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埼玉憲ジーの近場放浪記

2016年にサラリーマン生活から卒業して、窮々自適な年金生活に入りました。百名山と百観音もなんとかやり終えて、隊長けんの武蔵野レターもフィナーレ。家庭と懐事情から遠距離旅も引退やむ無しながら、せめて体が動くうちは、埼玉憲ジーの近場放浪記を続けることにしましょう。
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東京夏祭り巡り
8月最後の週末は遠出の予定もなかったんですが、ネットで見つけた夏祭りイベントのはしごをしてきました。
命日に行けなかった母の墓参りで錦糸町のお寺に寄ってから、歩いて浅草へ。
雷門
40分ほどの雷門通りでは、鐘や太鼓に合わせた陽気なリズムに乗って賑やかなサンバカーニバルが開かれていました。
サンバ1
サンバ2
本場ブラジルからもダンサーたちが来ているようでそれはど派手なパフォーマンスが繰り広げられて沿道は大変な盛り上がりでした。人の輪の頭越しであまり見えなかったけどね。

やっと銀座線に乗って表参道へ。明治神宮前から原宿にかけてこれも夏の風物詩となったスーパーよさこいが土日のイベントとして行われていました。
よさこい1
ステージが数ヶ所と路上での演舞もあって全国からの参加チームはあちこち移動しながら趣向を凝らしたパフォーマンスを披露していました。
よさこい2
実は私の奥方も埼玉からの参加チームのメンバーで出場していて、つい最後まで観てしまいました。下の写真の真ん中にいるのがご当人。
よさこい3
一生懸命やってたようだけど出来栄えは…ノーコメントにしておきましょう。

そのあとはバスで中野から高円寺に出て、これはもう長年の伝統を誇る高円寺阿波おどりを久しぶりに見物しました。若い頃に仕事絡みもあって来ていましたが今日はネットで見つけてたまたまです。
阿波おどり1
南口の駅前から青梅街道まで1キロ近くをおなじみの阿波おどりスタイルで練り歩きながら、途中の審査員コーナーでは一段と踊りや演奏にも熱が入っていたようです。
阿波おどり2
阿波おどりではチームを連と言うんですよね。最近はややよさこいに押され気味のようですが、高円寺は十分に盛り上がっていました。

東京夏祭り巡りもこれでおしまい。夜8時近くに自宅の最寄り駅に降りると、ドカンドカンと打ち上げ花火の音。空を見上げると近くの立教大学のグランドあたりから大輪の花火が次々に打ち上げられていました。
花火
夏祭りの最後は思いがけない花火で締めくくることができました。
さて明日は総選挙。これこそ最大の夏のイベントととしてどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみにしましょう(^0_0^)。
| 隊長けん | モブログ | 01:02 | comments(0) | - |
北アルプス山行
夏休み後編は山の会の仲間UさんOさんと3人で、北アルプスの焼岳2455mと笠ケ岳2898mを木曜日から2泊3日で歩いてきました。
天気予報もまずまずということでまず初日は活火山の百名山・焼岳です。
あずさ1号の松本駅で合流して新穂高行きのバスへ?…これがダイヤ違いで35分遅れ。やや不安の残るスタートでしたが車中で昼食を済ませて中ノ湯下車。
焼岳登山口
温泉宿の裏手から登山道に入りました。歩き始めがなんと12:35、下山の団体さんから激励されて猛暑の中をひたすら登ります。
焼岳
リーダーのUさんはマラソンランナーでその早いこと、オーイという声に見上げるともう山頂直下の稜線から手を振っていました。3時間と書かれた地図の工程より30分早い到着でした。
残念ながら山頂は霧の中。火山活動を続ける南峰は登山禁止ですが稜線周辺も硫黄臭と吹上げるガスで異様な風景。
噴煙
北峰ピークも定かでなかったため、ここをこの日のゴールとして中尾温泉へ下山しました。焼岳小屋手前の上高地との分岐が午後4時過ぎ。中尾温泉まほろば館に着いたのは6:40でした。
夕食
さっそく温泉に飛び込んで極楽気分。料理自慢の宿だけあってメインの飛騨牛まで最高の夕食わ堪能できました。もう満足…というわけにはいかないので明日に備えて10時にはフトンに入りました。

ふつか目の朝は5時起床。宿のご主人が登山口まで送ってくれるということで大助かり。笠ケ岳には登ったことがあるようでルートの話など色々教えてくれました。新穂高のゲートから林道を歩き始めてまもなく、午後という予報より早く雨が降りはじめました。強くなったので雨具装着。登山前から憂鬱です。
笠登山口
1時間ほどでやっと笠新道登山口。おにぎり朝食で腹ごしらえして7:30に登山開始です。
ご主人の説明どおり急登が続きます。岩混じりから岩場、はしごなど雨で濡れた山道は気が抜けません。
雨の展望
ところどころ槍穂高の展望台表示があるものの真っ白で何も見えません。ひたすら急登をあえいでやっと11時過ぎに杓子平。雨ザンザンの中でおにぎりの残りを補給しました。
ご主人はここから楽になると言ってたんですがなかなかの登りが1時間近く続いてやっと双六岳から繋がる稜線に出ました。
稜線
この頃は雨も上がって爽快な稜線歩きと思いきや、強風とまた横殴りの雨が降り出して笠ケ岳山荘到着まで登山口から
6時間50分かかってしまいました。1時頃には着くのでは、と言っていたご主人タイムから1時間20分もオーバーしましたが、そこらマラソンリーダーはちゃんと先着していて残る二人がグショ濡れで小屋に着いた時はのんびり女性客などと歓談しながらビール飲んでました!まあマイペースの3人組だから誰も気にしませんが。
まだ新しい山荘はなかなか快適。平日ということで客も少なく、食事も上々、トイレも清潔でしたよ。
ほどほどに飲んでから夕食のあとはもう6時にフトンに入ってしまいました。

屋根に打ち付ける雨の音を恨みながらも目覚ましが鳴った時はもう4:20。外は真っ白ながら雨はやんでいました。
5
時の朝食後すぐに空身で小屋から15分の山頂往復。
山頂K
山頂UO
わずかに雲も切れてきたもののやはり展望はありませんでした。

小屋に戻って6:15には下山開始。ちょうどその頃から雲が晴れて北アルプスの山々が姿を見せてくれました。
笠が岳
まずは笠ケ岳、やっと確かに山頂が笠の形だとわかりました。そして下り道はもう大展望のオンパレード。
槍
穂高
槍ケ岳から穂高連峰まで手の届くような眼前に大パノラマが広がっていました。
焼岳遠望
そして南側には昨日登った焼岳とその麓には穂高温泉郷が小さく見えました。

雨の登りに比べれば青空の下りは快調。でも3回ほどツルっとやって尻モチつきましたけどね。
10
45分、下り大好きな二人から10分遅れで笠新道登山口到着。昨日枯れていた水場も勢いよく流れてさっぱり顔を洗いました。
そこからはもちろん新穂高温泉へ直行。
穂高温泉から
見事な青空に浮かぶアルプスの峰々。黒い稜線の奥左手のピークが笠ケ岳です。
バスターミナルから数分の深山荘で日帰り温泉に浸かってリフレッシュ。バスの待ち時間の昼食で終わり良ければすべてよし!の祝杯を上げて松本経由で帰路につきました。

ちなみに私は青春18キップが1枚残っていたので特急の二人と別れて各駅停車の旅で自宅に向かいました。

| 隊長けん | モブログ | 15:27 | comments(0) | - |
夏休み前編
お盆休みの同僚たちと入れ違いに1週間の夏休みに入りました。
各地で地震は起きているけど天候はまずまずの日々が続いています。
アウトドア派の私としては、1ヶ月前に確保したムーンライトながらに乗って14日金曜日の夜行で東京駅から第2のふるさと小倉へ向かいました。
新橋で後編の山登りのミーティングがあって日本酒をいってしまったので夜行の車中はバタンQ…おかげで名古屋近くまで6時間熟睡できました。
大垣から東海道〜山陽本線を7回乗り継いで19時間後の夜6時過ぎに懐かしき小倉に着きました。
小倉
青春18キップの旅は安くて楽しいけど先週ギックリ腰やった身にはこたえますね。もう還暦も近いし、いつまで続けられるんでしょうか?

ま、それはさておいて、小倉では常宿の西鉄インにチェックインしてさっそく家族づきあいの店「知夫里」に直行しました。
知夫里夫妻
大将とママの笑顔に加えて福岡赴任時代の後輩スーさんも駆けつけてくれました。お盆の土曜日ということもあって店は貸し切り状態。4人で心ゆくまで飲み食べ語り合いながら楽しく過ごしました。
その日のうちにホテルへ引き上げて大浴場でゆったり疲れを癒して就寝。

日曜日の朝は7時に目覚めました。天気がよければ尾道まで戻ってしまなみ海道サイクリングとも思っていたんですが、予報がパッとしなかったのと腰が不安だったので北九州市内散策に切り替えました。
レトロな雰囲気が気に入っている門司港まで列車で15分。歩き慣れた港町ですが、今回は初めて4月に開通した観光トロッコ列車汐風号に乗りました。
トロッコ
関門大橋のたもとまでわずか10分ですが家族連れで2両のトロッコは満員。終着から展望台まで歩いて絶景を堪能してから駅までウォーキング。
門司港
下りてきた時はもう汗ぐっしょりでたたき売り発祥の門司港名物バナナジュースが胃袋にしみました。
午後は小倉に戻って夏競馬開催中の小倉競馬場で大将夫妻と合流して昼から宴会です。プロの料理を肴にビールと焼酎、馬券売場と本馬場を行ったりきたりしながら最終レースまで4時間の大宴会となりました。私は8レース中4レースに当たりが出てなんとか黒字でエンド。大将夫妻は赤字で残念でした。ちなみに写真はメインレース北九州記念(G3)ですがこのレースははずれました。
競馬場
その夜は私のホテル1階の居酒屋でまた3人で夕食…でもさすがにあまり胃袋に入らず9時前にはお開きになりました。当然風呂上がりは熟睡です。

3日目の月曜日は8時起き。東京へのみやげなどを買ってから各駅列車で博多へ。赴任していた職場に顔を出して仲間たちとの旧交を温めました。まだお盆休みが多かったせいもありますがリストラで20人近く退社した事務所はガランとして広々していました。寂しいですね。昼は先輩後輩と3人で食事。せっかくだからと再会を祝して乾杯のビールもいただきました。
午後は通勤でよく通った大濠公園までウォーキング。
大濠公園
アルコールも抜けてから夕方のバスで小倉に戻りました。夕食はもちろんまた「知夫里」でした。この日はお盆明けで先客万来でしたが、大将夫妻とも歓談してまたの再会を約束してホテルに戻りました。

里帰りの旅もこれで終わり。最終日は新幹線で姫路まで行ってふたたび青春18キップ旅。途中彦根で下車して国宝の彦根城を見物しました。
堀舟
天守閣
さすが大老井伊直すけの居城でもあり400年前の姿を今に残すたたずまいは国宝にふさわしい風格でした。私は風格とは無縁ですけどね。
彦根からまた7回乗り継いで埼玉の自宅には夜の9時40分に到着しました。性懲りもなくまた風呂上りにビール!やっぱり旨かった!!
さあて、1日休んだら夏休み後編は北アルプスです。
| 隊長けん | モブログ | 15:14 | comments(0) | - |
七夕まつり
20090808170045.jpg
金曜の夜は職場の暑気払いから銀座まで流れてしたたかに飲み過ぎ。絶不調の土曜日は午後になんとか持ち直して都内へ出かけました。
2ヶ月ぶりに実家へ父のご機嫌を伺ってから、阿佐ヶ谷の七夕まつり見物。600mほども続くアーケードの商店街に大きな七夕飾りがびっしりと連なってオバマ大統領の顔や趣向を凝らした創作飾りもあってなかなか壮観でした。
夜は文京区のホールで落語会。林家正藏、立川志らく、春風亭昇太といった人気落語家も出て満員の会場は笑いの渦でした。
そろって噺のまくらに登場したのりピーですが、自宅に帰ってつけたテレビは中年のアイドルの逮捕を延々と報じていました。次々と明るみに出る暗い影の事実…ホントに人間なんてわからないものですね。ということで今日も結構疲れました。
| 隊長けん | モブログ | 00:52 | comments(0) | - |
盆踊りと花火
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夏の風物詩を2日続けて楽しみました。
昨夜は山の会の帰りに築地本願寺の境内で賑やかに盆踊りが行われて町内の老若男女が輪になって揃いの身振り手振りで築地音頭を踊っていました。
そして今夜は神宮外苑花火大会で野球場、競技場、ラグビー場や沿道に10数万人が溢れて12000発の花火に歓声を上げていました。打ち上げ前のアトラクションでは韓流グループの東方神起や中年の星?郷ひろみなどのライブも行われて大歓声でした。私にはやはり郷ひろみの方が親しみやすかったですけどね。朝雨が降ったので心配したけど無事開催できてホッとしました。
| 隊長けん | モブログ | 23:26 | comments(0) | - |
雨の五竜岳
昨年信濃大町から扇沢を登って爺ケ岳から鹿槍鎗ク岳を往復したので、今年はキレットの北に立つ五竜岳を是非と思っていたんですが、この週末に夜行1泊でなんとか無事山頂に立ちました。
1ヶ月前にムーンライト信州を押さえてこの日しかないという日程だったんですが予報は最悪の雨と雷。金曜の夜行に乗ったものの、家族にも多分観光して帰ってくるよ、言って出た状況でした。

明け方6時過ぎ、30分遅れで着いた白馬駅はどんよりながらとりあえず雨はセーフ。7時始発の八方ゴンドラ駅は結構な人の列でした。リフトに乗り継いでお花畑を眺めたり、終着から伸びる八方池散策路など歩いているうちに薄日も射してきて、よし行けるところまで行こうと踏ん切りをつけました。
ゆるやかな登山道の回りはアルプスの高山植物を全部集めたんじゃないかと思われるほど多様な草花が咲いていました。
五輪と白馬槍
ゴンドラが高度を増すにつれ11年前の長野五輪のメモリアルがいくつも現われました。スタート小屋の奥は白馬槍ヶ岳です。さらに目の前に白馬三山を見ながら2時間半で唐松岳山頂小屋。ザックをデポして山頂往復。
雷鳥
雷鳥にも出会えた山頂ですが、期待の大展望は残念ながら真っ白な世界に覆われていました。
唐松山頂
小屋でカップ麺を食べて11時に五竜岳方面へ出発。小雨模様になってきたもののもう後戻りはできません。
クサリ
さすが岩稜の百名山へのルートはアップダウン、断崖のクサリなどが続きスリル十分でした。
2時間ほどで五竜山荘の赤い屋根が見えた時はホッとしましたが、小屋で受付を済ませてから雨の中を空身で目の前にそびえているはずの山頂を目指しました。
さすがというか1時間高度 300mの登りは岩場の連続。クサリはもとより、ルートを探しながらまさに岩をよじ登ってやっと山頂に立ったのでした。
五竜山頂

鹿嶋槍
ガスの切れ間から鹿嶋槍の姿も現れ、遠くには槍ケ岳の穂先が見えた…ような気もしました。
3時半に小屋に入ってしばらくは放心状態。濡れた衣類を脱いでまずは缶ビールで一人乾杯しました。
あとはもう翌朝下山するだけです。ゆったりとエンジョイ、といきたいところですが、五竜山荘は今どき珍しく?食べて寝るだけ、トイレはもちろん田舎の香水というところで5時の夕食カレーのあとはもう大部屋でお隣さんのイビキに耐えながら10時間眠ったのでした。
日曜日の朝も雨模様。やはり前日に登っておいてよかったと思いながら、5時15分に小屋を出て遠見尾根を下山。
五竜岳
途中何回か五竜の雄姿を振り返りまた高山植物を楽しみながら8時45分にゴンドラ駅に到着。洗面所で顔を洗ってさっぱり。安曇野ヨーグルトアイスをかじりながら神城駅へ。10時07分の各駅列車に乗って帰路に着いたのでした。
| 隊長けん | モブログ | 11:31 | comments(0) | - |
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