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埼玉憲ジーの近場放浪記

2016年にサラリーマン生活から卒業して、窮々自適な年金生活に入りました。百名山と百観音もなんとかやり終えて、隊長けんの武蔵野レターもフィナーレ。家庭と懐事情から遠距離旅も引退やむ無しながら、せめて体が動くうちは、埼玉憲ジーの近場放浪記を続けることにしましょう。
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日光男体山へ
百名山日光シリーズは4日前の「白根山」から土曜日はまさに日光の中心にそびえる「男体山」2486メートルに登ってきました。幸い天候に恵まれ気温も一気に下がってまさに秋晴れ山行となりました。

神社から
春日部から快速電車に乗って8時23分に東武日光着。紅葉シーズン前のせいか幸い電車はゆっくり座れました。いろは坂もスムースに走れてバスも定刻どおり中禅寺湖から二荒山神社中宮前に到着。9:50、登拝料500円を納めて赤鳥居から霊山を目指します。

紅葉と湖
神社の奥の1合目から3合目までは林の中。いったん工事用道路に出て4合目からはまた登山道に入って岩ごろごろや木の階段の続く樹林が2時間ほど続きました。木の間からは時折眼下に陽を受けて輝く中禅寺湖が姿をみせます。高度とともに少しづつ広がりをみせる湖面。2000mあたりからはもう色付き始めた紅葉が楽しめました。

山頂
樹林帯を抜けてザレ場へ。高度差1210メートルをひたすら登り続けて2時間45分で山頂奥宮到着。最高地点はこの先ですが、ご利益を願って神様とツーショットしました。

白根山雲の中
広い山頂からは360度の展望ですが、4日前に登った白根山の山頂は雲の中でした。下に見える広原は戦場ヶ原でしょうか。

火口壁
北東側からは遠くに朝日連峰も見えるようですがこの日は雲の中。紅葉と溶岩に彩られた火口壁の先には4年前に登った女峰山が男体山と肩を並べています。あの時は延々と4時間半の下り道で疲れました。

溶岩下り
男体山の下りはまずざらざらの溶岩砂礫から始まります。ガスと陽射しで一瞬幻想的な風景が広がりました。

ガレ場下り
そして岩ゴロゴロで歩きにくいガレ場が続き、木の階段では思わず足がジャリに滑って尻もちをついてしまいました。樹林に入っても足元は要注意。バスの時刻とにらめっこしながら慎重に下っていき2時間10分で二荒山神社に無事到着。予定より2本早いバスで帰途に着きました。

百名山の旅もこれでひと休みです。もうまもなく10月、ということで日曜日の今日は早朝に会社の健保野球大会応援で神宮軟式球場へ出かけてトンボ帰り。
あわただしく衣替えを済ませました。山ウエアも夏用から秋用に入れ替えて10月からは紅葉を巡る秋山を楽しみたいと思います。
| 隊長けん | | 17:42 | comments(0) | - |
日光白根山へ
3泊4日の山小屋連続や自炊シュラフ20キロ装備などとてもできないので百名山すべてに登ることは無理だとあきらめてはいるんですが、1泊か日帰りで行けそう山は体力のあるうちに行きたい…ということで62山目は群馬県側丸沼高原から「日光白根山」2578mを歩いてきました。
お彼岸の中日で墓参りの予定を日曜日に前倒ししたかいがあってこの日は私の山行としては久しぶりに天候に恵まれました。

白根山
5時過ぎに家を出て上越線の沼田駅からバスとタクシーを乗り継いで、さらに登山者にはあるまじき?ロープウエーで一気に2000メートルまで運んでもらった登山口からは、もう目の前に関東以北の最高峰「白根山」の堂々たる山容が迫力でそびえていました。

ザレ場から
1時間ほど気持ちのいい広葉樹の樹林を歩いていくと、とつぜん展望が開けて山頂へ続くザレ場が広がっています。さえぎるものもなく風が吹き通って体温を奪っていきます。

富士山
後ろのカップルの声にその方向を振り返ると、遠くかすかに日本一の富士山が姿をみせていました。写真の左上です。わかるかな?。もちろん浅間や谷川岳などなど上州の山々の展望もバッチリでした。

山頂
2時間半の予定が1時間50分で山頂到着。還暦記念のグループや何組かの登山者で山頂は賑わっていました。昨年のホイッスル例会に参加できなかった私も念願の登頂に笑みが浮かびました。

五色沼
直下には五色沼がエメラルドの水をたたえていました。大展望も魅力ですが紅葉の始まった山塊周辺の風景もなかなか見事でした。

男体山中禅寺湖
南東には見事な円錐形の男体山と日光といえば…中禅寺湖が寄り添ってまるで絵葉書をみているような風景が広がっています。

五色沼畔
下りは避難小屋から五色沼に下りて弥陀ケ池から座禅山を周回するコースにしました。ただ引き返すだけじゃもったいないですからね。五色沼の北岸はシラネアオイの群生地だったようですが鹿に食い尽くされるのを避けるため斜面にフェンスが張り巡らされていました。

丸沼センター
周回をコースを辿ったせいでロープウエー山頂駅には2時間50分かかって到着。木道やザレ場もあったものの比較的歩きやすい快適な山行でした。
ロープウエーから撮った丸沼センターの右はグラススキーのゲレンデでけっこう大勢のスキーヤーが楽しんでいました。私は帰りのバスまでの時間にセンター内にある座禅温泉につかってゆったり。もちろん缶ビールで一人カンパイしました。
| 隊長けん | | 23:00 | comments(0) | - |
東京ドーム
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ほんとはぼちぼち阪神の胴上げが見られるかなあ!と思って手に入れたチケットだったのに、あろうことか首位に並ばれてしまいました。
でも最後に笑うのはタイガースですよ!!
| 隊長けん | モブログ | 22:55 | comments(0) | - |
巾着田
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久しぶりの山の会の例会が台風で中止。朝寝坊して目覚めたらなんと青空でした。
もったいないので高麗の巾着田に彼岸花見にいきました。まだ一部つぼみながら一面が見事に赤く染まっていました。ぬかるみの高麗峠を越えて飯能駅まで散策。くんちゃんご推薦の銅板屋で生ビール飲みました。
| 隊長けん | モブログ | 15:07 | comments(0) | - |
見沼用水散歩
20080915124233.jpg
3連休の最終日は雨の心配もなさそうだったので、武蔵野沿線の東川口から見沼用水路を3時間歩いてきました。たまたま描きかけのスケッチをのぞかせてもらいました。
まさにのどかな田園風景に包まれたいい散策コースでしたよ。
帰りは浦和レッズの本拠地・埼玉スタジアムの脇を通って、浦和美園駅から初めて埼玉高速鉄道にも乗りました。
| 隊長けん | モブログ | 16:08 | comments(0) | - |
月山夜行バス登山
61番目の日本百名山は、山形の「月山1984メートル」を夜行バスツアーに参加して訪ねてきました。
金曜夜の新宿西口からは北アルプスなど何台ものバスが出ていましたが、この月山バスは41人と満員。列車とバスではなかなか行きづらいところで料金も手ごろ(昼食・温泉付15,800円)ということで毎回人気だということでした。

八合目
明けて土曜の朝6時半に八合目の登山口駐車場に到着。熟睡とはいかなかったものの、秋の青空を仰いで気分は上々です。奥に停まっているのが我々のバスです。

草原の道
ストレッチのあと、7時過ぎにたおやかな草原の道を歩き始めました。木道や石畳が続いてとてもよく整備されています。ナナカマドも色付き夏に一面を埋め尽くした花々のなれのはて?もたくさん見られました。


池とう
湿原には池塘が点在しりんどうや秋の草花も目を楽しませてくれました。気分がすがすがしくなる風景ですよね。

山頂を仰ぐ
所々それなりの急登もあって500メートルの高度差を2時間半ほどかけてまもなく山頂です。
信仰の山だけあって山頂には立派な本宮が建立されていました。

山頂にて
山頂本宮は500円なりでお祓いを受けなければ入れません。しかも写真撮影禁止で山頂の標識もありませんでした。本宮脇で記念撮影!後ろは下山ルートです。

雲の鳥海山
山形といえば「鳥海山」が下山道で雲の中ながらやっとかすかに姿をみせてくれました。
今年は無理ですが来年あたりには是非訪ねたい山です。

下山口から
歩きにくい岩ゴロゴロ道から草原の中を1時間半ほど下ってロープウエー駅に到着。振り返って見上げる月山はやはりたおやかでいい山でした。

大井沢温泉
ちょうど下山後に雨が降り出したもののもうあとは温泉だけ。帰路途中の大井沢温泉のゆったり館でまさにゆったりとくつろいで、とりあえずカンパイビールしました。
そこから福島〜栃木〜埼玉そしてやっと東京・新宿駅まで6時間半。自宅に着いたのはさらに1時間後の夜10時となりましたが、もちろんあらためて仕上げのビールを楽しみました。
| 隊長けん | | 19:41 | comments(1) | - |
18キップで鹿嶋槍ヶ岳
青春18キップの旅夏編の締めくくりは、北アルプスの「鹿嶋槍ヶ岳2889メートル」一人登山でした。ちょうど日本百名山もやっと60山の区切りとなりました。
週間予報も雨模様、金曜日の夜は懇親会で一杯、ということで登山はやめて白馬から八方尾根を散策しようかと思っていましたが、前日の予報で土曜日は晴れマークが出たので、急遽予定変更しました。

扇沢
ワインがたっぷり胃袋に溜まったまま、深夜に立川から「ムーンライト信州」に乗ってうつらと仮眠3時間ほどで5時過ぎに大糸線の信濃大町下車。バスも始発前なので予約しておいたタクシーで登山口扇沢から歩き始めました(5時45分発)

爺へ稜線
高度差1100メートルを途中いなりずしでエネルギー補給して3時間で種池山荘へ。左(南)に行けば10年前に大展望を楽しんだ「針ノ木岳」方面ですが、今回は北へまずは「爺ケ岳」への稜線を辿ります。

谷先の小屋
爺ケ岳の上りから200メートル下ったところ、もやのかかった谷の向こうが今日の宿泊地・冷池山荘(つべたいけさんそう)です。大雨で崩れそうな場所ですがもう?十年無事だから大丈夫でしょう。

鹿嶋槍へ
小屋に着いたのは10時40分。泊りを申し込んで軽食をとってそのまま鹿嶋槍ヶ岳を目指します(11時30分発)。時々ガスの晴れ間から見える山頂の姿を励みに苦しい急登を一歩一歩進んでいきます。

山頂
まだこの先にピークが?と思いつつひょっこり飛び出たところが念願の鹿嶋槍ヶ岳山頂でした(13時40分着)。思わずピース嬉しい
山頂では一面真っ白な世界。縦走コースの五竜岳や白馬、南の剣岳も槍ヶ岳もな〜〜んにも見えませんでした。でも予定変更で無事山頂に立てて大満足でした。

青空の鹿嶋槍
滞頂10分で下山開始。しばらくして後ろを振り向くと山頂には青空が…今ならどんな展望かなあ…と思うまもなくまたガスがかかりました。
途中、4年前の遭難者の慰霊碑を弔うパーティーに出会ったりして15時30分の山荘到着。正味8時間半の歩きはきつかったけど、その分生ビールが旨かった〜!!ビール

薬師の湯
清潔で食事も上々の快適な小屋をあとにして、日曜の朝5時45分に往路を戻って扇沢へ出発。心配した雨もふらず青空も広がってきました。そのせいか順調なペースで、5時間のところを4時間足らずで下山。おかげで予定より1時間早いバスに乗れて、ゆっくりと薬師の湯で汗を流すことが出来ました。

実は青春18キップは片道で5回使い果たしたので、帰りは通常の乗車運賃4310円なりがかかりました。でも特急料金はもったいないので、やはり各駅停車の旅…松本と小淵沢と高尾で始発列車に乗り換えて6時間かけて無事自宅にたどりつきました。
| 隊長けん | | 23:23 | comments(0) | - |
函館三陸大人の休日旅
自宅マンションの改修がやっと終わって3週間ぶりに旅に出ました。
福岡にいるときは行きたくても行けなかった3日間新幹線・特急乗り放題12,000円の大人の休日倶楽部JR旅行です。
やはりここは一番遠くまでということでまずは函館へ。あこがれの寝台特急「北斗星」に初めて乗ることができました。

北斗星
まさに「上野発の夜行列車…るんるん」ですが、寝台といってもちゃんと個室で狭いながらも快適な空間でした。もっとも寝台列車は12,000円とは別料金なので乗車券代を除いた9,190円は払いました。

食堂車
予約組が終わったあとの夜9時過ぎに食堂車に行って十勝ワインとタンスモークを注文しました。カシオペアほど豪華ではないけど雰囲気も上々でしたよ。
ただし、関東から東北の大雨の影響でなんと列車は定刻から5時間半も遅れて、函館到着は土曜の正午になってしまいました。そのおかげで特急料金2890円は戻ってきましたけどね。

函館市電
最初の計画では早朝のバスで函館東端の恵山登山予定が、天候悪化でサミットの洞爺湖・有珠山に変更のつもりでしたがこれもアウト…で、しかたなく函館市内散策に切り替えました。

函館山登山
でもやっぱり山に登らねば、ということでロープウエー駅をくぐって函館山334メートルを徒歩で登りました。蒸し暑かったけど林道から下りはうっそうとした草木を分け入る道が続いてなかなかの登山気分が味わえました。

山頂
テレビアンテナや展望台のある山頂からは函館市内と東西の海が一望のはずでしたが、真っ白でな〜んにも見えませんでした。まあ3回目だからいいんですけどね。

函館港
下山後は海岸沿いをブラブラと駅までウォーキング。函館港もなかなかいい眺めですね。

金森倉庫
遅めのランチは港の金森倉庫群の一角にある「函館ビヤホール」で、魚介山盛りの「金森丼」とイカフライにもちろん大ジョッキハーフ&ハーフをいただきました。

北山崎
夕方の特急でまた青函トンネルを通って青森へUターン。八戸の駅前ホテルに泊ってまた夜食にホタテの貝焼きと刺身、焼き魚の晩酌セットを堪能しました。
そして最終日は7時過ぎの八戸線から三陸鉄道に乗り換えて、リアス式海岸の絶景地を訪ねる旅へ。ところがこの日は前日からの雨がまだ上がりきらず、せっかくの絶景もまた真っ白なベールに覆われてしまいました。
それでも北山崎ではなんとか絶壁のおりなす景観を望むことが出来ました。

海際
展望台から730段の石段を下って海岸べりまで降りると、やはりその景観は目の前に迫って迫力満点です。行きはよいよい…上りはゼイゼイ汗タラタラでしたが下まで降りてよかった!

ウミネコ
最後は岩手の宮古の景勝地・浄土ヶ浜へ。バスから遊覧船に乗り替える人の群れを避けて奥浄土ヶ浜の海岸べりに降りたところは一面にウミネコが羽を休めていました。

浄土ヶ浜
白浜から続く独特の奇岩がつらなる浄土ヶ浜の景観に見入るまもなくまた猛烈な雨が降ってきてレストハウスに駆け込みました。遊覧船組はだいじょうぶだろうかと心配しながら、乗らなくてよかったとひと安心でした。

最終日は雨とガスにたたられながらもなんとか予定通りのコースを終え宮古駅前ではまた、三陸の海の幸にぎり寿司と岩がきを食べました。満足満足!!
宮古からまた釜石鉄道経由で盛岡へ出て、新幹線東北新幹線はやてで無事大宮に到着。
さて次の12,000円は12月。どこへ行こうかな楽しい!!
| 隊長けん | | 00:01 | comments(0) | - |
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