2月から何回か計画していながら雨で中止となっていた箱根の金時山(1213m)にやっと登ってきました。今回のメンバーは異動してしまった会社の同僚から山の会の仲間3人に変わりました。
金時山は箱根の仙石から往復3時間ほどで歩けて、山頂からの富士山は絶景!小屋には名物金時娘が迎えてくれるということもあって毎日散歩代わりに登って3800回などという地元のドンもいる人気の山で、今日のリーダーヤマちゃんはもう10回以上、私もたしか5回目くらいの山行です。
同行はヤマちゃんの奥さんユリちゃんと若い頃は本格的登山家だったセーさんです。
バスで仙石まで行って車道を20分のあと山頂グルメ食材でずっしりのザックを背負って乙女峠登山口からゆっくりと歩を進めます。
まずは乙女峠で富士山の大展望を…期待しましたが青空なのにスッポリ雲に覆われていました。
目指す金時山を木の間に眺め、芦ノ湖を眼下にしながら登山口から1時間半ほど、午後1時に大勢で賑わう山頂へ到着しました。
残念ながら真正面にドンとそびえるはずの富士山は頭を雲に隠して広大な裾野だけを見せてくれました。
下山前には白い肩もチラッと拝めましたけどね。
楽しみにしていた昼食はなんとヤマちゃんのふるさとの名物、八戸せんべい汁です。夕べ自ら仕込んだ野菜、鶏肉に醤油ベースのつゆで煮込んで直送のパリパリ南部せんべいを入れてやわらかくなれば完成、せんべいが麩のような食感。野菜、つゆとなじんでまさに絶品の味わいでした。山頂でこんなグルメに出会えるとは幸せです!
私の仙台みやげや遠慮がちの缶ビールと焼酎でお腹を満たして最後セーさんの金粉チョコラスクのデザートで締めくくりました。
2時過ぎ、急な下山道を気をつけながら降りて3時20分頃に金時神社から仙石バス停へ。
箱根湯本では手打ちラーメンの店でピッチャービールに餃子で遠慮なくたっぷり反省会で盛り上がりました。
新型のロマンスカーで優雅に帰路に着く3人を見送ったあと、私は小田原まで出てJR東海道線に乗って春休み最後の青春18キップで一人家路に向かったのでした。