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埼玉憲ジーの近場放浪記

2016年にサラリーマン生活から卒業して、窮々自適な年金生活に入りました。百名山と百観音もなんとかやり終えて、隊長けんの武蔵野レターもフィナーレ。家庭と懐事情から遠距離旅も引退やむ無しながら、せめて体が動くうちは、埼玉憲ジーの近場放浪記を続けることにしましょう。
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東京の山歩き
3月最後の週末は東京でした。金曜日に昼の会議のあと急いで空港へ、築地であちこち仕事を片づけてから先輩の還暦祝い?の会に出席しました。自分ももうまもなく同じ立場になるんだなあ、などとはいっても元気でさえいれば人生はこれからです!!
2次会はパスして、来週閉店してしまう30年来通った「まなびや」にお礼のあいさつで寄ってからおとなしく自宅に引き上げました。先輩とはこの店で多分数百回一緒に盃をかたむけたはずです。

新座桜満開
土曜日は早起きして山の会の例会に参加しました。
まずは自宅前の川越街道沿いの1本桜が見事な満開でビックリでした。福岡はまだ3分咲きくらいですよ。

吾野桜街道
西武秩父線の吾野駅で4ヶ月ぶりに山の会のメンバー8人となつかしい顔を合わせて足腰の神様を祀る「子の権現640メートル」に向かいました。まだ山桜はつぼみや咲き始め程度ですが、登山口に向かう道筋には桜がだいぶほころんで目を楽しませてくれました。

登山口
渓流沿いの遊歩道などを巡ってから40分ほどで橋の先の登山口へ。途中里まで降りてきたニホンザルの群れとも遭遇。今年見事中学受験を突破した啓太君が名カメラマンぶりを発揮してさかんにシャッターを押していました。

昼食
私は3年ぶりにぶりかえした花粉症のせいかくしゃみ・鼻水で杉林に悪戦苦闘しながら快速ペースの先頭のあとを追いかけて山道を登り続けて30分ほどで山頂近くの昼食場所に到着しました。まずはビールでカンパイビール。ちくわ、おしんこ、からあげなどのおつまみも出てきて楽しい語らいタイムを過ごしました。

わらじ前で
今日の最高地点は子の権現の本堂。足腰の神様というだけあって境内にはごらんのとおりのジャンボわらじとゲタが名物です。絵馬もわらじというから徹底しています。
平均年齢60歳(啓太君を除いて)の参加メンバーですが、日本百名山達成者やスキーの指導者もいたりでまだまだ足腰の心配は無縁ですが、やはり転ばぬ先の杖で神様にお願いしておきました。

奥多摩
南には奥多摩の山並みが広がっていました。大岳や川乗山、蕎麦粒山など山の会の仲間と歩いたなつかしい山々が変わらぬ姿をみせてくれています(動かざること山の如しですからね)。車窓から眺められた富士の山は霞の中かここからは見られませんでした。

お別れ
例会コースはまだこれから厄除けの竹寺巡りが続きますが、この日のうちに福岡へ帰らなければならない私はここでお別れ。記念撮影のあと後ろ髪を引かれる思いで往路を引き返して吾野駅から羽田に向かいました。

あわてて帰ったのは、息子に会うためでした。土日で小倉に出張ということで夕食を一緒にしようということで、18:40の便で北九州空港から小倉へ向かいました。
ちょうど仕事の片がついた息子と小倉の居酒屋でカンパイ。2時間足らずでしたが親子水入らずで最高の美酒と会話を楽しみました。
めまぐるしい1泊2日もこれでおしまい。新幹線の最終に飛び乗ってシンデレラタイムに無事博多から自宅にたどり着きました。
| 隊長けん | | 17:47 | comments(0) | - |
おれんじ鉄道の旅
土日仕事の週末からお彼岸休みの20日にまた鹿児島へ向かいました。
3回1万円の九州満喫キップの期限は3月いっぱい。使わにゃそんそん、ということで今回はJR鹿児島線で熊本まで行って、第3セクターの肥薩おれんじ鉄道で不知火海を眺めながらの鉄道旅です。

おれんじ号
天気は上々おてんき5時起きで博多駅から普通列車2時間半で熊本です。ここで1日1本の快速列車「スーパーおれんじ号」で鹿児島の北の玄関口・出水に向かいます。たった1両の客室は家族連れなどで満席でした。子供たちを押しのけて?海に面した窓側に陣取って車窓の展望を楽しみました。八代を過ぎたあたりから不知火海が大きく広がります。内海のせいか浅瀬なのか海面は茶色く濁って波も高く冬の日本海?のようでした。
でも、出水に近づくにつれ海原も青く南国の趣に変わってきました。

日本一地蔵
1時間半で出水着。おれんじ鉄道はあと1時間ほどの川内(せんだい)駅が終着ですが、私は出水散策コースにしました。
ここは知覧と同じように特攻の基地があったところですが、歩いて20分ほどで武家屋敷の街並みが広がります。その手前には日本一大きいお地蔵さんが。どうです、ほんとに大きいですよね。3メートルくらいかな、背景の建物、足元の私のザックと見比べてもビックリですね。

竹添邸
そして武家屋敷地区の一角の竹添邸は大河ドラマ「篤姫」のロケ地になったところです。座敷には日本刀も飾られて当時の雰囲気がよく伝わります。10年ほど前までは建て増しした屋敷に竹添一家が実際に住んでいたようです。
もう1軒のロケ地には島津斉彬(高橋英樹)などなど出演のロケの様子の写真がたくさん飾られてました。

チッソ
出水散策のあとは帰り道に水俣駅で途中下車しました。駅前には公害の代名詞ともいえる「水俣病」を引き起こしたチッソの本社がありました。

エコパーク
もちろん今は公害のイメージとは違って、水俣の街は不知火海に面して海の幸にも恵まれたとてもいいところのようです。
歩いて20分ほどの海岸沿いには広大なエコパークがあって、水俣病資料館なども建てられています。港には山から切り出された原木が大量に積まれていました。木造家屋なら何万軒も建てられそうな量です。そしてその先に海岸沿いの遊歩道が続くなごみのスペース。目の前の島の沖遠くには天草諸島がうっすらと展望できました。ゆったりとした気分にしてくれるいい眺めです。

本人
そして最後に海を眺めながら記念撮影。今日も九州のよかところを満喫できたいい旅でした楽しい
でもぼ〜っとし過ぎたせいか、毎回旅の記録をつづっている今年の手帳をなくしてしまいました。フリースの内ポケットに入れていたので落ちるわけはありませんが、列車で置き忘れたものか????です。
旅専用手帳だから仕事に支障はないけれど、旅先のスタンプなども押されていて毎年大事に保存しているものだけに残念です。ま、しかたないですけどね。

翌日また仕事なので、早めに帰路について夜8時過ぎに自宅にたどり着きました。
で、週末はまた土曜出勤、そして雨の日曜日はこうしてゆったりと過ごしています。
| 隊長けん | | 15:31 | comments(0) | - |
採用試験
好天に恵まれた週末だったのに、土日とも仕事でした(;-_-+
東京本社の採用試験が福岡でも行われて、そのサポートと西部本社のPRもしてきました。まあ今週は木曜日が休みだからあと3日仕事して、ぶらり日帰り旅に出ましょう。
それにしても今年は花粉が発症してしまって鼻水たらたらと目のかゆみがうっとおしい日々です。
| 隊長けん | モブログ | 18:03 | comments(0) | - |
開聞岳登山
8日の土曜日に待望の「開聞岳」を登ってきました。日本百名山のうち52山目です。6つある九州では阿蘇、九重、祖母山、霧島についで5山目となりました。
菜の花の季節に行こうかと1月下旬から計画していましたが、週末予報の悪いことが続いてようやく快晴予報に期待しての鹿児島遠征でした。
九州JRで週末キップがあって、早朝と夜間限定乗車で新幹線つばめ利用で博多から往復1万円ポッキリ。5,600円の割引です。まだ薄暗い6時半に博多駅を出発しました。

なのはな号
9時過ぎに着いた鹿児島中央駅で薩摩半島を巡る指宿枕崎線の快速に乗り換え。黄色い車体のなのはな号は大河ドラマ「篤姫」人気のせいか立つ人が出る込み具合でした。

最南端
指宿の先山川駅で各駅に乗り換えて薩摩半島の先端近くに来たところがJR日本最南端の駅「西大山」です。ここから見る開聞岳は見事です。なだ菜の花も残っていていい眺め。予報もドンピシャで快晴に恵まれました。
ちなみに何年か前に沖縄の那覇市内にモノレールが出来て鉄道としての日本最南端とは呼べなくなったようです。

長崎鼻
帰りの時間の都合で開聞駅から二合目まではタクシー利用。整備された登山道は樹林の中を南に向かって伸びています。足元は黒土から砂利石、赤い礫岩、そして岩ゴロゴロから大岩歩きと変化に富んでいます。7合目を過ぎてまもなくやっと展望が開けて、眼下には薩摩半島の南端に突き出た長崎鼻が見えます。その先には大隅半島の佐多岬も見えるはずですが、天気とともに気温も上がったせいか春霞がかかってぼんやりでした。春霞じゃなくて黄砂かな?

山頂
最後はぐるっと北へ回り込んで予定より早く1時間45分で山頂到着。さほど広くない山頂は家族連れやグループなどでいっぱいでした。360度の大展望…のはずでしたが北方面に昨年東京の山仲間と訪ねた池田湖が見えたものの、やはりすべてぼんやり霞の中です、残念!!南の展望は樹林のかげに隠れていましたが屋久島は見えそうもありません。
下山では30人以上の団体と行き違ってビックリ。日曜日にフェスティバルがあるとかで各地から多くの人が集まっているようでした。

砂むし
下山は開聞駅まで歩いて1時間50分。ギリギリかと思った列車の時刻も余裕で間に合いました。車窓から薩摩富士の姿を振り返りながら温泉のメッカ指宿で途中下車。海岸沿いをブラブラと温泉街に向かっていくと指宿名物「砂むし温泉」を発見。パラソルを日よけに砂浜を掘って横になるむし風呂ですが、ご覧の通り順番待ちの出る賑わいでした。
気持ちいいのかなあ?…やっぱりゆったりと温泉に浸かる方がいい気もするけどね。
時間がなかったので実地体験はできませんでした。

1時間後の列車で鹿児島中央へ戻って、薩摩料理の夕食(焼酎はあつ姫にしました)。黒豚とさつま揚げを土産に買って23時前に博多にたどり着きました。
これで百名山のうち九州で残るのは屋久島の「宮之浦岳」だけです。登りたいのは山々ですが2泊3日山小屋泊りコースになるので体力の自信はまったくありません。
とりあえずまたしばらくは観光コースに戻ることにしましょう。
| 隊長けん | | 17:50 | comments(0) | - |
城山から玄海灘散策
ひと月1回の山歩きも2月はさぼってしまって、1ヵ月半ぶりに玄海灘に近い低山と海岸ウォーキングを楽しみました。博多と小倉の真ん中あたりにある宗像市は山・川・海の自然に恵まれて山海の幸も豊かな宝のまちいわれているところです。

バス停から
駅前にある西鉄バスの営業所から見える標高369メートルの城山をめざします。山頂に城があったのが名前の由来で、地元の子供たちも必ず登る人気の山ですが、カシやシイなどの自然林に囲まれて歩き応えもたっぷりでした。

城山山頂
城山山頂は広場になっていて登山記録ノートのある丸木小屋も立っていて1年に何万人も登られているようでした。
この日は快晴。開けた北側には玄界灘も見えるいい眺めでしたが、登り始めてからグスグスしていた鼻水が止まらなくなってきました。去年はなんともなかった花粉が今年は発症してしまいました。

金山から海
海へ出るためにさらに北へ縦走して317メートルの金山山頂。ここからもススキの穂の向こうに玄界灘が見えました。けっこうなアップダウンを繰り返しながら下山道を進む間ももうティッシュが足りなくて手鼻かみかみです(汚くてスミマセン)。

松原海岸
2時間半で山を降りてからは延々と車道歩き。2時間かかってやっと海へ出ました。玄界灘沿いに延々と5キロも続くさつき松原海岸。沖には地島や大島も望め、玄界灘の荒海の白い波頭が打ち寄せる風景にしばし見とれていました。

宗像大社
砂浜を1キロほど歩いて釣川沿いに南へ宗像の街をまた延々とウォーキング。地元の山海の幸をそろえた物産館「アクシス玄海」で野菜と海産物を買ってから、天照大神の姫神様を祀っているという由緒ある「宗像大社」にお参りした頃はもう足が棒のようでした。

バス停を横目に意地でウォーキング続行。あとから見たらそこから東郷駅まではまだ6キロもあって、結局駅に着いた頃は薄暗い時間。出発から7時間半ほとんど歩きっぱなしでした。久しぶりのロングコースで足腰ガタガタ。ほんとにくたびれました。

でもまた来週もでかけますよ、もちろん。天気さえよければ待望の「開門岳」に日帰りで行こうかなあと思っています。
| 隊長けん | | 16:20 | comments(0) | - |
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