やっとインターネットが開通しました。
恒例の青春18キップの旅春編は佐賀〜長崎方面シリーズです。
まず3月17日に訪ねたのが自宅から地下鉄〜JR直通1時間ほどの佐賀・唐津。おくんちと焼き物の街です。
駅前にはおくんちの曳山像がお出迎え。唐津神社の脇には曳山展示場も常設されていました。
唐津城からは日本三大松原の一つと称される虹の松原が一望。息を呑むほど…かどうかは??だけどなかなかの絶景でした。
40年前に復元された天守閣前で一人記念写真。いつものことですけどね。
このあと砂浜に沿って長く延びる松原をゆっくり散策しました。
ついで春分の日21日には、博多からJR3回乗り換えて佐世保へ。さらにバスと船を乗り継いでの観光コースです。
まずは佐世保といえば軍港の町。海上自衛隊の記念館にはプラモデル好きにはたまらないような軍艦のミニチュアなどもたくさん。そしてなぜか有田焼の名人14代柿右衛門作のたたみ3畳ほどもあろうかという陶板が。時価1億円だそうです!
そして西海パールシーリゾートから帆船風の遊覧船に乗って九十九島巡りです。「あ〜松島や…」と松尾芭蕉が詠んだ仙台の松島に勝るともいわれるところ。美しい海に実際は200ほどの島々が浮かんでいます。遠くには五島列島も見渡せました。有名な佐世保バーガーも食べましたよ。ビッグサイズではないけどうまかったです。
この日の締めくくりは1300年の歴史があるという武雄温泉。この朱塗りの楼門が目を引きますよね。これももう100年近く前のものです。元湯温泉は300円なり。天井の高い気持ちのいいさらさら温泉でした。満足満足!
そしてシリーズ最後は1週おいた31日。この日はまた唐津へ出てバスで30分。いかで有名な漁港「呼子(よぶこ)」からまた焼き物の街「伊万里」を訪ねました。
すぐ目に飛び込んできたのがいかの天日干し。海沿いのあちらこちらにとれたてのいかが干されていました。裏道には朝8時から元気なおばちゃんたちの朝市がにぎやかにオープンです。獲れたてのいかはもちろん、ウニやあわびもおいしそう。私はやはりいかの一夜干しと有名ないかしゅうまいを買いました。
そして朝食はいかづくし定食。天ぷら、煮付け、しゅうまい、酢の物に和え物までついて1050円です。やわらかくてプリプリでうまかった!!朝
も格別でした。おまけにふぐのから揚げまでいただきました
唐津に戻ってまた焼き物の街伊万里まで約1時間。駅前からところどころに大きな伊万里焼の唐人形が飾られています。大陸伝来の技術でしょうが実に鮮やかな色使いです。
伊万里へ来たもう一つの目的は「黒澤明記念館」。学生時代からの大ファンです。黒澤監督が生前ロケで訪ねた伊万里の風土を気に入って、「記念館を作るなら都会じゃなくてこういうところがいい」、と言っていたのがきっかけだとか。でもさすがにめったに来られませんねえ。
この日は帰りになぜか有田焼の皿を1枚購入(たった420円なり)。今回の青春旅は焼き物の街シリーズともなりました。
そして翌日4月1日は、満開の桜を見に、自宅から徒歩20分の福岡城址・舞鶴公園散歩です。ここは福岡の開花宣言のポイントとなる名所。開花は東京から1日遅れの3月22日でしたが、この日はまさに満開でした。
福岡城の石垣前にはしだれ桜が1本ピンクの花を咲かせていました。
そのほかどこもかしこもソメイヨシノの淡い桜の花がこれでもかと重なるように咲き競っています。そしてその下はまたどこもかしこもお花見大宴会場と化していました。ま、それもいいかな。でも大学のサークルが琴の合奏をしていたり、太鼓・笛・木拍子で見事なまつり囃子が演じられていたりでカラオケなし。ただの酒盛り花見とは違っていました。
石垣の展望台から見下ろす公園は1面の海原のように桜の木々が覆い尽くしています。
せっかくの満開も天気が悪かったのが残念。私が帰りかけた昼過ぎには雨も降り出して宴会のみんなが心配でした。
福岡城址は広い池に水鳥が遊ぶ大濠公園の隣り。自宅から徒歩圏にいい公園が2箇所もあるんですね。海も近いし、ソフトバンクの本拠地も歩いて20分だし、なかなかいいところに住んでいるなあ、とまんざらでもない福岡ライフではあります。
みなさん、是非遊びに来てくださいね!待ってます!!…と、誰に言っているのでしょうか、私は???