あけましておめでとうございます。金融危機だ不景気だと明るさの見えない年明けになりましたが、だから神頼み…というわけでもないけれど2009年の歩き初めは「川越七福神」と「秩父札所巡り」を2日と3日で行ってきました。
まず川越七福神は元旦に帰ってきた息子が2日の昼過ぎに帰っていったので箱根駅伝の往路ゴールを見届けてから出発しました(母校は最後に大逆転されてしまいました
)。
そんなことで川越駅からの歩き始めはもう午後2時半でした。
駅近くの毘沙門天から寿老人へ。あまり長生きしたいわけじゃないけど一応新年のごあいさつです。
川越といえば喜多院ですが大黒天は初詣の列と無縁な片隅に祭られていました。黒くなってまめに働くと大福利益が得られるということなので一生懸命拝みました。
恵比寿〜福禄寿〜弁財天〜布袋尊とすべて巡ってから小江戸川越の名所巡りへ。菓子屋横丁には昔懐かしい駄菓子や川越名物が並んで大賑わいでした。
江戸の風情を感じさせる蔵造りの町並み通りの脇には時の鐘の木造建築が一段と人目を引いていました。
駅に向かう道路脇に材木が並べられてその上に迎春の大きな文字。だれのアイデアかわかりませんがシャレたことをするもんですね。
川越市駅のゴールは夕方の4時40分。暖冬とはいっても日が落ちるとやはり寒くなってきました。
3日の秩父札所巡りは久しぶりに早起きして6時前に自宅を出発。8時過ぎに西武秩父駅に着いてバスに乗り換え。一番札所前から8時45分に歩き始めました。
一番札所の四萬部寺で平和を祈る鐘をついて34ヶ所巡りのスタートです。もちろん1日で歩けるわけはないので、この日は全工程100キロの内パート1として15番札所まで21キロをなんとかクリアしました。
4番札所の金昌寺には山門にジャンボわらじが。ご利益を祈って足腰をさすっておきました。
7番札所の法長寺からは山肌を削られた武甲山とセメント工場が並んで見えました。秩父を代表する名山だけに痛ましさがひと際募ります。
12番札所の野坂寺の山門には怪力牛の背に観音様が座っている大きな像がありました。今年の干支の頼もしそうな姿が世の中に明るいパワーを与えてくれることを期待したいものです。
14番札所今宮坊の隣りにある今宮神社は秩父霊場発祥の地なんだとか。その境内には樹齢1000年というケヤキの大木がどっしりと根を下ろしていました。
健康増進、ぼけ封じ、癌封じ、商売繁盛となんともありがたいご利益があるようなのでしっかり神社と観音堂の二所参りしてきました。
15番札所まで巡って6時間半。ちょうど秩父の中心街に戻ってきたので今日はここまでにしておきました。次回は16番札所からできれば30番まで30キロコースをと思っていますが、天候とほかの予定との兼ね合いをみて実行することにしましょう。