blog index

埼玉憲ジーの近場放浪記

2016年にサラリーマン生活から卒業して、窮々自適な年金生活に入りました。百名山と百観音もなんとかやり終えて、隊長けんの武蔵野レターもフィナーレ。家庭と懐事情から遠距離旅も引退やむ無しながら、せめて体が動くうちは、埼玉憲ジーの近場放浪記を続けることにしましょう。
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - |
手賀沼散策
 1月最後の週末はとくに予定もなかったけれど、せめて足慣らしでもということで、くもり空の土曜日に千葉の手賀沼遊歩道を散策しました。自宅からは1時間半くらいでけっこう近いんですが今まで行ったことがありませんでした。
10時過ぎに自宅を出てスーパーに寄ってから武蔵野線〜常磐線〜成田線と乗り継いで我孫子から2つめの湖北という駅からちょうど12時に歩き始めました。

駅から南にまっすぐ進むと市街の公園に紅梅が1本ほころび始めていました。

のどかな田んぼ道を歩いて土手を上がったところが遊歩道の始まり。川沿いに進んで橋を越えると、ここからが手賀沼の広がりが目に入ってきました。

一応証拠写真も1枚撮っておきました。湖畔(沼畔というのかな?)にはヨシが生い茂って、案内ではこれを刈り取って畑にまくといい肥料になるようです。

遊歩道に沿って北岸をたどって歩きましたが、汚染された沼も少しづつ浄化されてきたようで、多くの水鳥たちが群れをなして泳いでいました。大きな白鳥も陸に上がって毛づくろいでしょうか?

手賀沼は東西に数キロ続く細長い沼ですが、後半にさしかかったあたりに手賀大橋が架かって、写真を撮ろうと水際に近づいたら水鳥(カモ?)が一斉にこちらに向かって近づいてきました。エサをもらえると思ったんですかね?もちろん自然界なのでエサやりはルール違反です。

同じような風景の中を歩き続けているとけっこう長く感じましたが、2時間ほど経ったところでようやく手賀沼公園に着いて水辺の風景ともサヨナラです。それでもまだ端ではないので手賀沼の広さを実感しました。
公園から市街に入って10分ほどでゴールの我孫子駅到着。我孫子は大正の頃には北の鎌倉と称されて志賀直哉など文人たちを始めとして別荘地でもあったようですが、今では完全に東京への通勤駅として人気の住宅地です。私の知り合いもけっこう周辺に住んでいますが、今日は失礼してそのまま埼玉の自宅に引き返しました。
| 隊長けん | | 17:35 | comments(0) | - |
大人の休日下北半島巡り
晴れ続きの東京から大雪の青森下北半島に、JRの大人の休日倶楽部格安キップと観光バスを乗り継いで、一泊二日の温泉旅を楽しんできました。
メンバーは山仲間の気の置けないアラカン4人組です。
土曜日は12月に開通した青森新幹線の始発乗車で朝5時起き。乗り遅れたらもう接続不可という行程で、久しぶりに緊張の夜でした。
大宮駅のはやて車中で無事4人の顔が揃ってホッと一息。ヤアヤアということでなんと早朝から乾杯ビール2本も飲んでしまいました。
新幹線は車窓に日光連山や那須を見る頃から麓にも雪景色が広がるようになり、福島、仙台から盛岡を過ぎてからたっぷりの雪原が冬の旅情を盛り上げてくれました。もっとも私はビールと赤霧島と大吟醸の酔いでうつらうつら状態でしたが。
Yさんのふるさと八戸から先は12月に開通したばかりの路線を通って新青森駅へ。

さすがに早かったけどトンネルが多かったです。

雪に埋もれた新青森から下北へ向かうリゾート列車は展望席もあって快適ですが、凍結で?線路のポイントが切り替わらないというハプニングが発生…でもお湯かけて??無事30分遅れで出発。

雪景色と津軽海峡を眺めながら12時50分に下北駅で下車しました。
ここで女性ガイドの出迎えを受けてびゅうバスに乗り換え。我々を含めて20人ほどのツアーで、途中まさかりプラザで味噌貝焼き定食を食べてから尻屋崎の雪原へ。



下北の代表的風景、雪の下のわずかな草を食べる寒立馬の群れと遊んでから太平洋に面した国道を走って今日の宿泊地ニュー薬研ホテルに到着したのは夕方の5時前でした。

もちろん源泉かけ流しの温泉で、雪に囲まれた露天風呂にゆっくり浸かってから大浴場に入り直してから、夕餉はうれしい部屋食でした。
部屋付きの仲居さんはまだ若葉マークの初々しさ。濁り酒を頼んだらニコニコして、普通の冷や酒持ってきてくれました。

この宿特別価格で1泊わずか7500円なんですが、刺身、ホタテにぎり、貝焼き、焼き魚に鍋、イカ墨うどんなど盛り沢山の料理に大満足!…

でもさすがに大間のまぐろはなかったので、4人で一人前3000円なりを追加注文しました。大物は全部築地行きのようですが、やはりとろけるような味わいは絶品でした!
昼間から続いての酔いで酒宴も早々にお開き。10時過ぎには全員もう夢の世界でした。
翌朝は睡眠たっぷり。

軒下にはおおきなつららが垂れてその重みで?軒も壊れていました。
この日は青空も覗く旅日和に恵まれて、朝風呂のあと朝ビールと正しい朝食をとって、

記念写真の後9時のびゅうバス大間号に乗りました。
海沿いの国道を北上して下風呂温泉に泊まった客が同乗して、総勢29人で本州最北端の地、大間崎に向かいました。

大間まぐろの名所は北海道からわずか17キロ、手が届きそうなところに白い恵山やポッカリと函館山も望める下北半島のてっぺんでもあったんですね。

伝説の巨大マグロと同サイズのモニュメントとまた記念写真。

立ち寄った漁港にはカスベや小サメが揚がっていましたが、まぐろの姿は残念ながら見られませんでした。

半島を西に回った砂井の食事処で待望のまぐろ丼のランチ。大間のマグロかどうかは??ですが、十分満足の味でした。もちろんビール付きです。
その後は昨日ランチを食べたまさかりプラザでまたお土産タイムのあと、最北の駅大湊からリゾート列車に乗り込んで、言うまでもなくなく、

夕日の津軽海峡を眺めながら?仕上げの車内宴会に突入したのでした。
| 隊長けん | モブログ | 17:31 | comments(0) | - |
山の会で山頂新年会
 

山の会ホイッスル2011年の歩き始め、新年山行は15年ぶりに平塚から高麗山〜湘南平まで歩いて千畳敷の芝生で賑やかに新年会を開きました。参加者も17人と大盛況、心配された天候もホイッスルの晴れパワーはまだ健在で、薄ぐもりながら風もなくちょうどいい宴会日和?に恵まれました。

ホイッスルも少しずつ参加メンバーが変わりつつありますが、今回はNご夫妻とMさんが200812月の忘年山行以来2年ぶりの参加でお久しぶり、元気でなによりの挨拶が飛び交いました。Nさんはこの間介護に追われてまったく山歩きから遠ざかっていたようですが、地元の我が庭を楽しそうに歩かれていました。

平塚駅からの徒歩組とバス組が登山口の高来神社で合流。

境内でまずは全員集合の記念写真を撮りました。

そこから健脚向き男坂(なぜか女性多し)と女坂(けっこうきつかったです)に分かれて歩き、

やぶ椿の木など見ながら男坂と合流してまもなく石段から高麗山山頂へ。


短時間ながら急な登りの連続でじわっと汗をかきました。

ここからは上り下りを繰り返しながら、ちょうど見頃のスイセンの道を八俵山

浅間山(一等三角点のある本日の最高地点)とピークを越えて最後の階段上りで広々した湘南平に到着しました。

人出もそう多くなかったので、千畳敷のど真ん中の芝生を占領して?シートを広げ、コンロ・コッヘルを囲んで各自持参の手料理や名産品が並び、

新年会といえば…缶ビール
1ダースを前座としてしぼりたて生酒、八海山、三岳(芋焼酎)と一升瓶が揃い、さらにシャンパン、ワイン、マッコリまで登場してこれ以上ないような豪華メニューです。

そして、なんとさらに真打登場…やまちゃんが、あろうことかザックからフライパンを取り出して、ビーフステーキを次から次と焼きだしたのです。専用ハサミで切り分けられた肉汁たっぷりのステーキがメンバーの口に入るたびに新しい牛肉がフライパンに乗せられ、なんと
6枚もの極上ステーキをふるまってくれたのでした。思わずやまちゃんに「宝くじでも当たったの?」と訊いてしまいました…ただただ感謝です<m(__)m>

下界でも普段口にできないメニューの数々を堪能して、2時間ほど(たぶん?)の新年会もやっとお開き。大磯駅までは安全な遊歩道ルートを下って無事下山。

当然ながら、隣り駅の平塚駅ビルの居酒屋・土風炉(とふろ)で介護帰宅のUさんを除く
16人参加で反省会に突入したのでした…その後のことは???です(-_-;)
| 隊長けん | | 18:42 | comments(0) | - |
小倉へ里帰り
年明けの3連休に転勤以来第2のふるさとになった福岡小倉へ2泊3日で里帰りしてきました。
去年の正月以来ちょうど一年ぶりです。
金曜日夕方の飛行機で北九州空港から小倉に18時半到着。空港近くの海上から山に沈む夕日が見事でした。
日の長い九州もさすがに小倉に着いた時は夜の世界。ホテルに荷物を置いてさっそくなじみ深い店知夫里へ向かいました。

のれんをくぐるとカウンターいっぱいに懐かしい顔が出迎えてくれて、あっという間に3年前の世界に浸ることができました。
遠く離れてもやはり仲間はいいですね!

相変わらず大将の料理は絶品!今宵は私のために、ほっき貝の刺身やいかのわた焼きも出て鍋に仕上げの雑炊までおいしくご馳走になりました。もちろん焼酎もグイグイ進んでなかむら、 伊佐美など極上銘柄を味わって気分は最高。仲間が帰ったあとは大将、女将さんと3人でホルモンへ足を延ばしてお開きは深夜。ホテルに着いてパタンキューで順調しました。
土曜日は8時起き。ゆっくりバスタブに浸かってから9時にホテル発。今日はバスで福岡に出て、転勤時代の後輩カップルの愛娘とご対面です。

賑やかな天神から住宅街に入って平尾の真新しいマンションが後輩ファミリーの新居。勤務先大牟田の社宅から2ヵ月前に越してきたとかで、すぐ近くに幼稚園と小学校がある閑静な所で子育てには最高の環境です。家の中はまさにベビーワールドで、ほのぼの温かいマイホームでした。

1才4ヶ月の愛娘ちゃんもすぐに私にもなついてくれて、しばし爺ちゃん気分で遊び相手をしました。
ママちゃんの手料理にしんそばとキノコの炊き込みごはんをご馳走になって、また来年の再会を約して辞去。


薬院から赤坂へ出て懐かしい大濠公園を散策してから地下鉄で博多へ。

4月には新幹線が走る新しい駅ビルと転勤時代の職場を眺めてから、帰りはJRの鹿児島本線快速電車で小倉の一つ手前西小倉で下車。


小倉城周辺を通ってからイルミネーションをくぐって、ちょうど夜の帳が降りる頃にまた知夫里に向かったのです。
二日目の夕餉はなんとフグコース。また別の仲間が集ってくれて、福岡の後輩が土産にくれた赤霧島を味わいつつフグの雑炊まで堪能して大満足でした。
さらにこの日は大将のお誘いで2次会は繁華街のスナックなるなるへ。

総勢6人が入れ替わりマイクを握ってダンスタイムもひっきりなし。

深夜の解散までアラカン世代のパワー全開でした。当然私はホテルに戻ってまたパタンキューでした。
小倉最後の日曜日は飛行機が夜の便ということで、お気に入りの門司港レトロを散策しました。空はどんより、冷たい風に小雨模様とあいにくの天気でしたが、知夫里の女将さんがつき合ってくれました。大将はダウンしたままリタイアでした。
JRで15分ほどの門司港からは関門海峡添いの遊歩道から市民会館のレトロ映画展に立ち寄り。昭和の香りにどっぷり浸かるまさにレトロの街でした。

コートの襟を立てながら関門橋の直下にある神社まで歩いてUターン。駅前のカフェで名物焼きカレーをもちろん生ビールセットで食べてから、成人式の振り袖姿で華やぐ小倉の町に戻りました。
女将さんとは再会を約束してサヨナラ。おみやげを買い込んだあと、夕刻のバスで北九州空港からスターフライヤーに乗り込んで、現実の世界に帰っていったのでした。
| 隊長けん | モブログ | 16:21 | comments(0) | - |
鎌倉七福神巡り
元日の夜はゆっくりと正月気分を味わって…黒霧をいつもよりちょっと多めに飲んだら、朝6時に起きる予定が寝坊してしまいました。
青春18キップで常磐線の旅に出ようとしていた計画を変更して、大好き鎌倉を訪ねることにしました。でもけっこう久しぶりです。

8時過ぎの臨時列車ホリデー快速鎌倉号に乗って乗り換えなし。1時間半で北鎌倉駅に着きました。

海沿いまでハイキングコースをゆっくり歩こうかと思って、まず駅近くの東慶寺に寄って黄色が愛らしい1本咲のロウ梅を鑑賞。大仏へのハイキングコースの途中の浄智寺を通ったときに、鎌倉江ノ島七福神のポスターが目に入って突然思い立って正月らしく七福神巡りをすることにしたのです。

まずこの浄智寺が布袋さま、もちろん本堂とは別の場所にでっぷりとした腹を突き出して洞穴の中にふくよかな姿で立っていました。願いを込めてたっぷりお腹をさすりました。

ここから先はまもなく舗装路も途絶えて、細い路地から木々の鬱蒼としたハイキングコースに入ります。かわいいリスにも遭遇して自然の豊さを感じました。

源氏山公園近くの銭洗弁財天では、カゴにお札を入れて神聖な水で洗って1万倍になって帰ってこいと願いました!
ハイキングコースから町歩きになって次はかの大仏さま。

外人さんもたくさんいました。さらに長谷寺の大黒天、御霊神社の福禄寿に参ってから江ノ電に乗って江ノ島まで足を延ばして、江島神社の弁財天でまた懐豊かのお願いをしました。


おだやかな陽気に海もキラキラ輝いて多くのサーファーが波と戯れていました。

江ノ電で鎌倉に戻ってから若宮大路に沿った本覚寺の恵比寿さま、妙隆寺の寿老人、宝戒寺の毘沙門天を巡ってから大トリはやはり鶴岡八幡宮の境内にある旗上弁財天でまたまた公私ともの景気回復を祈願しました。

長蛇の列が続いている本殿への参拝はさっぱりあきらめて、参道を駅へ向かいながら鎌倉の定番鳩サブレーを買って家路に着きました。
| 隊長けん | モブログ | 17:11 | comments(0) | - |
ダイヤモンド富士
20110101074412.jpg
明けましておめでとうございます!とうとう私のうさぎ年になってしまいました。
一年の計は元旦にあり、ということで秋口までに残り10の百名山を目指す決意表明として、紅白歌合戦の桑田復活を横目にしながら、新宿西口に向かいました。
といっても今日は日本…ではなく山梨百名山の竜ヶ岳1485mです。ちょうど元旦に富士山頂から昇る初日の出、ダイヤモンド富士を山頂から拝もうというバスツアーに参加したというわけです。
新年は山手線車内で迎えて、新宿駅前の喧騒…思いのほか人は少なかったですが…を眺めてからバスに乗車。こちらは参加22人と大賑わいでした。しかもダイヤモンド富士に惹かれたのか、20代の男女が3分の1もいて意外な若やいだ山行となりました。
車中で仮眠してバスを降りた本栖湖キャンプ場駐車場は、なんと100台近い車で埋まっていました。物好きが?こんなにいるとは驚きでした!

準備体操のあと満天の星空の中をヘッドライト頼りに雪の凍りついた道を歩き始めてまもなく、先頭のリーダーからストップの声、最後尾のサブリーダーを呼んでヒソヒソ…真っ暗なキャンプ場で道を間違えたのでした。私ならいざ知らずプロのガイドでもこんなことがあるんですね。来た道を戻って標識を見つけて正規のルートへ。ほぼ30分?ロスした間に登山道はヘッドライトの大行列になっていました。
夏の富士山よろしく数珠つなぎで緩やかなジグザグ道を足元に気をつけながら進んで30分ほど、やや急勾配になったところでアイゼン装着の指示。久しぶりの6本爪をなんとか付けて、でもおかげで安心して歩くことができました。

登山道の左手には頭上に三日月をいただいた富士山のどっしりしたシルエットが見えるようになり、途中のあずまやに着いた頃は裾野からオレンジ色の朝焼けが富士山を浮かび上がらせるように見えてきました。

空も徐々に明るくなってヘッドライトもいらなくなったジグザク道を辿って午前7時に竜ヶ岳山頂到着。

ちょっと早い初日の出を浴びた南アルプスの白い峰々が見事です。

氷点下6度の中で凍えながら待つこと40分、やっと富士山頂から初日の出を拝むことができました。

見事なダイヤモンド富士でしたが、それもあっという間。写真を4枚撮るのが精いっぱいで、もう朝の日差しがいっぱいに広がりました。

山頂記念写真を撮ってから8時過ぎに湖畔に降りる短縮ルートで下山開始。
雪道の急勾配でしたがアイゼンの威力で比較的楽に下ることができました。
9時20分に湖畔に降りてアイゼンをはずしてから駐車場まで車道歩き。10時にバスが出て、河口湖畔の日帰り温泉に入って、山梨といえば?かぼちゃほうとうで生ビール一人乾杯して、12時に帰路へ。順調な行程で14時半には新宿西口に戻ることができました。
さあ帰ってゆっくりとおせちとお雑煮で正月気分を味わいましょう!
| 隊長けん | モブログ | 14:16 | comments(0) | - |
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< January 2011 >>

bolg index このページの先頭へ