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埼玉憲ジーの近場放浪記

2016年にサラリーマン生活から卒業して、窮々自適な年金生活に入りました。百名山と百観音もなんとかやり終えて、隊長けんの武蔵野レターもフィナーレ。家庭と懐事情から遠距離旅も引退やむ無しながら、せめて体が動くうちは、埼玉憲ジーの近場放浪記を続けることにしましょう。
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駅ハイで房総半島富山歩き
今年もいよいよ大詰め。12月に入って最初の土曜日の5日に、久しぶりにJRの駅からハイキングに参加して、房総半島岩井駅から富山(349m)を歩いてきました。

武蔵野線から京葉線、内房線を乗り継いで10時41分に岩井駅到着。今日も青空です。

駅舎内のウオーキングセンターで受付を済ませ、コース地図を受け取っていよいよスタート。

駅前をまっすぐ行きかけましたが、線路沿いを辿るのが指定コースでUターン。さっそく地図の読めない男の本領発揮です。

線路脇には、ここ房総と富山を舞台にした小説「南総里見八犬伝」の伏姫と犬(八房)の像が出迎えてくれました。

線路を渡って山側の道を歩いてしばらくの天満神社に手を合わせてから裏道に抜けました。

のどかな田園風景の先に頂を見せる山が双耳峰の富山です。

富津〜館山道路の下をくぐって、富山の手前にある小高い観音山に立ち寄り。

山頂からは東京湾の先に富士山がくっきりと見えていました。

富山に向かう山道に入る手前には、里見八犬伝の舞台ともなった伏姫籠穴旧跡がありました。

しばらく石段を上った奥にある祠の中には八犬伝の主人公たち8人?の玉が並べられていました……といいながら小説はうろ覚えなので確かなことは説明できません…ご容赦を!

山道手前の森はそれなりに紅葉に彩られていましたが、この写真ではよくわかりませんね。

山道に入って思ったよりけっこうな上りが続いて、ようやく尾根道に出たところに愛の鐘があったので、とんと無縁な?私も一応鳴らしてみました。

尾根道を左に歩いた先が富山北峰です。広々した展望所ですね。

さっそく展望台に上がって360度のパノラマを撮影。ちょっと霞んでいましたが海に浮かぶ富士山は見事でした。

もう一度房総の山から海越えの富士山です。



こちらは富山南峰の眺めです。



富山山頂は展望所の裏手にひっそりと標識が立っていて、自撮りで記念写真。なにせ海抜ほぼゼロメートルから349mですから、けっこうな歩きごたえでした。



南峰へ向かう尾根道には八犬伝終焉の地の碑も建てられていました。

南峰は荒れ果てた観音堂だけだったので、そのまま下山道をたどって、これまたけっこう急な勾配を列車の時刻を気にしながら歩きき続けて、麓の福満寺に無事到着。

駅までは指定コースに従って福壽院に立ち寄り。

岩井の大ソテツは南洋の蘇鉄が房総に根付いた記念樹です。

出発から3時間半でようやく岩井駅にゴールイン。ヤレヤレとチェックを済ませて、定刻の14時41分の列車に乗って、今日は途中下車なしでまっすぐ帰宅しました。
| 隊長けん | | 17:08 | comments(0) | - |
山仲間と関八州見晴台歩き
11月最初の休日、文化の日の3日に約半年ぶりに山仲間と秩父の山歩きを楽しみました。

文化の日は晴れの特異日といわれていますが、午前10時集合の西武秩父線・西吾野駅前もご覧のとおり見事な秋晴れ、絶好の山日和です。

途中の飯能駅ではぐれて?航空ショー会場へ方向転換したOさんを除く10人で歩き始め。なにせ半年ぶりに同行の仲間たちですから近況報告やらなにやらとくに女性陣は話に夢中で歩みもゆっくりです。

男性陣からは、山もいいけど今日は絶好のゴルフ日和だね、なんて会話も聞こえてきましたが、20分ほどの車道歩きから山道に向かいました。

250m地点から標高差500mと、膝手術から初の山歩きの私は多少不安もありましたが、歩きやすい道が続いて膝の痛みも感じませんでした。

山頂手前の高山不動尊下の見晴台で小休止。

こちらは奥多摩方面でしょうか、秋空に見事な山並みがくっきりと見渡せました。

あの山は……と、ベテランのヌマさんがあれこれ教えてくれてしばし展望を楽しみました。

振り向けば高山不動尊への急な石段が続いていました。

天然記念物の大銀杏はまだ緑のままでしたが、見上げればここもようやく紅葉が始まっていました。

形がいびつで歩きにくい石段を、手すりを頼りによじ登っていきます。

立派な高山不動尊の社に参拝してから登山道をさらに進みました。

社の裏手からふたたび山道を辿ります。

樹林の歩きやすい道が続いて、私の膝も問題なしです。

車道を何回か横切って頂上直下の見晴台入口から最後の上り道に入りました。

木々の間から山頂が見えてきました。

秋空と紅葉樹林と山並みのコントラストが見事です。

駅前から2時間余りで761mの関八州見晴台山頂に到着。

手前の紅葉、中間の山並み。そして遠くは東京都心まで遠望できて、東京スカイツリーもよく見えました。

なぜか地図より10m高い771mの山頂標識の前で全員集合。

今度はカメラマン交代で私が入ってまた記念撮影。昼食と秩父から富士山方面までのグルッとその名の通りの見晴台の眺めを楽しんでから、下山1時間半で西吾野駅に無事到着。膝もなんとか無事でした。
その後はもろん、飯能へ戻って航空ショーのOさんと合流。そば処長寿庵は残念ながら臨時休業でしたが、格安中華料理の店「詳龍房」でなごやかに反省会を満喫しました。
| 隊長けん | | 11:22 | comments(0) | - |
六国見山でリハビリウォーク
膝手術から1カ月経過したので、いよいよ山歩き再開です!…とはいっても場所は北鎌倉の「六国見山」…標高147メートルの小高い丘陵散歩道なので、まあ山歩きのための足慣らしリハビリウォーキングといったところでしょうか。

天気予報は晴れマークだったんですが、降り立った北鎌倉駅前は曇り空でした。集合はなんと12時半。

駅前の予約だけで売り切れのいなり寿司海苔巻弁当を週初めの予約でしっかりザックに入れて、同行してくれた山仲間3人と歩き始めました。

北鎌倉駅前からは建長寺から明月院と鎌倉のメインルートを辿って、鎌倉アルプス天園への急坂を横目に、車道から左折。住宅地の急坂を上って住居の玄関前の登山口から裏山の森林公園の中を歩くこと、駅から30分で山頂に着きました。
ヌマさん、シュウちゃん、Oさんのよき仲間たちです。

横の二人は手ぶらですが、私は一応山歩きスタイルで山用ザックも背負ってきました。

左奥は逗子の海岸方面ですが、曇り空の今日はぼんやりですね。でも眺めは上々です。

山頂には石碑が立っていて、その先樹林の間の遠方には横浜市内、ランドマークタワーもはっきり見えていました。ちなみに2人の女性は知り合いではありません。

さて、山頂で開いたのはいなり寿司海苔巻弁当。汁の味がしっかり沁みたいなり寿司はゴマ風味も効いて絶品でした。海苔巻もおいしく…そしてなにより山歩き再開を祝して?…勝手に持参したカンパイビールの味が最高でした。

食後は山頂直下でしばし酔い覚まし??…してから森林公園の出口まで15分。舗装路を大船高校近くから通学路の近道を辿ってさらに20分で北鎌倉駅に戻りました。
そこからは、当然のように横浜で途中下車して、「もりべ」に立ち寄り。いつもながらの絶品料理とザックに背負っていった「だっさい」と秋酒冷やおろしを堪能して、よい心持で帰路に着きました。
| 隊長けん | | 16:51 | comments(0) | - |
山仲間と日和田山から物見山
4月25日の土曜日に、ほぼ半年ぶりに山仲間7人と奥武蔵の日和田山から物見山を歩いてきました。

反省会の時間に合わせて?ゆっくりめの10時20分に西武秩父線の高麗駅に着きましたが、駅前は大勢の若者でいっぱい。何事かと思ったら西武鉄道社員のハイキングイベントだったようです。もしかして新人研修かな??

われわれ8人は線路沿いから踏切を渡って巾着田方面から高麗神社入り口へ向かいます。正面の里山あたりが今日の登山ルートです。

新緑の樹林に囲まれた登山口からゆったりとした山道を辿っていきます。

高麗神社の鳥居をくぐると左が最後は岩登りになる男坂、右はゆるやかな女坂ですが、我々はもちろん……迷わず女坂を選びました。

山道の脇にはヤマツツジが見頃。もう少し上にはミツバツツジも咲いていました。

女坂を上りきったところが大展望所。巾着の形がはっきりわかる巾着田を眼下に、遠くには西武ドームの銀傘から多分東京スカイツリーもかすかに見えていました。右手には奥武蔵や奥多摩の山並みも広がっていました。

神社の裏から急坂をひと登りで日和田山305mに到着。シートを広げていた若者たちにどいてもらって記念撮影です。

カメラマン交代で私も今年初の山頂写真に収まりました。

曇り空からポツポツ降り出した中で途中の芝生広場の木の下で昼食を摂ってからしばし上り坂を辿って物見山へ。私同様に膝を故障しているセーさんがちょっと遅れて到着です。

物見山といいながら何も見えない山頂で先客にカメラマンをお願いして全員で記念撮影。私にとっては375mは今年の最高峰です。

少々急な下りを滑らないようにゆっくりと辿って、北向地蔵でひと休み。たしかに地蔵さんは北を向いていました。メンバーはおしゃべりに夢中ですが私はちゃんと手を合わせましたよ。

電車の時刻を見ながら山道からちょっと外れた滝に立ち寄り。

五常の滝は高さは10メートル程度ですが、袂から見ているとやはりすがすがしい気持ちになります。

 歩き始めから3時間50分で高麗の隣り駅・武蔵横手にゴールイン。低山ながら久しぶりの登り下りの24,000歩でしたが、とくに膝の痛みもなくなんとか無事に歩きとおせてホッとしました。
もちろん8人は、帰り道に飯能駅で途中下車。そばも野菜天ぷらもかつ煮もカモもつまみもおいしい長寿庵の2階座敷を貸し切って?生ビール、蕎麦焼酎、地酒天覧山をたっぷり味わいながら反省会を楽しみました。
| 隊長けん | | 12:33 | comments(0) | - |
膝慣らしで鎌倉六国見山
4月18日の土曜日は、翌週の半年ぶりの山仲間からのお誘いに備えて、膝慣らし?のために鎌倉のお手軽コース、六国見山を歩いてきました。
下山後の予定に合わせて自宅出発は10時半と超遅め。JRを乗り継いで北鎌倉駅に12時30分過ぎに着いて、春の陽気の中をゆっくりと歩き始めました。

相変わらず人出の多い鎌倉、外人さんもゾロゾロの中を明月院の脇から鎌倉アルプスへの進入路を見送って、小さな案内板の坂道から、雑木林の中を15分ほど歩いて、駅からわずか30分余りでひょっこりと147mの山頂展望所に到着。鎌倉から逗子方面の海岸と右手には伊豆半島方面の眺めが上々でしたが、正面には大島が…今日は見えませんでした。

後ろを振り返ると木々の間から横浜のランドマークタワーもしっかりと見えました。

六国見山の標識はありませんが一応記念に精一杯手を伸ばしてスマホで自撮り証拠写真です。アップに耐えるかどうかは別にしてちょうどうまくフレームに収まりました。

下り始めて振り返った木々の先がぽっこり盛り上がった山頂です。

下りはやはり15分ほどで森林公園入口看板のある車道へ下山。そこからバス通りから横須賀線の線路伝いを辿って30分ほどで14時15分に北鎌倉駅にゴールインしましたが、まだ日も高いので駅前の名刹円覚寺に入ってゆっくりと塔頭や伽藍の数々を拝観しました。

15時過ぎの高崎直通電車に乗って定番の横浜駅途中下車。毎月1回コースの料理屋「もりべ」に寄って、まだ16時前から絶品刺身やヤナギカレイなどを肴に、別客人差し入れの甕入り焼酎や自分のキープ焼酎をたっぷりと味わいました。
 一応上り下りの18,000歩で多少は膝慣らしもできたかなと思いつつ、結局歩いている時間より飲んでいる時間の方が長い1日となりました。
| 隊長けん | | 10:44 | comments(0) | - |
山仲間と九鬼山
台風19号が日本列島縦断予報の真っただ中の10月11日土曜日に、台風がまだ沖縄の南にあって関東は晴れ模様ということで、山仲間8人で富士急沿線の九鬼山970mを歩いてきました。

集合時間の10時過ぎに田野倉駅に下車した私ですが、あれれ…メンバーはだれもみあたらない…なんとJR直通で前方車両のドアしか開かない列車の後方に閉じ込められたのが5人、田野倉駅を通過する1本前の快速に乗っていたのが1人、出発が遅れて大月駅からタクシーで追っかけが1人ということで、それでも20分遅れでようやく全員顔を揃えてひと安心でした。

晴れ間ものぞく秋空の中を正面のどっしりした九鬼山めざして歩き始めました。

線路沿いの道から踏切を渡って振り向くと、もう何回も登った高川山が大きく見えました。

車道から林道に入って50分ほどで山道へ。樹林を抜けて稜線の展望所から山並みを眺めながら進んでいきます。

片側が切れ落ちた傾斜道を慎重に歩いて山頂間近は急登も続いています。

駅から2時間弱で標高差580mを登って970mの九鬼山山頂に着きました。すすきの穂が揺れる秋景色の向こうの山並みは雲の上から頂がちょこっと顔を出していました。

さっそくのランチタイムで仲良くお弁当を広げるヌマさん夫妻。われらの頼もしいリーダーです。

ヌマさんからのみかんとマキさん手造りの国光りんごのアップルパイもおいしくご馳走になりました。赤い三角点をテーブル替わりで恐縮です。

全員集合写真を自動シャッターでセットしていたら、ちょうど男性ハイカーが上がってきたのでさっそくシャッターを押してもらいました。ラッキー!

出発が遅れたのでランチを30分で切り上げて下山開始。禾生方面への下山路の分岐が富士山の展望スポットでした。さすが富嶽12景の山からの眺めは見事です。

時間短縮のため急こう配の天狗岩コースを下山。ロープにつかまってようやくの急斜面からジグザグに切られたおかげでなんとか滑落せずにすむような山道を気をつけながら下って1時間余りでようやく麓の愛宕神社にたどり着きました。

駅へ向かう道の先には、リニアモーターカーの実験線が伸びています。たしか来週にも試乗会が開かれるようです。

道路に並行してとうとうと水をたたえた水路がレンガ造りの橋げたまで伸びています。

レンガ橋の脇に咲くコスモスとマキさんをツーショットしてみました。花と……!?

本物の橋を渡りながら、川の上にかかるのがレンガの水路橋です。この水路で発電しているようなのですが、実用化されているのでしょうか?

あれこれ考えているうちにゴールの禾生駅に到着しました。急斜面の短縮コースを下ったおかげで1時間に1本の列車も余裕でセーフ。もちろん大月駅で下車して、山の会御用達の店「正華」でたっぷり2時間、餃子、チャーシュー、野菜炒め、ニラレバ、焼きそばと生ビール、いいちこ1升ビンで反省会を堪能しました。
| 隊長けん | | 11:10 | comments(0) | - |
山仲間と伊豆ケ岳
9月20日の土曜日に、4か月ぶりに山仲間10人と賑やかに、奥武蔵の伊豆ケ岳851Mを歩いてきました。

週間予報では傘マークでしたがなんとか好転してくれて高曇りの中をゆっくりと11時前に西武秩父線の正丸駅に集合。

久しぶりだったせいか女子会も4人参加でわいわいキャピキャピ?しながら歩き始めました。

道端にはコスモスや彼岸花も咲いて、いつの間にかやはりもう秋なんですね。

20分ほどで登山口の馬頭観音に到着。左から2人目のササヤンはなんと8月31日に日本3百名山を達成したツワモノ。百名山はなんとか3年前にやっつけたものの、膝痛でもう登山はあきらめた私には雲の上の存在です!拍手喝采!!

登山歴、マラソン歴はピカイチで今も足立区マスターズ水泳の金メダリストであるセーさんも腰と膝を痛めてサポーターのガードと2本ストックに頼りながら参加してくれました。

全員60歳代の元山の会メンバー11人は急登や岩場をゆっくりと越えながら標高差550メートルを登っていきます。

ようやく稜線に出てひと休み。北面には近くの二子山や上州の山並みが遠望できました。

駅からちょうど2時間ほどで伊豆ケ岳山頂に到着。団体バスのグループで大混雑だったので手前の広場で昼食にしました。さすがツワモノのササヤンは余裕の表情です。隣りは百名山達成者の奥様。左奥が山の会のリーダー・ヌマさんです。

今日は一人カメラマンで写されない私はランチタイムの合間に山頂で標識とツーショットを撮りました。


またカメラマンになって10人の集合写真。露出オーバーですね。相変わらずヘタクソですみません。

山頂の木の間から南東方面の展望。肉眼では西武ドームも見えているんですが…??

子の権現から吾野までの縦走コースが人気ですが、今回は体力を考えて?正丸峠経由の巡回コースを辿ることにしました。膝痛にはつらい下山はゆっくり慎重に進みます。

途中のピークからは目の前の二子山や秩父の山並みの展望が開けていました。

1時間ほどで正丸峠に到着。立派な茶店と広い舗装路があって、ツーリングのバイクなども通るようです。ササヤンはその昔ここから甲武信ヶ岳方面まで車で行ったとのことでした。

峠からはまた山道に入っての下山でしたが、なんと途中でセーさんが小指をスズメバチに刺される大災難にあってしまいました。アウトドアプロだけあってすぐに自分で吸い出して応急処置をしたものの特効薬などなく小指が腫れてきましたが、幸い大事には至らず、山頂から2時間弱でなんとか全員正丸駅に到着しました。
そして、西武線で飯能駅まで戻ってから向かった先は山の会御用達の長寿庵です。

スズメバチにも負けずにセーさんも笑顔でカンパイ。生ビール、焼酎、地酒はもちろん、そばも天ぷらもつまみも絶品ぞろいの長寿庵ですが、このジャンボオムライスも名物です。
4か月ぶりの山歩きには11人も集って、反省会も大賑わいの盛り上がりでした。
| 隊長けん | | 16:54 | comments(0) | - |
山仲間と金時山
5月31日に、山の会の仲間たち5人で箱根の金時山を歩いてきました。
もう何回も登った初心者向けの富士山展望の山ですが、標高は1212m。膝痛になってからはや半年を過ぎて、1000mを超える山は坂東三十三か所観音巡りで訪ねた10月の茨城・八溝山以来です。

小田急線小田原駅からは箱根登山鉄道で箱根湯本駅へ。観光客と外人さんで大混雑の駅前からバスで30分の仙石原から徒歩20分でようやく登山口に着きました。

リーダー格のヌマさんが名古屋へ出かけていて欠席なのでやまちゃんとくんちゃん、Oさん、マキさんと私の5人が、もう気温30度近い11時に登山口から歩き始めました。

今日は登りが急で短く下りが長いけど緩やかな、やまちゃんが下りがつらい膝痛の私に合わせて金時神社から登って乙女峠に下るコースにしてくれました。

神社脇の金太郎とクマが相撲をとった?土俵ではやまちゃんとマキさんがハッケヨイ!

神社で無事を祈願してから杉木立と樹林の山道を登り続けて1時間。やっと稜線に出てマキさん持参の冷えたスイカで最高の水分補給です。

山頂までの30分弱の稜線歩きの途中では、仙石原と芦ノ湖、大涌谷に神山方面の展望が開けています。

12時30分に金時娘の小屋が立つ山頂に到着。山の会に初参加以来10数年ぶりのOさんが一番乗りです。それにしても山頂は休憩場所もないほどの大賑わいでした。

5人は山頂下の岩場にやっと空場所をみつけて昼食タイムでしたが、この頃から雷鳴が響いて黒雲も近づいてきました。

のんびりもしていられないということで、集合写真代わりに昼食後にそれぞれ証拠写真を撮りました。

私の真後ろに金時山の大きな標識、その後ろに大きな富士山が見えるはずが、今日はご覧の黒雲が垂れ込めて、休憩30分足らずで乙女峠へ向けて下山しました。
ここから先は雨と雷に追われながらの岩ごろごろで滑りやすい道の長い下りが続いたので写真は撮れませんでした。
私の膝もだんだん重たくなってきたものの、二重のサポーターのせいか、なんとか持ちこたえてくれて、もちろんメンバーからは遅れましたが、2時間近くかかってやっと乙女峠口の車道に降りられました。
途中で雨も止んで、また30度の日差しの中を仙石バス停まで歩いてから小田原へ直行。初めてのちょっとエクスペンシブだったけどとてもおいしい小田原の新鮮な魚料理と生ビール、これもおいしい芋焼酎・冨乃宝山でリッチな反省会を堪能しました。
おまけにマキさんと私は新秋津駅前の手打ちラーメン店で、仕上げのつけ麺ともちろん缶ビールでもう一度祝杯を上げたのでした。
| 隊長けん | | 16:52 | comments(0) | - |
今年初めての八重山
アウトドアライフを記録するためのブログのはずが、昨年11月から悩まされ続けている膝痛(変形性膝関節症)のおかげで、気力体力ともめっきり減退して、今年は週末閉じこもりのさびしい生活が続いていましたが、花粉もようやく収まった春の陽気と山仲間の計画に誘われて、4月19日の土曜日に今年初めて里山を歩いてきました。
中央線上野原駅からバスで15分ほどの185メートル地点から標高531メートルの八重山と542メートルの能岳をぐるっと巡る3時間の足慣らしコースです。

前後が雨予報の狭間でしたがなんとか薄日もさしてくれた朝10時に上野原駅に、久しぶりの仲間たちが8人顔を揃えてくれました。

富士急バスの係員は山のベテランで手書き登山道地図を作ってハイカーたちに配りつつ、今の季節の見所を案内してくれました。
リーダーのヌマさん以下ホイッスルの仲間たち7人はイワウチワ、つつじ、サクラなど春の花の名所として近年人気となっている坪山(1103メートル)が本日のコースですが、急登もあるルートでリハビリ中の私にはムリということで、私一人がバスを途中下車しました。

車窓に手を振って降りた大堀バス停から10分ほどの車道歩きの途中にはサクラやツツジの花も咲いていて新緑を迎える里山とのどかな風景です。

さあここが登山口、5ヶ月ぶりの山歩きに不安な気持ちでのスタート。なにせ続けて1時間以上歩いていない日常で、右膝はテーピングとサポーターで固めてダブルストックを突きながらの、遅ればせながらの登り初めとなりました。

登山口から1時間ほどで八重山手前の展望台を通過。ここからものどかな春山風景画眺められました。富士山も見えるはずなんですが霞と雲に隠れたままでした。幸い膝のほうはなんとかもってくれています。

しばらく行くと目指す八重山が見えてきました、サクラの先に春の装いをまとったおぼろな姿がおだやかな光景です。

ちょうど12時頃に八重山山頂到着。あずまややベンチも整備されていて気持ちのいい山頂です。坪山組のマキさんと電話連絡、山頂手前で昼食中とのことでした。私もコロッケパンとあんぱんランチで休憩しました。

坪山はサクラやヒカゲツツジなどが見事とのことでしたが、八重山山頂のツツジもなかなかでした。

いったん下って15分ほど登り返したところが本日の最高地点、能岳542メートルの山頂です。やれやれ、なんとか二つのピークを無事に踏むことができました。このあと、下の写真の急斜面からけっこう長い下りが続いて、1時間ほどで車道。さらに30分近く歩いて帰りのバス停新井に14時30分到着。今年の初登りの山はなんとかガイドの行程どおり正味3時間ほどで無事に歩くことができました。
そうはいってもやはり膝の鈍痛は治まりませんが、少しづつ筋肉を付けて少しづつ長く、高い山も歩いていくことにしましょう。
この日はホイッスルの仲間たちと上野原駅で合流。中央線で八王子まで戻って南口駅前の「金太郎」で心ゆくまで(記憶も飛んでいくまで…!?)たっぷりと反省会を楽しみました。
| 隊長けん | | 15:49 | comments(0) | - |
岩殿山から山の会で正華

12月最初の土曜日は、山の会の仲間たちと山梨の高川山へ登る…予定だったんですが、右ひざの調子が悪いので欠席。大月駅近くの中華料理「正華」での反省会だけ参加…のつもりだったんですが、足慣らしで大月駅から1時間ほどの岩殿山へ富士山展望を楽しみに行ってみました。

前日が学生時代の友人たちにライブを応援している圭一君を加えた会食が横浜であって、この日の朝は8時過ぎまでダウン。やっと起きて10時過ぎのJRに乗って大月駅着が正午前。快晴の中を踏み切りの先の岩殿山めざしてストックを突きながらゆっくり歩きました。

標高がスカイツリーと同じ634mということでも話題になった岩殿山ですが、独特の岩稜が中央線からもよく目立ちます。

駅から15分ほどで岩殿城址公園の入口。さっそく石段が続くので右ひざが心配でしたが、ストックのおかげで歩行は楽でした。

中腹の広場にはふれあい館があって山岳写真家・白旗史朗の写真が展示されていますが、今日はパスしました。山頂はまだだいぶ上です。

この広場からの富士山の眺めも最高です。ちょうどこの方角から鳳凰鳥の雪形が見られるということで目を凝らしましたが、雲と強い陽射しで雪形は見えませんでした。

入口から30分ほどで無事山頂に到着。膝の痛みもさほどでなくヤレヤレでした。あずまやであんぱんランチで小休止しました。

山頂からは眼下に大月の街並みと富士山。やはり昼の時間は雲が晴れてくれないようです。高川山の6人とも連絡がとれてもう下山中とのこと。私もピストンで大月駅へ戻りました。

高川山には何回も登っていますが、今日のルートである大月への下山は未体験です。それだけに参加できなかったのは残念ですが、せめて6人を下山口まで迎えに行くことにしました。通過した大月駅から岩殿山がよく目立ちます。

駅から15分ほどの上大月の先のおむすび山からの下山口で待つこと30分。やはり下りのスペシャリストOさんととにかく元気なTさんが先頭でした。

リーダーのヌマさんといつも笑顔のマキさんも元気な足取りで到着しました。

はじける笑顔で久しぶりに参加のヌマさん夫人とマイペースでアンカーを務めたクンちゃんも無事にゴールしました。

下山口から甲州街道を辿って大月駅前を過ぎて間もなく、本日の反省会場「正華」に15時30分に到着。まずは白菜のおしんこをつまみに生ビールでカンパイ。絶品餃子と野菜炒め、チャーシュー、焼きそばと手際よくしかもおいしいママさん料理を味わいながら、1升ビンのいいちこをお代わりする勢いで、今年最後の反省会を心行くまで堪能しました。おかげで私は中央線を三鷹まで乗り過ごしてしまいましたが、なんとか無事帰宅することができました。
 

| 隊長けん | | 17:27 | comments(0) | - |
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