自宅マンションの改修がやっと終わって3週間ぶりに旅に出ました。
福岡にいるときは行きたくても行けなかった3日間新幹線・特急乗り放題12,000円の大人の休日倶楽部JR旅行です。
やはりここは一番遠くまでということでまずは函館へ。あこがれの寝台特急「北斗星」に初めて乗ることができました。
まさに「上野発の夜行列車…
」ですが、寝台といってもちゃんと個室で狭いながらも快適な空間でした。もっとも寝台列車は12,000円とは別料金なので乗車券代を除いた9,190円は払いました。
予約組が終わったあとの夜9時過ぎに食堂車に行って十勝ワインとタンスモークを注文しました。カシオペアほど豪華ではないけど雰囲気も上々でしたよ。
ただし、関東から東北の大雨の影響でなんと列車は定刻から5時間半も遅れて、函館到着は土曜の正午になってしまいました。そのおかげで特急料金2890円は戻ってきましたけどね。
最初の計画では早朝のバスで函館東端の恵山登山予定が、天候悪化でサミットの洞爺湖・有珠山に変更のつもりでしたがこれもアウト…で、しかたなく函館市内散策に切り替えました。
でもやっぱり山に登らねば、ということでロープウエー駅をくぐって函館山334メートルを徒歩で登りました。蒸し暑かったけど林道から下りはうっそうとした草木を分け入る道が続いてなかなかの登山気分が味わえました。
テレビアンテナや展望台のある山頂からは函館市内と東西の海が一望のはずでしたが、真っ白でな〜んにも見えませんでした。まあ3回目だからいいんですけどね。
下山後は海岸沿いをブラブラと駅までウォーキング。函館港もなかなかいい眺めですね。
遅めのランチは港の金森倉庫群の一角にある「函館ビヤホール」で、魚介山盛りの「金森丼」とイカフライにもちろん大ジョッキハーフ&ハーフをいただきました。
夕方の特急でまた青函トンネルを通って青森へUターン。八戸の駅前ホテルに泊ってまた夜食にホタテの貝焼きと刺身、焼き魚の晩酌セットを堪能しました。
そして最終日は7時過ぎの八戸線から三陸鉄道に乗り換えて、リアス式海岸の絶景地を訪ねる旅へ。ところがこの日は前日からの雨がまだ上がりきらず、せっかくの絶景もまた真っ白なベールに覆われてしまいました。
それでも北山崎ではなんとか絶壁のおりなす景観を望むことが出来ました。
展望台から730段の石段を下って海岸べりまで降りると、やはりその景観は目の前に迫って迫力満点です。行きはよいよい…上りはゼイゼイ汗タラタラでしたが下まで降りてよかった!
最後は岩手の宮古の景勝地・浄土ヶ浜へ。バスから遊覧船に乗り替える人の群れを避けて奥浄土ヶ浜の海岸べりに降りたところは一面にウミネコが羽を休めていました。
白浜から続く独特の奇岩がつらなる浄土ヶ浜の景観に見入るまもなくまた猛烈な雨が降ってきてレストハウスに駆け込みました。遊覧船組はだいじょうぶだろうかと心配しながら、乗らなくてよかったとひと安心でした。
最終日は雨とガスにたたられながらもなんとか予定通りのコースを終え宮古駅前ではまた、三陸の海の幸にぎり寿司と岩がきを食べました。満足満足!!
宮古からまた釜石鉄道経由で盛岡へ出て、
東北新幹線はやてで無事大宮に到着。
さて次の12,000円は12月。どこへ行こうかな
!!