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埼玉憲ジーの近場放浪記

2016年にサラリーマン生活から卒業して、窮々自適な年金生活に入りました。百名山と百観音もなんとかやり終えて、隊長けんの武蔵野レターもフィナーレ。家庭と懐事情から遠距離旅も引退やむ無しながら、せめて体が動くうちは、埼玉憲ジーの近場放浪記を続けることにしましょう。
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天地人と御開帳
週始めに思い立って土日で越後と信州の旅に行ってきました。
秩父巡礼の仕上げでいずれ善光寺と北向観音にお参りをと思っていましたが、ちょうど7年に1回の善光寺ご開帳に合わせてフリーキップが出たのでまたまんまとJRに乗せられたわけです。
最悪の天気予報の中を土曜日早朝のあさまで長野から妙高高原駅へ9時着。まずは大河ドラマ天地人ゆかりの地を巡るバスツアーに参加しました。雨にもかかわらず13人の同行者がいてさすが大河の舞台ですね。
景虎像
雪の残る妙高山を眺めながら山あいをたどってまずは非運の武将上杉景虎終焉の地勝福寺へ。
春日山
林泉寺
そして上杉の本拠地春日山城跡と謙信が眠る林泉寺へ。展示館には謙信の遺品や兼続が家康に送った書状など興味深いものが溢れていました。
天地人博
鱈づくしの弁当のあとは親鸞上人ゆかりの直江津の海と天地人博をじっくり見てから帰り路。雨ザンザンでしたがバスツアーで正解でした。16時過ぎバスを赤倉温泉で下車。
可睡荘
宿泊は4年ぶりの可睡荘です。しかも貸し切り。
温泉
温泉にゆったり。和の美食を堪能して旧知のご主人と焼酎を酌み交わして気持よく早々に熟睡しました。

明け方のたたきつける雨音に心配しながら目覚めると、なんと早朝には青空が広がっていました。
朝ブロにも入って、妙高駅から信越線で40分の長野駅へ。
行列
善光寺への参道はもう人の波で門前からご開帳の回向柱と前立本尊参拝の列はそれぞれ1時間待ちということで、あっさり諦めてご開帳は記念写真だけ。
回向柱
本殿で巡礼結願のお礼を言って駅へ戻りました。
駅前で信州そばを食べて巡礼の総仕上げ北向観音に向かいます。善光寺さんは極楽往生、北向観音は現世利益をかなえてくれるということで、個人的には北向観音を一生懸命拝みたい気持ちです。
フリーキップで新幹線ひと駅乗って上田下車。
北向観音
上信電鉄の終着は別所温泉のど真ん中に北向観音が立っていました。お賽銭も善光寺の倍納めて巡礼結願のお礼と現世のご利益をたっぷりお願いしました。もちろん別所温泉の大師の湯(150円)にも入りましたよ。
上田に戻って新幹線待ち時間の40分で上田城址までダッシュ。
真田十勇士
真田一族で栄えた上田城ですが御門前に真田十勇士の看板が。実はその中の一人の顔は私です。どこだかわかりますか?

急遽計画した旅でしたが思いのほか中身の濃い2日間を過ごせました。でも可睡荘に今度行くときはやはり仲間か家族で行きたいですね。
| 隊長けん | | 16:43 | comments(0) | - |
秩父34番札所と山の会
1月から月イチで歩いてきた秩父札所巡りが、今日最後の34番水潜寺でようやく結願となりました。
ちょうど山の会の例会がバス路線の先だったので、秩父鉄道皆野駅を1本早い始発に乗ってそのまま札所まで着いてしまいました。巡礼者の風上にも置けない?のは確かだけど山仲間との合流もあるのでやむなしでした。

水潜寺
本堂
水潜寺はさすが結願の寺だけあって、参道に三十三観音の石仏が並び、本堂には千手観音、阿弥陀如来、薬師如来が奉られるなど結願にふさわしい雰囲気に包まれていました。
結願
境内には坂東と西国の三十三札所の案内も出ていましたが、鉄道と車を繋いでやっとの行程なのでとてもできそうにありません。まあそのうち気が変わるかもしれませんがとりあえず秩父のあとは大本山の長野善光寺と北向観音を訪ねてみましょう。

さて、9時過ぎからは山の例会城峰山の登り口まで1時間の車道歩きです。次のバスが到着する10分前にバス停に辿り着いて無事8人の仲間と合流できました。
山城から山頂
散り際の桜やピンクのやしおつつじ、赤いミツバツツジなど新緑と華やいだ雰囲気の中をゆったりとした山道を歩いて1時間40分で1000m余りの山頂に立ちました。
春山展望
山頂
展望台からは上州や奥多摩遠く八ヶ岳まで360度の眺めを楽しみました。

下山は城峰神社からまき道で峠を越えて登り口へ。
1時間のバス待ちがもったいないのでそのまま歩いて日本の滝第10位に選ばれた?秩父華厳滝に寄って記念写真。
華厳の瀧
このうち二人はなんと滝上のガケを降りてきたようです。さすが山の会…というより命知らずですね。
そのあとは私が結願を果たした34番札所まで仲間とともにもう一度訪ねることができました。
銅板屋
そして札所前からバスに乗って皆野駅から西武秩父で乗り換えて飯能駅で途中下車。沿線ハイキングの反省会場「銅板屋」で今日も気持ちのいい祝杯を挙げましたビール
| 隊長けん | モブログ | 17:50 | comments(0) | - |
吹雪と満開から葉桜へ
静岡と仙台へ日帰り出張のあとさきに桜の名所を巡りました。
濠の桜吹雪
静岡駿府城の濠は大量の桜吹雪で埋め尽くされていました。これもまた一つの風物です。
駿府城
西門の桜はなんとかまだたくさんの花びらをつけていました。
静岡市街
浅間神社の奥宮から続く140メートルの山頂から静岡市街が一望です。駿府城も見えてますよ。
千本桜
散り際の桜から一転して、杜の都仙台はまさにこの日が満開。26度という気温に開花から3日で一気に満開です。白石川沿いのおおがわら桜まつりもちょうどこの日がスタートでした。
蔵王山
川面に花見舟が浮かび満開の桜の彼方にはまだ純白の蔵王連峰が雄大な姿を見せてくれました。最高の眺めにしばしうっとりしていました。
日本一の古木
ここには日本一のソメイヨシノの古木があります(地元認定ですが…!?)。周囲4.85m東西26m南北24m高さ16mの威容。老木たちは太い枝を支柱で支えられながらも花を咲かせていました。
六義園枝垂桜
東京に戻って土曜日にまた名所巡り。もちろんとっくに散りぬるを覚悟の上です。駒込の六義園の名木枝垂桜は見事に新緑の葉桜になっていました。
桜とつつじ
かろうじて池畔の桜の下にはもうつつじが咲き始めていました。
古河庭園洋館
古河庭園の洋館は5月にはバラで埋め尽くされますが、かたわらの桜はわずかに花びらを残していました。
飛鳥山都電桜
最後に京浜東北線沿いの小道から江戸時代からの花見の名所・飛鳥山公園を訪ねました。ほとんど葉桜の下でも大勢のやけくそ?宴会がたけなわでしたが都電の展示横の八重桜はまだしっかりと目を楽しませてくれました。
| 隊長けん | | 18:34 | comments(0) | - |
出張のあとさき
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木金と東京に帰って初めて、年に1回だけの出張で静岡と仙台に行ってきました。どちらも日帰りです。
東京本社の支局の監査ということで支局長と経理担当者と2時間ほどやりとりして仕事はおしまい。同行者はトンボ帰りしましたが、私はゆっくりと散策です。
静岡は桜吹雪の中、駿府城公園や浅間神社から裏山に登って家康公の旧跡を辿って夕方から支局長と懇親会。生桜えびやかき揚げなど駿河湾の幸に地酒が進みました。
金曜日は眠い目をこすりながら始発のはやてに乗って8時に仙台着。東北本線を南に下って30分、白石川沿いの大河原桜まつりでまさに満開を迎えた千本桜と日本一のソメイヨシノの古木を楽しみました。写真の奥には白い蔵王山がキレイに見えています。それにしても20度をはるかに超える暑さでみちのくももう夏模様です。
支局監査のあとは担当者と3人で牛タンのフルコースを完食してもう動けない状態でした。
腹ごなしに地元で大人気の楽天イーグルスの本拠地までウォーキングしましたがナイターなのでもうファンが取り囲んでいる球場を1周したたけで駅へUターン。
胃袋には寿司のひとつも入る余地がないので、手土産だけ買って予定の新幹線を早めて帰路に着きました。
明日からの週末も好天のようですが仙台でぶり返した花粉もあるし、まあ名残の東京桜吹雪見物くらいにしておきましょうか!?
| 隊長けん | モブログ | 17:43 | comments(0) | - |
歌舞伎観劇
20090405101442.jpg
学生時代以来36年ぶりに歌舞伎を見てきました。
歌舞伎座が建替えられるというのでさよなら公演が続いているんです。不肖大学で演劇のさわりをかじった身としては最後は見届けねば、ということでやっと3階席が取れたので着飾ったご婦人たちに混ざって[伽羅先代萩]の5時間通し狂言を楽しみました。伊達家のお家騒動を題材にした名作ですがさよなら公演にふさわしく出演者も豪華で玉三郎の熱演にはつい涙してしまいました。
朝は途中下車して朝霞の黒目川に桜見物にもいきました。菜の花とのコラボもまたいいものです。
電車と桜
黒目川
春の一日安曇野ウォークとともによい週末を過ごすことができました。
| 隊長けん | モブログ | 18:05 | comments(0) | - |
安曇野二人旅
青春18キップ春編のオーラスはムーンライト信州に乗って早春の白馬と穂高から安曇野を訪ねてきました。
二人旅のお相手はウラ若きお嬢さん…我が娘との初めてのデートでした。
娘も先日北陸へ行って青春18キップ旅にはまったようで?夜行で出かけるという話は聞いてたんですが、実は私は学生時代の仲間にテニスに誘われていて仕方なく?行くつもりでいたんですが、たまたま金曜日の昼JRで調べたら人気の夜行の指定が取れてしまったので急遽予定変更したんです。娘に拒否されるかと思ったらすんなりOKがでました。
深夜0時過ぎの立川から別車両に乗り込んで仮眠。大糸線の白馬駅に着いた時は夜も明けてまさに純白の白馬三山が朝日に輝いていました。
二人
すぐに折り返して穂高へ向かう車中からは昨年登った鹿嶋槍ケ岳の双耳峰がくっきりと見えました。
鹿嶋槍
降り立った穂高駅からは手前に黒く大きい有明山、前峰の奥には常念岳と大天井岳の白い頂きがどっしりと控えていました。大糸線はまさに北アルプスの大展望台ですね。
常念
さて、肝心の安曇野ウォーキングですが、これがまた最高でした。今回は私はお供なので娘の後をついていっただけですが、駅前から88体もあるという道祖神を道しるべに雄大なアルプスとのどかな田園とわさび田を育む湧水と清らかな川の流れの中を歩いていくのはまさに贅沢の極みといえるウォーキングでした。
道祖神

川沿い
立ち寄ったわさび農場も観光施設ながら自然の素朴さを残していていい空間でした。
わさび田
わさびソフトとわさびコロッケも美味かった…と娘が言ってました。
道祖神に導かれながら?早春賦の歌碑や仁王の大下駄で有名な東光寺から上高地に奥宮があるという穂高神社参りまで4時間近くの安曇野散策を満喫しました。
穂高神社
仕上げはわさびといえば安曇野名産の手打ちそばをおいしくいただいて、これはさびしく?一人乾杯しました。娘はおちゃけ専門です。
立川から12時間後の正午に松本行きの列車に乗って早めの帰路につきました。でも娘はまだこれからといって諏訪湖周辺から御柱の諏訪大社を巡ってから帰る計画のようです。
ということでデートもここまで。下諏訪でホームの娘に手を振って、そこから先はいつもどおりの一人旅となりました。
| 隊長けん | モブログ | 15:14 | comments(0) | - |
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