けるために入場が全予約制で、1週間前にやっと午後3時のチケットを購入。
時間待ちの間に隣接のホロト湖畔の森と湿原を、ヒグマ避けに声を出しながらぐるっと1周散策してからウポポイに入場。アイヌ文化の紹介と体験の博物館や神を迎えるアイヌ家屋などを巡って、次は白老駅から20分ほどの登別駅で下車。
20回位来ている北海道でも初訪問の観光地、登別温泉に初めて泊まりました。
格安ビジネスホテル専門の私としては巨大温泉ホテル「石水館」は久しぶりでしたが、硫黄泉の広い内風呂のほかひのきと大理石の露天風呂にご満悦。食事もバイキングながら肉、魚、寿司、野菜、釜飯、そばなどなどメニュー豊富で十分満足できました。
翌朝は7時に宿を出て登別温泉の川の足湯から大湯沼、地獄谷のまさに硫黄の白濁と灼熱、剥き出しの山肌の迫力ある景観に感動ものでした。
9:30の開場と同時に、登別温泉名所のクマ牧場も見学。ロープウェイからの海岸線や街並みの眺めも上々で、エサをねだるヒグマたちの姿にも…幸い…手すりと強化ガラス越しに遭遇できて、全国観光地フリークの私の歴史に1ページ加わりました。
早々10:43の特急北斗で函館駅へ向かって13:23着。
まずは駅前通りの函館ラーメン店で塩ラーメンと半チャーハンセットを食べてから市電で十字街電停へ。函館山を間近に仰ぎながら、教会群、旧イギリス領事館、元町公園、二十軒坂、八幡坂から函館港展望など、絵にかいたような函館観光名所を巡りました。おやつには八幡坂の上で夕張メロンソフトクリームを食べて、まるで昔のアンノン族気分?に浸りました。
函館駅から快速ライナー、函館北斗駅から近距離で指定席券不要区間の新幹線はやぶさを乗り継いで北海道に別れを告げ、次の目的地の起点八戸駅に18:05下車しました。
東日本大震災以来、ライフワークのように三陸海岸沿いを何度も訪れていますがそれも今回が最後かもしれません。
駅直結の格安ビジネスホテル・メッツにザックを降ろして隣接の和食処「ほうりん」で夕食。いつも通り貝味噌焼き、せんべい汁、刺身、いか煮付けの青森名物コースの定食を食べましたが宿泊客も少ないせいか以前より味が落ちたようです。
早々に就寝して翌10日の木曜日は5時起床。
gotoトラベル補助金申請用に宿泊証明書をもらってからJR八戸線の始発列車6:05発で岩手県の久慈駅に向かいました。
東日本大震災で寸断された三陸鉄道がやっと今年全線開通したので、今回は途中下車なしで宮城県の気仙沼駅まで三陸鉄道と車窓の景観を楽しむことにしました。
ということで、まずは久慈駅名物ウニ弁当1570円を購入。そこそこの乗客を乗せて8:05に1両の三鉄が発車。
北リアス線はトンネルが多いものの、風光明媚な海岸線や峡谷では一時停車するなどのサービスもあります。私は、出発間もなく朝食で絶品ウニ弁当を食べて大満足でした。
以前街を歩いた田野畑、宮古、釜石を過ぎて12:28に三鉄の終着盛駅で下車。ここからは旧線路上をバスが走るBRTで三鉄もこれも今回は乗り放題区間です。
BRTの向かう先は気仙沼駅ですが、路線は線路上から一般車道に入って、陸前高田では奇跡の一本松が正規のステーションになっていて立派な記念館が建てられていました。
バスの車窓から以前は苦労して訪ねた奇跡の一本松を眺めながら宮城県に入って14時前に初訪問の気仙沼駅に到着しました。
さっそく歩いて向かった港はもちろんもう災害の爪痕は感じられませんが、真新しい観光施設も時節柄人影はまばらでした。
私は港の前にある「かもめ食堂」に入ってラーメンを食べてから魚マーケットでお土産を購入。マグロ船などで溢れる漁港と魚市場を散策してから、さ迷いつつなんとか気仙沼駅にたどり着いて16:15の大船渡線に乗車。終点の一の関駅で17:48の新幹線はやぶさに乗り換えて帰路に着きました。
一人旅最終日の11日金曜日は、早朝5:30に畑の様子をみて野菜を収穫してから出かけました。
大宮駅7:42の新幹線はやぶさで向かったのはまた岩手県の新花巻。またJRの駅からハイキングで、今回のテーマ宮沢賢治に合わせて、図書館から借りた「銀河鉄道の夜」短編集を旅の友にしました。
さっそく車中であれこれと読み始めて、「銀河鉄道の夜」と「セロ弾きのゴーシュ」をななめ読みしたところで9:50に新花巻駅に到着しました。
観光案内所で受付して宮沢賢治のふるさとをブラブラ20分歩いてまずは宮沢賢治童話村へ。車中で読んだ物語世界を再現した展示を眺めたりしてから移動。宮沢賢治が愛したという胡四王山にある記念館やイーハトーブ園、花時計などを散策してから新花巻駅にゴールしました。
12:19のやまびこで最後の目的地仙台駅に13:22下車。
公私合わせて何回も訪ねて思い出多い仙台ですが、今回は久しぶりに青葉城址・仙台城を訪ねてみました。
どうやって行こうかと考えていたら…なんと地下鉄東西線が2015年に開通していたことを新発見。城址公園入口間近の国際センター駅までたった3駅でした。
御殿跡の高台に立って広瀬川から仙台市街を一望。伊達政宗の像ともツーショットを撮ってからまた地下鉄で一番街まで戻りました。
せっかくの仙台なので、以前は来るたびに後輩とランチを食べていた利久に入って、味噌焼き、生姜炒めと笹かまポン酢、麦飯、テールスープの豪華サービス牛タン定食1650円を満喫してから、15:57発のはやぶさ6回目の指定席で帰路に着きました。
急な思いつきで計画した5日間の北海道東北一人旅でしたが、幸い傘要らずの天候にも恵まれて、コロナ感染も免れて(…多分ですが)、アラ古稀の人生に印象深い記憶を刻むことができました。…これでもう思い残すことはありません!…なんてね!?(^0_0^)
| 隊長けん | モブログ | 16:36 | comments(0) | - |
猛暑日続きの8月
あっという間に8月も晦日になりました。コロナ騒動終息の見通しは相変わらず立たないままに、私はもう半年間引きこもり生活を続けています。
長かった梅雨がやっと8月1日に明けたと思ったら、一気に連日の猛暑続き。この間雨らしい雨が降ったのは12日と13日の雷雨くらいなので、畑の土もひび割れ注意報が出て、後半からは毎日朝方の水まきが日課となっています。
たくさんの恵みを与えてくれた夏野菜たちの収穫もそろそろ終わりを迎えて、葉ネギは28日に、トマトとキュウリは29日に根こそぎ全部引き抜いてマルチシートも廃棄しました。捨てるに忍びなくまだ青いままの実を持ち帰ったトマトが自宅ベランダの新聞紙の上で2日後にはもう赤く色づいてきたのには感動しました。
いよいよ秋野菜のための土づくりと種蒔きも本格化してきて、8日に先陣を切ってトウモロコシ畑の後にニンジンの種蒔き。22日にエダマメの後にブロッコリーとカリフラワーの苗植え付けとカンレイシート掛けやニンジン種蒔きのやり直し。
9月に向けて堆肥、石灰、肥料で大根、白菜やキャベツ、リーフレタスなどの土づくりもしました。
畑仕事以外では、何回かの図書館通いで思い立ってまさに自分と時代を共有していた五木寛之の「青春の門」を第一部の筑豊編から全て読み直すことにして、まずは第二部の自立編まで読み終わりました。
外出もままならない中ですが、24日の月曜日には1年ぶりに西国分寺の名店焼き鳥屋「鳥芳」を訪ねて、オーさんクンちゃんと3人で楽しい時間を過ごしました。
その日は帰宅後すぐに丘みどりちゃんの無料生配信ライブがあったので大慌てでスマホにかじりつきました。
30日の日曜日は都内の長男ファミリー宅で二人の孫ちゃんたちの子守りを仰せつかって、ジジババマゴマゴで散歩と昼寝を挟んでそばランチからハンバーグディナーまでこれまた楽しい時間を過ごしました。私はパパママの帰宅まで待って、お疲れさんの乾杯をしてから帰路に着きました。
そんなこんな…というほどのこともなく過ぎていった8月でしたが、9月はお久しぶりに人生最後の?一人旅の予定も入れました(ていうか、どうせ人生の最後は一人旅立ちですけどね😖💦)。なんとかアラ古稀の楽しい思い出を残したいものです。
| 隊長けん | モブログ | 13:47 | comments(0) | - |
雨続きと畑仕事の7月
まさに雨、雨、雨…その合間に畑、畑、畑でひと月が過ぎていった7月でした。
記録的な長梅雨は8月まで続くことが確実で、そうなるともう気象庁は梅雨明け宣言は出さないんだとか!?
おかげで体験農場の野菜たちも日照不足で生育が悪かったり、うどん粉病などの病気も増えていますが、それでも精一杯大きくなってたくさんの実りを恵んでくれました(^0_0^)。
夏野菜も最盛期を迎えて、上旬にジャガイモが、中旬にトウモロコシが、下旬にはエダマメがたっぷりと収穫できました。
この間、ズッキーニやインゲン、ベビーリーフが収穫を終えましたが、トマト、ナス、キュウリ、ピーマン、甘トウガラシ、オクラは次々に実をつけて冷蔵庫が溢れそうです。大葉、バジル、葉ネギも食卓に彩りを加えてくれました。
9日木曜日には友人のオーさん、シュウちゃんが収穫に参加してくれてトウモロコシもぎを体験。収穫したトマト、ナス、ピーマン、ジャガイモなども奥方に喜ばれたようです。もちろん、収穫のあとは駅前居酒屋で3密を避けて半年ぶりのお疲れさん会を楽しみました。
11日の土曜日には都内の長男ファミリー宅にドッサリ野菜を届けて、さっそく茹でたトウモロコシを孫ちゃんは1本ペロリと食べました。
24日の金曜日は、コロナさえなければ東京オリンピック開会式の日でしたが、56年前と違ってこの日も雨模様。その後も雨続きなのでオリンピックが開かれていたら大変だった…かな?(TT)。
その日はちょうど義母の91才の誕生日で我が家の女子二人がお祝いランチに出かけて、私からはエダマメなどの野菜をお持たせでプレゼント?しました。
エダマメは、友人2人と長男ファミリーにも朝獲れ野菜と一緒に宅配便で送りました。
7月のビッグイベントとしては、4ヶ月ぶりに丘みどりちゃんのバースデーコンサートを満喫…といってもまだホールには行けないので、ユーチューブによる生配信ライブでしたが、26日日曜日の19時から1時間半に渡って普段のライブと同じ構成でオリジナルから江利チエミ、森進一、中島みゆきなどの名曲カバーと幽玄組曲まで感動の舞台を目の当たりにできて大感激。翌日も2回見直してしまいました。
その他では、散歩と買い物や近所のシネコンに1回と図書館に2回…と市長選の投票に行っただけでしたが、20回通った畑仕事のおかげでなんとかさほどストレスを感じることなく生活できているようです。
| 隊長けん | モブログ | 21:46 | comments(0) | - |
梅雨入りの畑生活
5月末にコロナウイルスによる緊急事態宣言が全国で解除されて、玉川上水から野火止用水歩きと飯能ハイキングに出かけましたが、6月は電車に乗ったのがたった2日だけ。それも古巣の築地と長男ファミリー宅を訪ねただけで、行楽やハイキングは皆無のひと月でした。
6月11日に関東も梅雨入りして、埼玉では14日間も雨が降りましたが、私はなんと22日間も畑に通いました。
4月、5月に種蒔き、苗植えした春夏野菜が順次収穫期を迎えて、キュウリやズッキーニなどは2、3日サボるとすぐに巨大化してしまうので、とにかく晴れ間や雨上がりの後は畑に行くのが日常になりました。
収穫した野菜は、梅雨入り前にピーマン、甘トウガラシ、ズッキーニ、キュウリ、ナス、ベビーリーフ。梅雨入りと同時にミニトマトが色づいて、14日にはきたあかりのジャガイモとインゲンも初収穫できました。ちょうど来合わせた長男ファミリーにも新ジャガをお裾分けして喜ばれました。
その後、オクラを24日に、大玉トマトを26日に初収穫しました。
とにかく畑に行くたびにたくさんの野菜が収穫できるうれしい悲鳴状態で、自宅だけでは食べきれず、身内はもちろん友人知人にもあれこれお裾分けしています。
7月に入るとボチボチトウモロコシやエダマメも収穫できそうなので楽しみはまだまだ続きそうです。
6月にはやっと解禁になったシネコンで特別編成の映画アベンジャーズも再見しましたが、普段通りに映画を楽しめるのはまだ先のようです。
ちなみに、お国からの特別給付金は無事6月半ばに手元に届いてさっそく家族で山分けしましたが、私は父の日に家族に鰻丼を奮発して、長男から貰った日本酒で心地よい夕食タイムを過ごすことができました。
| 隊長けん | モブログ | 18:00 | comments(0) | - |
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