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埼玉憲ジーの近場放浪記

2016年にサラリーマン生活から卒業して、窮々自適な年金生活に入りました。百名山と百観音もなんとかやり終えて、隊長けんの武蔵野レターもフィナーレ。家庭と懐事情から遠距離旅も引退やむ無しながら、せめて体が動くうちは、埼玉憲ジーの近場放浪記を続けることにしましょう。
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山の会でシダンゴ山
 山の会ホイッスルの3月例会は、雨上がりの好天…のはずが結局雨模様の24日(土)に12人の参加で、丹沢のシダンゴ山を歩きました。

週間予報にやきもきしながら前日の雨は朝には上がって青空に恵まれる、という予報に安心して10時半過ぎに小田急線・新松田駅前に12人が顔を合わせて明るい空にニコニコ。

寄(やどりき)バス停から中津川を渡って歩き始めたころは青空も出て上着もいらない陽気の上々の滑り出しでした。


わかりやすい道標に沿って舗装路から梅林の脇を通ってイノシシ避けの(でも開きっぱなしの)囲いを入って杉林でぬかるんだ山道を進んでいきます。曇り空で風もなく花粉症の私も幸い目も鼻も無事でしたが、足腰は
2ヶ月山歩きをさぼったせいか標高差500メートルほどの登り道がけっこうこたえました。

それでもバス停から
1時間10分でシダンゴ山山頂到着。

山頂には立派な社と修験者に関わるシダンゴの謂れが記された石碑が建っていました。

賑やかな若者
4人グループに頼んでさっそく記念写真を撮ってから昼食タイム。

今回からはもう山頂乾杯はなし、ということでそれぞれおとなしくお弁当を広げて、ガスで展望皆無の山頂で語らいました。

三姉妹勢ぞろいのYさんからおしんこサービス。

ご夫婦で百名山制覇のSさんは3百名山チャレンジ中です!
食後のデザートはマキさんとヌマさんが新松田で買ったネーブルとオレンジでしたが、すっぱい!甘い!!と評価は二分。
4100円の超特価だから文句は言えませんよね。

この頃から雨粒がはっきりしてきてそそくさと片付け。

フード付きザックカバーや折り畳み傘など思い思いのスタイルで雨対策しながら下山開始。

足元のぬかるみとけっこうな急勾配に気をつけながら、宮地山山頂はパスして分岐から茶畑を通って寄のバス停までそのまま降りていきました。Oさん、Kさんはいつものように先行して、本隊がバス停に着いても姿が見えず…と思ったらレストハウスでもうのんびりしていました。

下界はすでに雨は上がっていてガスに覆われていたシダンゴ山や宮地山のおだやかな早春の里山風景が望
めました。

予定より1時間早いバスで新松田に戻って、帰宅後夕食会の予定のあるやまちゃんも参加して中華屋で餃子、レバー野菜、ソース焼きそばをつまみにビール、紹興酒、地酒で反省会。

まだ明るいうちにやまちゃんと別れた
11人は小高い丘の上で開かれていた河津桜などの早咲きの桜が満開の桜まつり会場を散策。

菜の花の黄色とピンクの桜のコラボも見事で、

遅めの河津桜はちょうど今が見頃でした。

小高い丘から中津川が流れる街並みの風景もなかなか見事でした。
山は雨にたたられましたが思いがけず楽しいひと時を過ごすことができて全員大満足で帰路に着いたのでした。
| 隊長けん | | 16:56 | comments(0) | - |
フラガール応援列車旅
全国的に雨模様の17日土曜日は、青春18キップ春休み第一弾で、常磐線湯本駅からフラガールのふるさとの街歩きに行ってきました。
またまたJRの駅からハイキングの企画に便乗です。
朝は去年の夏山以来の4時半起きでしたが、昨夜は10時に寝たおかげでスッキリした寝覚めでした。
柏から常磐線に乗り換えて9時43分に湯本着。いわきの手前で浜通りは福島原発から数十キロといったところでしょうか?
もちろん避難地区ではないので、住人も普通に生活して震災の爪痕もとくに感じられませんが、途中沿線の海岸線はやはり津波の被害も大きかったんだろうと、車窓から見舞いました。

湯本の町は映画で注目され、震災後のフラガールたちの全国巡りのステージで脚光を浴びたハワイアンリゾートの本拠地てす。
戦後、閉山になった炭坑町の復興のために作られた常磐ハワイアンセンターにも行った記憶がないので、たぶん私は今日が初訪問だと思います。

駅構内にも手足用の温泉がありました。

駅前から市街にもあちこちに足湯や公衆浴場があって、温泉の街を実感しましたが、今日は時間がないので通過しました。

金比羅神社に寄ってまずはみんなの元気を祈願。

街からちょっと外れたところに石炭化石ミュージアムがあって、いわき市で発掘された恐竜化石の復元骨格や、

炭坑の中を再現したリアルな体験コースがあって思いのほか楽しめました。
そこから駅に戻りながらあちこち立ち寄って1時間半でハイキングらゴールインしました。

駅前からは無料送迎バスで、スパリゾートハワイアンズへ。ちょうど午後1時半からのハワイアンダンスのメインステージを観ることができました。

温泉とプールなどの施設が揃って、家族連れなどで大賑わいの館内は、当然熱気ムンムン。水着スタイルが大半の客席ですが、私は完全装備のハイキングスタイルで、暑いやらチグハグやらで、落ち着きませんでした。

それでもステージが始まると、華やかな演出と艶やかな踊り子たちの姿にしばし目を奪われました。

このステージは震災から1年近く経って、ようやく2月18日に再開したばかりということで、彼女たちの思いもさぞかし感慨深いことでしょう。
明日まで1カ月は記念で入場料も半額です。私もおおいに助かりました。
帰り時間の都合でステージは半分ほどで退場。観客参加コーナーはまあ見なくてもいいかなというところでした。
帰り道はバスを待たずに駅まで3キロあまりの雨中ウォーキング。おかげで歩き足りなかったハイキングと合わせて、2万歩をクリアすることができました。
ただいま帰りの常磐線車中です。
さて、缶ビールでも飲むとしましょう。横並び椅子だけどね。
| 隊長けん | モブログ | 16:11 | comments(0) | - |
宮古復興応援ツアー
久しぶりに遠出の鉄道旅で、大震災から1年直前の東北、岩手県の宮古へいってきました。
JRの大人の休日倶楽部で企画した「現地を見て聞いて知って宮古の復興を応援しよう」という長いタイトルのツアーで、記者、カメラマン同行のモニターツアーということで、往復新幹線、ホテル泊3食に現地巡り観光がすべてセットで24800円という格安料金でした。
初日の8日はいつもの通勤時間に家を出て大宮駅へ。

職場に背中を向けながら、添乗員の出迎えを受けて乗車した東北新幹線やまびこの指定車両にはもう30人以上の同行者が集っていました。
復興応援ツアーとはいっても、観光で被災地にお金を落とすのが主目的なので??、もうおっさんグループは朝からアルコール全開で宴会モードでした。
一人旅の私はおとなしく車窓を眺め、新聞と読書にいそしんで、駅弁ランチを食したところで盛岡駅に到着しました。

通路からは雪を戴いた岩手山の大きな山容が見られました。

街中は雪はほとんどなく、寒さも気にならない晴れ模様の中を、岩手県北バスで観光地巡りのスタート。若いガイドさんが車窓の風景を丁寧に説明してくれます。
盛岡市内は震災の名残はまったくなく、石割桜のある官庁街を抜けて最初の見学場所南部杜氏の老舗酒造・あさ開きの酒蔵を訪ねました。

職人技の手造りとオートメーションのそれぞれの酒造工程を見たあとはもちろん試飲会。生酒、ドブロクから大吟醸まで4杯ご馳走になってホロ酔い気分。もちろんお土産も買って少し復興支援しました??

次の見学は、これも盛岡市内の南部鉄器工房へ。

伝統工芸の鉄瓶の製造工程では真っ赤に溶けた鉄を流し、製品化の前工程ではうるしでコーティングして色付けやつや出しをしていました。もちろん買い物…鉄瓶は高いので小物で勘弁してもらいました。
ここからいよいよ北上山地を越えて巨大津波の被災地・宮古に向かいました。
雪化粧した山々をウネウネと上り下りしながら2時間近くかけて夕刻に宮古市街地入り。

所々に基礎だけが残る建物の残骸とテレビで見慣れた仮設住宅が見えてきました。
そして、海岸沿いの通りに出たとたん、一面はまさに廃墟としかいいようのない光景が広がっていました。道路や信号などは修復されガレキはほとんど片づけられていますが、一帯は陸側は建物の基礎だけが残る空き地や鉄柱もねじ曲がったままのガソリンスタンドの残骸。海側の港湾設備はまさにガレキの塊のまま放置されている状況も残っていました。

それでも、クレーンなど復旧工事の歩みはそこかしこで続いており、漁港としての宮古の機能も再開されているようでした。
車窓からだけの市内巡りのあとは宮古随一の景勝地・浄土ケ浜へ向かいました。防波堤なども流された海岸線から高台へ出て眺めた浄土ケ浜は、被災を感じさせない景観をみせてくれましたが、海に下りると景色は一変。レストハウスは津波に破壊され、遊歩道は寸断、手すりはなぎ倒されてまだ修復できていませんでした。

それでも、白い奇岩群は被災前の姿をとどめて、まさに浄土ケ浜の趣を感じさせてくれてひと安心。

レストハウスも再開への改修工事の槌音が響き始めたようです。
薄暗くなった夕方5時にホテルにチェックイン。浄土ケ浜を見下ろす高台にあるパークホテルは幸い津波災害は免れたようですが、仮設住宅建設までは避難場所として利用されていたようです。

和室にゆったり一人、あわび、毛ガニ、焼うに、ひらめ、たい、まぐろ、いちご煮、ひっつみ汁に茶碗蒸し、ビーフシチューまでの豪華ビュッフェと大吟醸の夕食満喫のあとは貸し切り露天風呂に浸ってまさに極楽気分を堪能して寝床につきました。
土曜日の朝は、茨城県震度5弱の速報メールに起こされましたが、宮古は降りしきる雪模様の朝を迎えました。これもまた東北の旅の風情でしょう。
朝8時にホテル発。

昨日歩いた浄土ケ浜を今日は海から遊覧船で眺める趣向です。

雪の降る冬の海は…やっぱりけっこう荒れていましたが手すりにつかまりながら海猫のエサやりを楽しんだり、

津波で破壊された防波堤やブロック、建物が洗いざらい消失した無残な海沿いの街の跡などを目に焼き付けカメラに収めながら、

それでも見事な自然の景観を見せてくれる海岸線の断崖、奇岩群に目を奪われながら40分の遊覧を楽しみました。
ビジターセンターで三陸海岸の美しさをあらためて振り返ってから浄土ケ浜に別れを告げ、被災地を巡ってから宮古の漁菜市場で買い物。

ここでは奮発して?5000円もはたいてしまいました…まだ足りなかったかな?

宮古駅からは懐かしい三陸鉄道に乗って開通している最北端の小本まで40分の北リアス線の旅。

復興支援のポスターが掲示された車中では、被災地大槌町で身内も亡くしたという鉄道の社員が、被災当日の生々しい体験を写真を見せながら語ってくれました。
線路沿いには津波の爪痕がそこかしこに見られてあらためて心が痛みました。

ここは2キロに渡るスーパー堤防が、海岸線を覆っていた松林とともに根こそぎ消滅した無残な地点です。

陸側には仮設住宅が建っていました。

北リアス線は小本の先で線路が流されて、列車の運行はここまでです。
ツアーは小本駅からはまたバスに乗り換えて、岩泉町の景勝地・龍泉洞へ。日本三大鍾乳洞のひとつで、私は10年ほど前に訪ねてブルーの水をたたえた地底湖に感動した記憶があります。

2度目で感動は薄れたものの、昨年LEDでライトアップされた鍾乳洞はやはり見事な景観ではありました。

石筍も震災に負けず健在だったことにも安堵。さらに降りしきる雪景色が最高の趣を味わわせてくれました。ついでに龍泉洞会館の鶏肉野菜スープ雑炊風のランチもおいしかったです。もちろん土産も買いましたよ。
いよいよ今回の復興応援モニターツアーもこれで行程終了。
2時間のバスで盛岡駅に着いて解散。

私は、駅ビルで盛岡名物冷麺を食べて大満足で帰路についたのでした。
8ページのモニターアンケートにもまじめに答えたし、前夜はライターのインタビューにも応えたので、わざわざ休暇を取って参加した今回の旅も意義があったかなと自己満足しています。
| 隊長けん | モブログ | 19:46 | comments(0) | - |
上野駅から早春の下町散策
 山歩きは休業中…というわけではありませんが3月最初の日曜日はどんより寒い曇り空だったので山はパス。またJRの駅からハイキングに参加して上野駅から下町散策を楽しんできました。

脇には「ああ上野駅」の像も立っている上野駅の正面玄関は、やはりこのレトロな感じがいいんですよね。映画「三丁目の夕日」の冒頭にロクちゃんが出稼ぎ列車から降り立ったシーンが思い出されます。

昭和通から浅草方面に向かうと、職人の町合羽橋商店街の入口から正面に、2月29日の大雪の日に完成したばかりのスカイツリーが見えました。

浅草の裏通りを歩いて、裏口から浅草寺の境内に立ち寄りました。相変わらず多くの参拝客で賑わっていました。

お隣りの浅草神社で証拠写真。お賽銭を納めて1年の無事を祈りました。

裏通りをそのまま歩いていくと言問橋から、またスカイツリーが大きく見えるビュースポットです。

隅田川のたもとに続く墨田公園では、ようやく梅の花がほころんできましたが、今日の寒さはつらそうです。

今日の散策のお目当ての一つはここ業平橋駅。東武線の小さな駅ですが、ちょうどまさにスカイツリーの真下にある最寄り駅なので、ダイヤ改正に合わせて3月17日からは「東京スカイツリー駅」に名前が変わってしまいます。実は、私の本籍地が埼玉の現住所に移す30年ほど前まで、墨田区業平だったもので感慨もひとしおといったところです。
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業平橋駅前の東武橋から目の前にスカイツリーがそびえています。
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ハイキングコースは業平橋駅から浅草通りを上野方面に引き返すところですが、私はちょっと用事があって錦糸町駅へ寄り道。また浅草通りに戻る途中の親水公園からのスカイツリーです。

浅草通りからはハイキングコースに復帰。吾妻橋のたもとからのキントン雲(別名???)とスカイツリーのコラボはもうおなじみです。

そして、浅草といえば雷門と仲見世。そういえば1週間前は、東京マラソンの3万人のランナーがこの前を駆けていたんですね。来年抽選に当ったら私も走りたいものです。

伝法院通りから国際通りへ出てまた浅草通りへ。田原町の交差点から上野方面へ向かってすぐのところにある田原町センタービルの屋上に張られたネットはゴルフ練習場です。
実は30数年前の就職間もない頃に企画事業部にいて、ここでゴルフ教室を何年間か開いていました。プロとも仲良くなって一緒に飲んだことなども懐かしい思い出です。

上野から御徒町まで迂回してからJRのガード沿いに長く続くアメ横見物がハイキングの最後のルートです。私はゆっくり訪ねたことはありませんでしたが、さすがにすごい人出でした。ついお茶とセンベイを買ってしまいました。
この先の上野駅がゴール地点。寄り道したせいもあるものの、ほぼ4時間、23,000歩と久しぶりのロングウォークとなって、山歩きを怠けているせいか、膝やふくらはぎがけっこう悲鳴を上げました。
| 隊長けん | | 17:26 | comments(0) | - |
ひなまつり
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青空の土曜日でしたが、マンションの理事会があったので、今日も遠出できず。
仕方ないから父のホームの行き帰りに遠回りして、市内の遊歩道を歩いて、なんとか一万歩ノルマを達成しました。
今日はひなまつりですね。我が家のひな人形は押し入れの天袋に入ったままですが、ホームにはちゃんと飾られていました。
昼にはちらし寿司と桜餅も出たとかで、父もおいしかったと喜んでいました。
こういう施設はちゃんと年中行事をやってくれるので、季節感が味わえていいものです(^_-)。
| 隊長けん | モブログ | 16:21 | comments(0) | - |
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