15日の土曜日に行く予定だった10月例会は、雨予報で順延となって日曜日に、中央本線塩山駅から山梨百名山の「黒川山1710m」と「鶏冠山1716m」を、8人で歩いてきました。
晴れマークを信じての順延でしたが、明け方まで雨と風が続いて心配でしたが、9時頃塩山駅に着いた時はもう快晴モードになっていてひと安心でした。
大菩薩登山口経由で柳沢峠に10:10着。
パスは紅葉の山中を一気に上って、歩き始めはもう1500m地点。
標高差200mほどで、久しぶりの?楽々ハイキングコースとなりました。山の会としては?…みんな笑顔でした!
雨上がりの道はところどころぬかるんでいましたが、山梨百名山のせいか、昨今の金塊ブームのおかげか??、黒川金山跡につながる登山道は見事に整備されて、ゆるやかな遊歩道を進みながらの紅葉狩りの趣たっぷりの登り道でした。
カラ松とブナ林の黄葉にもみじやドウダンツツジの紅葉が織り混ざって、10月半ばにして見事な秋の色模様を堪能することができました。
正午過ぎに黒川山に到着。
まずは最高地点1718mの見晴台に立ち寄り。
岩稜に立つと270度の展望台で、目の前に大きな大菩薩が広がり、その奥には雪のない富士山。
その横には聖岳、赤石岳、荒川岳、塩見岳、間ノ岳、北岳、仙丈ケ岳、甲斐駒ヶ岳まで南アルプスを一望、さらに奥秩父の山々や雲取山までが、雨上がりのすっきりした青空に浮かび上がっていました。まさに感動モノの景観でした。
ランチを取りながらゆっくり、でも30分ほどで後続グループに場所を空けて我々は移動しました。
黒川山の三角点にタッチしてからもうひとつのピーク鶏冠山へ向かいました。
すぐ隣りの山で、ここも楽チンかなと思いきや、突然岩と木の根と崖道登り下りが続いて、ヒョコっと岩の上に上がったところが小さな祠のある山頂でした。
眼下は岩稜がまっすぐ切れ落ちて足がすくみますが、なにやらロッククライミングの形跡もあったとか。
ああコワ! ここからは奥多摩の山並みもよく見えて、黒川山と合わせて360度の展望が楽しめました。
1日1往復しかないバスの時間に合わせてゆっくり下山開始。往路を戻るはずが、つい金山に足が向きそうになりましたが軌道修正して15時過ぎに柳沢峠へ帰着。
バス待ちに峠からドーンとでっかい富士山を眺めてから戻った塩山駅では、2分で列車に飛び乗って大月駅で途中下車。
もちろんおなじみの正華で、大月デビューのSKさんを交えてなごやかに1升瓶のいいちこと定番餃子、焼きそばで反省会を楽しんだのでした。