正月明けの週末に第2のふるさと小倉へ行ってきました。今回は青春18キップはパスして飛行機利用の出張パック2泊3日45000円コースでした。
金曜日午前の会議に出てから2時過ぎのスターフライヤーに搭乗。空の上から雪を被ったアルプスの嶺もよく見えました。
北九州空港からバスで小倉に着いたのが夕方4時45分。ステーションホテルにチェックインして、あわただしく新幹線で博多に向かいました。
改装した西部本社に立ち寄り同僚と懇親会したんですが、だったら福岡空港へ来ればというところだけど格安パックだから変更できなかったんですね。
博多滞在は2時間でまた新幹線で小倉へトンボ帰り。
駅から10分ほどの料理屋知夫里で今度はゆったりと大将、おかみさんと再会の盃を挙げました。
飲み仲間のサダちゃんやサガラさん、トヨちゃんも来てくれて3年前と同じように賑やかな夜を過ごしました。
土曜日は予定していた新婚さんへの家庭訪問が中止になったので一人で長崎街道ウォーキングを楽しみました。
小倉城下の常盤橋が江戸時代参勤交代の大名行列が行き交った九州5街道の起点で、長崎街道は240キロ続いていたんですね。
この日は最初の宿場黒崎まで13キロのテクテク旅。
途中市民の憩いの到津森公園に立ち寄って童心にかえって象、ライオン、キリンなど動物たちを眺めてきました。
黒崎へは3時間ほどで到着。
ほとんどバス路線歩きでしたが、駅近くには次の木屋瀬宿へ続く旧街道沿いに見事な松並木が昔の面影を留めていました。
次の宿場まで20キロは時間がないので筑豊鉄道に乗って直行。遠賀川沿いの木屋瀬宿は1キロ近くにわたって旧街道の街並みを色濃く残していました。
記念館には数多くの展示資料が並び宿場町のジオラマや映像など入館料200円に恐縮してしまう立派なミュージアムでした。
さらに当時のままに再建された古民家も見学し、追分道標に従って遠賀川の船着き場跡を眺めてから対岸のJRの駅から福北ゆたか線、鹿児島本線で小倉に戻り着いたのです。
この日の夜ももちろん知夫里で大将の腕によりをかけた料理とおかみさんの笑顔、さらにまた飲み仲間ファミリーの顔も加わって芋焼酎のピッチもグイグイでした。
仕上げは大将夫妻と3人でこれも馴染みのカラオケスナックなるなるへ。またまたよく飲みよく歌って小倉の夜を満喫したのでした。
両日ともホテルではバタンキュー。今朝は朝風呂でなんとか回復して、八坂神社から小倉城を散策。
銀天街でまた大将夫妻と待ち合わせて最後の昼食会を楽しんでサヨナラ。再会を約束して北九州空港へ向かったのでした。
よき街、よき仲間、美味い料理に旨い焼酎。やはり私にとって小倉はかけがえのないふるさとです。