東京へ帰ってきて最初の夏休みは、なぜかまた九州へUターンの旅となりました。
8月9日土曜日の4時に起きて東京駅で始発の新幹線…と思いきやもはや満員で50分待って自由席で小倉へ向かいました。
何回も訪ねた関門橋ですが、レトロな雰囲気がなんともいえません。真夏なのにホットな焼きカレーを食べました。もちろん
付きで。
ちょうどはね橋が上がったところで、どうです?とても日本の街とは思えない雰囲気でしょう!
そしてこれも通いなれた小倉競馬場です。今日は特別に冷房の効いた来賓席からのレース見物です。
なぜって、ちょうど社杯のレースがあってよき飲み仲間でもあった役員が優勝ジョッキーの表彰をしました。でもこのレースはけっこう荒れて残念ながら大はずれでした。
初日の夕食は、2年3ヶ月の間にもう何十回いや100回ほども通った?「知夫里」で大将夫妻と常連仲間と2ヶ月ぶりに盃を酌み交わしました。
でも後ろ髪を引かれながら22時過ぎの夜行快速・ムーンライト九州に乗って、次の目的地に向かいました。ここからはすべて青春18キップの旅です。
九州のあとは四国です。明け方に岡山から瀬戸大橋線に乗り換えて高松から徳島へ。さらに四国のへそ近くの山間に入って、目指したのは日本百名山の「剣山1955メートル」です。もう昼過ぎに1400メートルの剣山神社から歩き始めました。
ロープウエーの下をくぐって登山道を1時間あまりで山頂小屋からのびやかな広々した草原が広がります。
ここが1955メートルの山頂。剣山なんていうと急峻な山容を思い描くところですが、ゆるやかなハイキングコースなんです。でもやはり広葉樹の森と高山植物、どっしりした構えは百名山の名に値する山でしたよ。
2日目はその足でまた岡山に戻ってなんとか姫路駅前のビジネスホテルにたどり着きました。そして3日目は早朝の姫路城散策からスタート。なんといっても世界遺産ですからね。城内もゆっくり見たかったんですが、まだ8時で開場まで1時間あったのであきらめました。
そして次なる目的地はあこがれの甲子園球場!外から眺めたことはありましたがやっと初めて入場しました。阪神戦ではなく高校野球でしたけどね。
10時半に着いて最初の試合は北埼玉代表の本庄一校と青森山田高校。入った1塁側アルプススタンドは本庄の応援席でしたが軍配は青森に上がりました。
続けて見た第2試合は神奈川・慶応高校と富山・高岡商業。1塁側の慶応応援席はOB・OGもわんさか詰め掛けて超満員。否応なしに?慶応の応援歌を歌ってしまいました(替え歌でね!?)。そのかいあってか慶応の快勝でした。
それにしてもの炎天下。たった3時間で両腕はまっかに焼けました。カチワリとカキ氷がうまかったあ!!
そして最後が、本来のこの旅の目的地。大阪宝塚近くの料理屋「ふみ」に早稲田のOB8人が集合しての懇親会です。サークルの先輩が3人と後輩が1人、そして同期が店主を含めて5人です。同期のうち私ともう一人は東京から、ひとりは高松からの参加でした。
店主の同期とは卒業以来34年ぶりの再会でした。正直顔を合わせてもまったく面影がなくわかりませんでした。当時はスラッとした2枚目だったはずが、ただのおっさんに…まあ自分も同じですね。実はあの阪神淡路大地震で前の店が倒壊して、やっと2年ほど前に今の店の再開にこぎつけた大変な苦労人の同期を激励しようというのが今回の旅のメインテーマだったんです!!
写真の奥さん、お嬢さんともども切り盛りしてなんとか店も軌道に乗っているようでひと安心でした。
九州〜四国〜関西と駆け足旅もこれでおしまい。4日目はゴルフ組を尻目に、私はひたすら各駅停車乗り換え続きのJR旅でようやくその日の夕食は埼玉の自宅でとることができました。