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埼玉憲ジーの近場放浪記

2016年にサラリーマン生活から卒業して、窮々自適な年金生活に入りました。百名山と百観音もなんとかやり終えて、隊長けんの武蔵野レターもフィナーレ。家庭と懐事情から遠距離旅も引退やむ無しながら、せめて体が動くうちは、埼玉憲ジーの近場放浪記を続けることにしましょう。
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夏山トレーニング
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霧島以来2ヵ月ぶりに佐賀との県境にある背振山に行きました。標高1050メートル沢添いを辿る気持ちのいい山だけど、なにせ猛暑の中。汗みどろでバテバテでした。山頂は神社のお宮と巨大レーダードームが並ぶ不思議な光景です。
| 隊長けん | モブログ | 22:04 | comments(0) | - |
初対面?
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仕事で佐賀の鳥栖市役所に行ったら物々しい警戒と日の丸。何事かと思ったら皇太子様に遭遇してしまいました。明日から始まる高校総体に出席されるのでしょう。猛暑の中車の窓を明けて笑顔でしたよ。皇族もつらいね。
| 隊長けん | モブログ | 15:22 | comments(0) | - |
青春18キップの旅夏編
台風の最中の博多祇園山笠から1週間。梅雨明け直前の土曜日、学校はもう夏休み。夏休みといえば青春18キップということで、第1弾はお隣の山口へ。西の小京都と呼ばれる。山口市内散策の小旅行に出ました。
SLやまぐち号
山陽本線の新山口駅からは、貴婦人の愛称もある人気の「SLやまぐち号」で20分ほどの楽しい時間を過ごしました。
車内
すべて指定席ですがちゃんと乗れましたよ。展望車があったり欧風、明治風、大正風など客車ごとに趣向を凝らした造りで、乗車記念にC571のバッジ付でした。
汽笛一声
私は山口駅で下車。SLは汽笛一声石炭の黒煙と水蒸気を上げながら、まだ1時間以上走り続けて津和野へ向かいます。
五重塔
山口は歴代首相を輩出している地であり、もちろん安倍さんも山口出身。そのせいか町の中はきれいに整備されて気持ちのいい散策コースです。
もう600年前の室町時代に建立された木造の五重塔は国宝に指定されています。瑠璃光寺の境内に入って池の先に五重塔を見た瞬間、心が洗われて別世界にいるような凛とした気持ちになりました。やはり国宝の名に値する見事なものです。
なで仏
お寺の本堂には、同じところをなでるとご利益があるというなで仏がありました。私も早速、ボケ防止と山や旅をいつまでもということで頭と足をたっぷりなでてきました。
ザビエル記念聖堂
パークロードの帰り道には有名なフランシスコ・ザビエル来訪400年を記念して建てられた「ザビエル記念聖堂」に立ち寄りました。中は撮影禁止でしたがステンドグラスに彩られてここも心が洗われる場所です。
小倉祇園太鼓
夕方には小倉の町に戻ってきました。小倉の夏祭りといえば「祇園太鼓」各町内の老若男女が繰り出して、リズミカルな拍子で太鼓を打ち鳴らしながら町中を巡っていきます。
小倉城バック
そしてこの日は競演会。小倉城の大手門前で次から次と太鼓の列が見事なバチさばきで祇園太鼓の腕を競いあっていました。
私はしばらく見物してから、毎度おなじみの「知夫里」へ向かって、おいしい肴と焼酎に太鼓ならぬ下鼓を打って旅の仕上げをたっぷりと堪能しました。
| 隊長けん | | 17:08 | comments(4) | - |
博多祇園山笠
九州の夏祭りの1番バッター、博多の人形師が丹精こめて作った見事な飾り山笠を見る楽しみに加えて、最終日には締め込みとさらしの男衆が曳き山笠を博多の街の明け方5キロを競い合って一気に曳き回す勇壮な追い山の圧倒的迫力が大人気の「博多祇園山笠」がいよいよ15日の明け方にクライマックスを迎えます。
台風なんて祭りには関係ない…の心意気でしょうが、さすがに見物客としては台風の中の夜明けはつらいので、七夕の日の飾り山笠巡りと木曜日の追い山ならし(リハーサル)見物で我慢して、本番はテレビ桟敷で見ることにしました。
竜宮城
高さ10メートルを超える飾り山笠は博多市内15ヶ所に7月1日から飾られています。
それぞれ時代絵巻や趣向を凝らしたテーマの人形たちが目を楽しませてくれます。これは中州の大通りの山笠で竜宮城ですね。
源氏紅葉
福岡県庁の近くには源氏物語の紅葉狩りでしょうか。
中州どらえもん
中州川端の商店街にはどらえもんの人気キャラクターたちが登場しました。
風林火山
一つの飾り山笠に表と裏があって30の人形絵巻が見られますが、今年一番多かったのは風林火山、これは川中島の信玄と謙信もちろん山本勘助もいました。
追い山ならし
クライマックの追い山のリハーサルが木曜日の夕方に行われたので、ちょいと会社から10分ほどの櫛田神社をのぞいてきました。リハーサルといえども距離が短いだけで本番さながらの迫力で見物客も沿道を埋めています。
追い山2
1台の曳き山笠に100人近い男衆が取り付いています。前後に6人が乗って重さは当然1トンクラスでしょう。出発前にお神酒で清め沿道から水をかけながらカウントダウンに合わせて一気にダッシュ。本番では5キロのコースを30分前後で駆け抜けるとのこと、いやはやまさに勇壮な男祭りの本領です。
飾りの曳山
最後には高さ10メートルの飾り山笠をそのまま曳く見せ場もありました。さすがにスピードはほかの曳き山笠にはかなわないものの、沿道からは登場とともに歓声がわきました。
今まで7年に1回の「諏訪御柱」と岸和田と並ぶ貝塚の「だんじり祭り」の男祭りを見てきましたが、まさにこの「博多祇園山笠」は勇壮な迫力という意味で日本三大祭の一つというのはまちがいないところです。
| 隊長けん | 日常 | 15:38 | comments(0) | - |
九州1周鉄道紀行
ここ2,3日の九州は大雨が続いて熊本では洪水や土砂崩れも起きている荒天で、福岡も雨続き。せっかくの週末もどんより自宅に閉じこもっています。たまにはのんびりもいいかな、というところですが、梅雨の中休みとなった先週はJR九州の20周年記念「ゲキヤスキップ」で鉄道の旅に出ました。週末2日間九州新幹線と特急乗り放題で1万円ポッキリです。
博多駅出発
土曜の朝4時半に起きて始発で博多へ。6時発のリレーつばめから熊本・新八代で新幹線に乗り継いで8時半に鹿児島中央駅へ。特急きりしまとの乗り換え時間に人気のおみやげを買おうかと思ったら、レアなので8時間が限度と言われてあきらめました。
車窓から雲間に噴煙を上げ続ける雄大な桜島を眺めながら2時間ほどで30年ぶりの宮崎駅。1時間の途中下車です。
宮崎県庁
宮崎の観光コースといえば、今やそのまんま知事の県庁が一番人気?ということでミーハーしてみました。おみやの焼酎も地鶏にも知事の顔写真付です。
リバーサイドのリゾートホテルを横目に隣駅まで汗をかきながら早足で向かいました。
正午初の日豊本線「にちりん」で日向灘に沿って大分まで3時間10分。博多から鹿児島が2時間半なのに隣の県まで特急で3時間以上とは、同じ九州でもやはり宮崎は遠いのです。でも海の眺めはなかなかでした
教室
大分で30分の時間調整の合間におみやを購入。特急「ソニック」は博多行きですが、30分の宇佐駅でまた途中下車しました。
正月に宇佐神宮から国東半島バスハイクで訪ねて以来ですが、車で10分の豊後高田に「昭和の町」があることを知って今回訪ねてみました。
さびれかけた商店街の町興しで数年前に「昭和30年代」をモチーフに模様替えしたところでなかなかの人気だとか。50半ばの私としては当然小学校時代がよみがえる懐かしの町並みです。小学校の机はこんなだったかな?揚げパンとクジラ竜田揚げの給食メニューもありましたよ。
アイスキャンデー
自転車に積んだアイスキャンデー売りもありましたよね。私もさっそく1本買ってかじりながらブラブラ町歩き。肉屋の店先でお昼代わりのコロッケもパクついて1時間ほどで宇佐駅にUターンです。
ふたたび特急ソニックに乗って1時間で小倉駅着。みたび途中下車して、仕上げはいつもの店「知夫里」でいつもの仲間たちと語り合い最高の酒肴で反省会をたっぷり3時間楽しんだ後またまたソニックに乗って22時半に博多駅に戻りました。
1周820キロ、16時間半の行程のうち特急列車に11時間乗っていました。正規運賃は21,000円ほどだから飲み食い、おみや付でお釣りがきました。

さて、土曜日にたっぷり楽しんでもう満足…だったのですが、せっかく乗り放題キップがあって天気も上々ということで近場の?ハウステンボスへ行ってみました。
ヨーロッパの街並みや建物を再現したテーマパークということで、自分には無縁なところと思っていましたが、ただキップなら話のタネにということでゆっくり博多10時20分の出発です。
展望塔から
12時過ぎに降り立ったハウステンボス駅は長崎・佐世保に程近い大村湾に面した風光明媚な環境です。地上80メートルの展望塔からの眺めは、いかにもヨーロッパらしい雰囲気が伝わって…きますか!!?
水車
入口の近くには定番?のオランダ風車小屋とお花畑が目を楽しませてくれます。なにか40数年前に小学校の遠足かなにかで訪ねた埼玉のユネスコ村を思い出してしまいました。まあモチーフとしては変わらないんですよね。
でもビックリしたのは、そのすぐ脇になんと競馬の場外馬券発売所「WINS」がヨーロピアンスタイルでドンと建っていたのです。乗馬が楽しめるコーナーもあって家族連れも楽しんでいました。思わず日曜日のメインレースの馬券を1,000円買ってしまいましたが…残念ながらハズレました。
運河
園内を巡る運河にはボートが行き交い、白鳥が優雅な姿をみせてこれもまたヨーロピアンムード満点といったところでしょうか。
ランチに買った佐世保バーガーをほおばりながら、帰りの特急に乗って夕方4時には博多へ帰着。この日は往復230キロ、6時間の旅で正規運賃は8,000円なり。
2日間で1,000キロを走破した鉄道旅行。蒸し暑さにマイッたところもありましたが、10,000円で30,000円分九州を楽しめたと思えばシメシメ、大儲けの満足な週末となりました。
| 隊長けん | | 13:31 | comments(0) | - |
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