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埼玉憲ジーの近場放浪記

2016年にサラリーマン生活から卒業して、窮々自適な年金生活に入りました。百名山と百観音もなんとかやり終えて、隊長けんの武蔵野レターもフィナーレ。家庭と懐事情から遠距離旅も引退やむ無しながら、せめて体が動くうちは、埼玉憲ジーの近場放浪記を続けることにしましょう。
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日本の祭りと浅虫温泉
百名山が終わってしばらくのんびり…のはずが、JRのメルマガの誘いにつられて、土日で青森に行ってきました。
東北応援で三大祭りに行ってきたよ、という知人がいて、東北に行きたいなあと思っていたところに、日本のまつりが青森に集まるというので、即決してしまいました。
しかも23日からJRのダイヤが正常に戻って、多分時速300キロ超えの?はやぶさ1号に乗車のツアーでした。
あれこれと溜まった用事を23日に片づけて?、土曜日は8時37分大宮のはやぶさに乗車。

5月にも仙台出張の際に乗りましたが、新青森までは初めてです。といっても、とくに斬新なイメージはなく、車窓から吾妻や岩手山など山並みを眺めて、盛岡からはトンネル続きの山間を抜けると2時間45分で新青森に着きました。
在来線で隣りの青森駅に正午前に下車。もう何回も訪ねている青森ですが、街のたたずまいやベイエリアの雰囲気がとても落ち着くんですよね。

日本のまつりは文化庁とかNHKなどもバックについて、毎年行われているイベントですが、今年はとくに大震災からの復興を願って東北がんばれの色合いが濃い内容になったようです。

まずはメイン会場の文化会館へ寄って入場整理券をもらってからサブ会場のベイエリアへ。

シンボルとも言える三角の観光ビル・アスパム周辺がサブ会場になっていました。

ステージではすでに各地の郷土芸能が披露されていて、ちょうど阿波おどりの最中。次はなんと中国チベット方面のカラフル衣装のダンスと続きました。
ステージ横の広場では本場青森のねぶたと五所川原の高さ13Mの立ちねぶたの華やかな山車の引き回しも披露されて大喝采でした。

この間、私は屋台村の八戸せんべい汁の列に並んで、やっと30分待ちで、人気のB級グルメを味わうことができました。
その後、文化会館に戻って、高円宮妃殿下ご臨席での表彰式を見たあと、18時近くまでじっくりと、各地の伝統芸能と祭りのダイジェスト版をフルコースで楽しみました。


年とともにやはり古いものに惹かれるんだなあと実感しました。

暗くなってからサブ会場に戻ると、ライトアップされたねぶたの競演で一段と盛り上がっていました。

夕食は、会場前の三角観光ビル10階で、刺身、なす田楽の生姜味噌、鱈のじゃっぱ汁、うにホタテのいちご煮、いくらめしなどの青森コースで当然じょっぱりの熱燗をいただきました。

快適なジャルシティーホテルで一夜明けて日曜日は、せっかくだからと朝食後に、青い森鉄道で20分の浅虫温泉に足を延ばしました。

駅前の海辺からは、津軽半島の付け根には百名山の岩木山がくっきりと見えていました。

すぐ前には吉永小百合さんのポスターの湯ノ島があって、私もツーショットしましたが…まるでさまになってませんね。
時間があったので小高い山に登って展望所に出たらビックリ!…どうです!

むつ湾の絶景にまさに言葉を失いました。この眺めを見られただけで、今回の旅は満足です。

せっかくなので浅虫温泉の朝ブロに入って、それでも11時前に青森駅に帰着。

また、サブ会場の屋台村で、今度はやきそばの町黒石のつゆ焼きそばを食べてからまた文化会館で2時間ほど鑑賞。

さらにサブ会場に戻って、ホタテといかのコロッケを食べてからしばしステージ観賞。九州転勤時に訪れた懐かしい高千穂の夜神楽も見られました。


広場では真打の五所川原立ねぶたと青森ねぶたの山車の引き回しに大喝采。

フィナーレの津軽三味線と青森ぬぶた囃しの競演を堪能して、夕方4時過ぎに会場を後にして青森駅から帰路に着きました。
祭りもグルメも温泉も展望もフルコースで満喫して大満足。
帰りははやて号の指定席でたった今盛岡着。帰宅は21時頃になりそうです。
| 隊長けん | モブログ | 18:03 | comments(0) | - |
さかなさかなさかな!
台風15号が何年ぶりかで、関東を直撃したおかげで、通勤電車が全部止まりましたね。
もしかして大震災以来半年ぶりの会社泊まりも覚悟したけど、時速50キロで駆け抜けてくれたおかげで?21時頃には電車が動き出して無事に帰宅できましたね…まだ途中ですが!?
で、定時には帰れそうもなかったので久しぶりに築地のうまいもん屋にひとりカウンターして相変わらず安旨料理と愛想ないママとのひとときを楽しみました。やはり40年近いつきあいの築地にはいいところがありますよね!!

でね、タイトルの意味は、安旨の店は付きだしがこあじの揚げ物で、かんぱちのかぶと煮、まぐろうにいか甘エビたこなどなど刺身に脂の乗ったさんまの塩焼きとさかなづくしだったんですよ!
さすがに旨かった!ということで、台風も悪いことばかりじゃないなというお話でした。
| 隊長けん | モブログ | 21:46 | comments(0) | - |
鷲羽岳で百名山達成!
台風15号と16号にはさまれなような9月半ばの3連休に、北アルプス裏銀座の水晶岳と鷲羽岳を縦走してきました。
私にとっては、日本百名山のゴールのメモリアル登山になったんですよね!!
山の会ホイッスルに誘われてちょうど23年。
もちろん百名山なんてことはつゆ知らず、例会後の反省会を楽しみに毎月仲間との山歩きを楽しんでいましたが、それでも夏山を中心に20年近くの間に百名山は50くらい登っていたんですね!
5年前に福岡へ転勤になった時に、九州と中国、四国の百名山を登れたのが運の尽き!?…東京に戻って間もなく、よし頑張って百名山を全部歩こうと決めて、ここ3年で残り40を集中して歩き続けてきたのです。
そしていよいよラストツー…最後に残ったのは北アルプス裏銀座の水晶岳2978mと鷲羽岳2924mでした。
30代半ばまで銀座の裏通りをチョロチョロしてて、生活を変えようと思って!?山歩きを始めたことが、ちょうどラストに裏銀座コースになったのもなにかの縁かもしれません!?

金曜日の夜行ムーンライト信州に乗って5:10に信濃大町着。6時に予約していたタクシーで七倉のゲート開きを待ってガスで真っ白な高瀬ダムに到着。

レインウエアに身を固めて歩き始めたのは6:50でした。

長い吊り橋を渡って登山口へ。ここから北アルプス三大急登のブナ立尾根を雨が降ったりやんだりの中を黙々と進みます。比較的歩きやすい道でさほど苦にはなりませんが、1270mから登り始めて3時間、

2400m地点でやっと目の前が開けてアルプスの茶褐色の岩肌が広がりました。
さらに45分、2551mの烏帽子小屋に予定より1時間以上早い10:35に到着。ヘリポートで腹ごしらえをして、いよいよ裏銀座の稜線歩きです。
と、間もなく雨上がりのハイマツ帯から突然黒いものが私の前を横切りました。

なんと、親鳥とヒナたち8羽もの雷鳥が悠然と歩いていたのです。雷鳥は何回か見かけていますが、こんな大家族は初めてでした。
沼さんから聞いていた滑り台のようなザレ場が1時間も続いて、岩場、ガレ場が続いて14:20、初日の宿泊地野口五郎小屋2870mにたどり着きました。

まずはずぶ濡れのウエアを乾燥室でハンガー掛け。
稜線途中で泊まりの少ない小屋のようで、この日も10数人といったところですが、手足を伸ばしてゆったり眠れるうえに、天ぷらほかの食事も上々、トイレも水洗とはいかないものの清潔で、さすが北アルプスの小屋のはしくれ?です。
晴れマークの予報を信じて乾いたレインウエアをザックにしまって就寝。

日曜日の朝は期待どおり…いやそれ以上に快晴で、見事なご来光を拝むことができました。

5:40強風の中を稜線歩き開始。さあ、いよいよ百名山だという思いが強すぎたのか、小屋から目の前の野口五郎岳の山頂に向かわず巻き道を進んでしまいました。アッと気づいた時は通過後。五郎ちゃんゴメンと名残の写真だけ撮りました。
真砂岳の分岐を6:30通過。ここも巻いてひたすら水晶小屋を目指して進む目の前に突然トンガリ山が現れました。

西へ向かっいるのに???と思ったものの、紛れもなく大きな槍ヶ岳が正面に見えたのです。

もちろんその左手には穂高連峰も連なっていました。

となると…右手の谷越えにそびえ立っているのが、間違いなく私の目指す右に水晶岳、左に鷲羽岳のいかにもアルプスの大きな岩稜、その真ん中に水晶小屋も遠望できました。
近そうに見えてから岩場、急登の連続でようやく8:15に小屋に着きました。
ザックをデポして水晶岳ピストンのつもりでしたが、なんとなく?そのまま登り始め。
空身の登山者に追い越されながら最後はけっこうな岩登りで35分で99座目の水晶岳山頂到着。

360度のパノラマでしたが狭い山頂で証拠写真を撮ってすぐ下山。30分で小屋に戻って、そのまま9:30に鷲羽岳へ向けて歩を進めました。

岩苔乗越の手前を左に折れてワリモ岳を巻いてさらに登り下りのあと岩登りの先に…山頂標識が目に入った時、やって百名山達成を実感できました。
11時ジャスト、山頂に上がって三角点にタッチ、そして地味な?鷲羽岳の標識にもタッチして心の中でバンザイを叫びました。

幸い二人の若者がいたので、さっそく記念撮影を依頼。ザックから兼ねて準備の百名山(ほぼ)達成の手書きボードを胸に抱えて、デジカメと携帯で槍ヶ岳をバックに記念写真を残したのです。若者たちも立ち会えてうれしかったと喜んでくれました。

まさに360度の大パノラマを楽しみながらランチを取って団体さんが見えたのを機に11:30下山開始。
すぐに18人のツアー客に道を譲って、事故を起こさないことだけに気をつけて、新穂高温泉方面へ向かいました。
1時間程で三俣山荘を通過。分岐の水場でのどを潤してペットボトルにも補充して双六方面に向かいます。ここからしばらく登りが続いて喘ぎながらの前進。三俣蓮華岳から双六岳を辿る登り口の分岐も素通りして、夏ならお花畑の巻き道を辿って双六小屋に向かいました。巻いてばかりだなあと自戒の念を抱きながら?…今回はこれでいいのだ!と言い聞かせました!?。
双六小屋には14:50到着。

水も比較的豊富だったのでタオルで頭からカラダを拭いて下着も着替え。サッパリしところで、自分にごほうびの?缶ビールで祝杯!
一人のはずでしたが、初日から同じ行程を辿ってきた若い男女ふたりがまた偶然双六小屋泊まりで、ちょうどテラスで遭遇。せっかくだからと3人でカンパイしたのです。もっとも、百名山達成と言っても若い人は、けっこうクールでした。
まあそれはそれ、別にカップルではない二人ですがけっこう気があったらしく、最終日も結局ひょんなことで、松本まで同行することになりました。

その前に双六小屋ですが、これぞ由緒正しき北アルプスのたたずまいで食事も豪勢、トイレも洋式水洗で、残念ながら売り切れでしたが生ビールもあるんですね。でも缶ビールも冷蔵庫でしっかり冷えていました。
台風15号がターンして本州に向かっているとかで、月曜日の天気が心配でしたが5:20の出発時はご来光も間もなくの好天気で、登り下りを繰り返しながら鏡平でひと休み。

ゴロゴロの岩道から林道へ出て、わさび平からちょうど 10時に新穂高温泉にゴールインしました。


バスターミナルのすぐ上にある中崎山荘日帰り温泉でサッパリと汗を流して10:55のバスで中湯温泉へ。
高山ラーメンに生ビールの昼食を済ませて松本駅行きのバスを待っているところに、カンパイ仲間の二人が現れて…なんと土砂崩れで道路閉鎖情報を知らせてくれたのです。
スワ、一大事ととっさに係員にタクシーを依頼。すったもんだのあげく、乗鞍スカイライン経由の迂回路を直行と同じ料金で行ってくれることに合意。
三人に若い夫婦も同乗で、時間は1時間以上長い2時間40分もかかったものの、料金はひとり3000円ほどで無事に松本駅に16時過ぎに到着。
16:30の特急あずさ号の自由席にしっかり乗車。
最後の最後まで思い出に残る百名山達成夜行二泊三日の楽しい山旅になったのです。

追伸:中湯温泉から松本までのタクシー代を5人でワリカンのはずが、私が勘違いして4人で割ってしまったことに帰ってから気がつきました。4人の若い人たちは名前も聞いていないので連絡のしようがありません。ガメちゃうわけにもいかないので、過剰金4000円を東日本大震災義援金に寄付することにしました。4人のみなさんお許しください!!
| 隊長けん | モブログ | 19:26 | comments(0) | - |
百名山達成!
20110918110445.jpg
昨日11時、快晴の鷲羽岳山頂で、念願の百名山を達成しました。後ろは槍ヶ岳です!
これでやっと肩の荷がおりたので、あとはのんびりハイクを楽しみますよ!
| 隊長けん | モブログ | 11:18 | comments(1) | - |
足馴らしの馬頭刈尾根歩き
8月に百名山を2回登ったあとは、10キロジョギングとデパート催事巡りの2週間だったので、来週の百名山フィナーレに向けて足馴らしのために、奥多摩の御嶽から馬頭刈尾根を歩いてきました。
実は、馬頭刈尾根は来週山の会の例会コースなんですが、9月中に百名山を仕上げたい私としては、貴重な3連休を百名山優先にして、3年ぶりに例会を欠席することにしたのです。
さて、足馴らしでどこへ行こうかと考えて、せっかくなら例会コースを一足先に歩いてみよう、ということにしたのです。
御嶽駅はけっこうな人波で、ケーブルまでのバスは臨時が出て、すんなり待たずに乗れました。
ケーブルもドンピシャで標高830mの山頂駅に早々に到着。例会計画より30分早く9:15に大岳山方面に歩き始めました。
参道をたどって宿坊や土産物屋を横目に15分で御嶽神社と山道の分岐。

せっかくだから神社にひと登りしてみんなの元気を祈ってから分岐に戻って山道にルートに入りました。

緩やかな散策道からロックガーデンに出て、その先は岩場、鎖、ハシゴとなかなか変化のある登りが続いて、ちょうど11時に大岳山直下の分岐に着きました。
山荘と広い展望ベランダがあったはずですが、今は完全な廃墟でした。
例会の計画に倣って、山頂はバスしてそのまま馬頭刈尾根コースへ入りました。
まだ夏の名残の時期のせいかあまり人が歩いていないようで、道の脇には葉が茂り、枯れ枝などめ散乱していました。

まずはゆるやかな下りが続いて、なんか楽チンと思いきや、だんだん登り下りが出てきて、岩場やハシゴも登場。

1時間10分でロッククライミングの練習場つづら岩が目の前に。若者たちがチャレンジしていました。私は絶対やりませんけどね。
ここからは、馬頭刈尾根の真骨頂!、これでもかというほど登り下りが続いて、もう飽きた!と思った頃、13:15に馬頭刈山880mに到着。

今日下界は真夏日らしくズボンもぐっしょりの汗をかきました。1人でほとんど休みなしで歩いたせいか、例会計画より2時間以上早いペースでした。
15分の昼食休憩のあとはバスの時間を考えて一路下山。最後の下りは苔もついた滑りやすい岩の道が続いて、慎重に足場を確認しながらゆっくり足を進めました。なんせ百名山の前にケガしたら大変ですからね。

14:28に登山口の林道に下山。14:50に軍道バス停着。例会計画では十里木までさらに40分歩きですが、ちょうど15:08のバスがあったのでここで乗車。武蔵五日市から15:39の電車でそのまま帰りました。
おかげで17時過ぎに自宅着。片づけとシャワーも終わって、このレポートをブログに送ってからでも、思いがけずゆっくりと晩酌ができそうです。
| 隊長けん | モブログ | 18:57 | comments(0) | - |
還暦初日
今日、9月3日がとうとう還暦当日です(--;)
話によると、ドラえもんと同じ誕生日だとか!
変な著名人と一緒より、平和でいいですね(^o^)

台風余波で遠出の予定もキャンセルしたので、せめてもの記念に池袋に映画〓を観に行きました。
ヒマラヤという世界一の登山家メスナーを描いた物語。私は世界には縁もないけど、彼にあやかって!?なんとか今月中に日本百名山を達成したいものです!

もともと映画好きだけど、なんと60才からは普通1800円の映画が、いつでも1000円ポッキリで観られるんですよね(^o^)!

年はとりたくないけど、まあ少しでも楽しみをみつけて、元気に人生をエンジョイしていくことにしましょう(^-^)v
| 隊長けん | モブログ | 23:20 | comments(0) | - |
還暦バースデー〓〓
20110901203227.jpg
週1回の楽しみで、竹の塚のおしゃれな居酒屋へ行って、いつもどおり楽しく飲み食いしてたら、突然店が暗くなって…なにごとかと思ったら、私のための、バースデーemojiF_08_099.gifセレモニーでした。
還暦にはちょっと早いし、正直うれしくもありませんが、それでもみんなに祝ってもらったことが感激でした。
おかげで、思いがけず久しぶりに幸せな気分になりました!!
| 隊長けん | モブログ | 22:42 | comments(0) | - |
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