青春18キップも明日が期限。夏編の最後は8日の土曜日に小倉まわりの日豊線で4時間、豊前の小京都・杵築(きつき)を散策しました。
駅から市街まで1時間ほどの歩き。秋の気配を感じさせる青空も、まだ残暑の陽射しに汗が吹き出します。
ここは松平3万石の城下町で、街の東・海に面した高台に立つ杵築城を守るように街道の南北に江戸時代の佇まいをそのままに武家屋敷が数多く残っています。土塀と石畳みが続いて風情たっぷりでした。
まずは街の入口にある古井戸と橋の遺跡かからごあいさつ
普通の大通りを曲がって石畳の坂を登ったところには土塀に囲まれた武家屋敷が並び江戸時代にタイムスリップです。
この大原邸は立派な長屋門を構えた見事な藁葺屋根の屋敷です。今でいうと10DKの造り。台所の釜は藁葺き維持のために火を入れてけむりでいぶしていました。
この杵築城は昭和45年に再建されたものですが、元をただせば1250年、鎌倉時代に築かれたという由緒正しい城なんです。
高台に立つ3層の天守閣からは九州と四国にはさまれた豊後水道が目の前に広がっています。関アジ・関サバの名所ですね。
杵築は観光ガイドにほとんど載っていないのでさほど期待していなかったんですが、なかなかいい歴史散策コースでした。
青春18キップの旅は冬休みまでお預け。今度は九州の小京都シリーズといってみましょうか。
この日は帰りに寄った小倉の味処「知夫里」の仲間との青春会(という名前のカラオケパーティー)でした。おいしい食事のあとスナックのママと5人が同伴出勤して歌い放題。
結局シンデレラタイムになってしまって、「知夫里」にお泊りしてしまいました。
そして日曜日は重たい頭とムカムカ状態で6時45分に起きてウォーキングイベントに参加です。
会社の同僚に必ず行くと言った手前キャンセルするわけにもいかず、スタート地点の展示場に7時過ぎに到着。「無法松ツーデーマーチ」と銘打った北九州の各地をたどる大会で北海道から沖縄まで1,000人以上が参加しました。
あちこち歩いている北九州ですが、関門トンネルを歩いて渡るという未体験コースを楽しみにこの日の参加にしました。
小倉から海沿いの気持ちのいいコースを歩いて2時間15分でレトロな雰囲気で人気の門司港に到着。さらに20分ほどで本州と九州をつなぐ関門橋の真下です。
そしてその真下の人道トンネルを通って800メートル先が山口県下関、ちょうど真ん中あたりに県境の表示がありました。
じとっとした暑さと体調不良で水ばかり飲んでいましたが結局門司港駅へ戻ったところでリタイア。40キロコースのちょうど半分20キロほどでジエンドとなりました。
飲みすぎ
歌いすぎぎ
と歩きすぎ?
でさすがに疲れました
。さて早く寝て明日からの仕事に備えましょう。