5月半ばに東京の山仲間たちと霧島連山を歩いてきました。会報のレポートです。
ホイッスルの5月例会ははるばる九州の日本百名山「韓国岳1700m」と天孫降臨の神話の山「高千穂峰1574m」を訪ねました。参加は九州支部?の私のほか東京からも6人参加してのにぎやかな山と温泉の旅となりました。週間予報にやきもきしていた天気も5月半ばの3日間は連日青空に恵まれ申し分なしでした。
初日は東京組が鹿児島空港に11:30到着。さっそくジャンボタクシーで韓国岳の登山口・えびの高原に向かいます。昼食は車中、さわやかな新緑のえびの高原では日本シカが出迎えてくれました。
記念写真を撮っての登山口はもう1時過ぎ。ピンクのじゅうたんを期待したミヤマキリシマ(つつじ)はところどころ足元の岩場にしがみつくように咲いているだけ。1週間早かったかな??地元の中学生の300人もの団体と行き違いながら新緑から溶岩色のゴロゴロ岩歩きで山頂へ向かうとともに名物の強風が吹きつけてきます。目の前が開けた左手は大きく口を開けた火口、大爆裂の形跡が圧倒的な迫力でした。
南側の大浪池を巡って気持ちのいい新緑の中を下って夕方5時ジャストにJタクシーと合流。霧島国際ホテルは温泉も料理も上々、明日に備えて焼酎は控えめにしましたよ!??
翌日もJタクシーで高千穂河原へ。ふもとにはやっと見事なミヤマキリシマが見られました。
登山道に入るとすぐにまた溶岩ゴロゴロ。高度を上げるごとに急斜面の岩伝い歩きです。やっとたどり着いた御鉢の下はまたまた大きな爆裂の跡。でも上部は可憐なミヤマキリシマがピンクに染めていました。
最後の30分は強風の中をよじ登ってやっと山頂へ。神話の山の頂には鉾が天を突き日の丸がはためいていました。
おだやかな韓国岳への縦走路が緑のじゅうたんに彩られて見事でした。
下りはジャリスキー?の要領でトントン拍子。2時間近い登りが下りは1時間の急降下でした。
無事に九州の名山を歩き終えてほっと一安心。あとは思う存分の大反省会と観光です。霧島神宮から鹿児島市内へ。
眼前の桜島を見ながらの展望温泉と正調さつま料理(と芋焼酎)を堪能して、最終日は百名山の「開門岳」展望と特攻と城下町の知覧をまたまたJタクシーで巡って空港に到着。
さつまラーメンと生で祝杯を挙げて3日間を締めくくりました!!みなさんありがとう、いい旅でした!!!