あらためまして、明けましておめでとうございます
今年の漢字に「偽」が選ばれたほど暗い、いや〜な事件の多かったイノシシ年でしたが、ネズミ年の今年はチュー年パワーを発揮して元気に明るい社会にしていきたいですね。
年末年始は仕事モードだったので福岡で過ごすことになりました。
とりあえず元旦は休みだったので、せっかくだから大晦日から夜行バスで初日の出見物に出かけました。
行き先は初めての大分南部の臼杵と豊後・二見ケ浦。
福岡を出てまもなくもはや雪がちらつき空はどんよりでしたが、南へ向かうほど天候が回復して臼杵の石仏群に着いた時は満天の星空。天頂にオリオン座が輝いていました。
1400年前の神々が見守る中で新年を迎えました。
すぐ隣の満月寺で除夜の鐘もつかせてもらいました。
深夜の臼杵城址を訪ねてから、初詣は1000年の歴史をもつ八坂神社と学問の神様太宰府天満宮につながる福良天満宮のかけもちです。
この飛龍梅の木は太宰府天満宮の有名な飛梅の枝をこの地に植えたという由緒正しいものです。
豊後水道を臨む二見ケ浦には直径70センチ・重さ2トンのしめ縄で固く結ばれた夫婦岩があり初日の出のメッカです。この日も若いカップルや団体など岸壁にあふれるほどの人手でした。日の出の左手がその夫婦岩です。多少雲はあったものの見事なご来光を拝めて申し分のない新年のスタートでした。
そのあとは臼杵の町でお雑煮の朝食。そして別府まで戻って今度はおせち風の昼食と続いてもう満腹。
別府といえばやはり仕上げは温泉です。新年初温泉は別府の町を見下ろす棚田ならぬ露天の棚湯。雪の中での温泉もおつなものでした。
満席のバスでの帰路。車窓からは雪に白く覆われた山並みが冬景色を彩って目を楽しませてくれました。
予定どおり夕方には福岡へ帰着。
そそくさと自宅へ戻って一人正月の夕餉はスーパーで注文したおせち料理セットです。
どうですか?なかなかでしょう。2〜3人前の贅沢なフルコース。これで3ケ日を過ごします。ふだんは芋焼酎だけど、正月くらい気分を変えて日本酒にしました。
ほかには鶏肉・しいたけ・大根・ほうれん草・さといものお雑煮も自分で作ってみました。昆布とアゴ焼き(トビウオ)でダシもとってお味のほうもまずまずでしたよ。
ではまた、今年も福岡レターをお楽しみください。一番楽しんでいるのは自分ですけどね。