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埼玉憲ジーの近場放浪記

2016年にサラリーマン生活から卒業して、窮々自適な年金生活に入りました。百名山と百観音もなんとかやり終えて、隊長けんの武蔵野レターもフィナーレ。家庭と懐事情から遠距離旅も引退やむ無しながら、せめて体が動くうちは、埼玉憲ジーの近場放浪記を続けることにしましょう。
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山の会で天狗岳
8月最後の週末は、山の会ホイッスルの例会で、北八ヶ岳の天狗岳に行ってきました。
8月は記録的な少雨、ということは、晴れ続きということで、この週末も天候に恵まれて、日本アルプス絶景満喫の大展望を楽しめました!。
土曜日は朝5時起きして、各駅停車で小淵沢から小海線に乗り換えて小海駅に11時過ぎ到着。
避暑地を走る小海線は満員で到着直前にようやく同行の5人と顔を合わせられました。
小海からは村営バス40分で北八ヶ岳の入り口稲子湯へ。

登山カードを出して、北八ヶ岳らしいカラマツや広葉樹の森と苔むした岩や倒木のしっとりした、おだやかな道をゆったりと辿っていきました。


1時間ほどのみどり池からは眼前に東天狗岳が大きくそびえて、明日の楽しみが広がりますが、我々が辿るルートはもちろん尾根筋の安全コースです。
みどり池からは、またゆるやかな樹林帯を歩きつづけましたが、そのうち下り道が続いて、また登り返すのはいやだなあと思っているうちに、15時過ぎに今日の泊まり宿、本沢温泉が見えてきてほっとしました。

本沢温泉は2150mに通年営業の宿としては、日本最高所に野天風呂があることで有名ですが、それを抜きにしても、北八ヶ岳の樹林に囲まれて涼しく、天然水に恵まれ、硫黄温泉が楽しめ、山の幸もおいしい満点の山宿でした。

6人はもちろん、すべてを堪能して、Oさん、くんちゃんはちゃんと野天風呂も楽しんでからみな内風呂に入ってリラックス。

まずは個室にそろって缶ビールと持参のラム酒、どぶろく、芋焼酎などでカンパイ!

山菜や白身魚、具沢山の味噌汁などのおいしい夕食タイムのあとは、明日の山行に備えて20時におとなしく消灯したのでした。

夜中にはいつの間にか紅一点のマキさんが小屋に住み着いたかわいいヤマネの姿を撮っていました。

夕方からの雨が夜半には上がって、避暑地のさわやかな空気と朝焼けに迎えられた日曜日の朝は4時半に起床。朝ご飯は弁当にしてもらって、5:25に温泉宿を出発しました。

昨日手湯?した野天風呂を見下ろしながら苔むした登山道を1時間歩いて夏沢峠へ。

白茶けた山肌が聳えるまさにその名も硫黄岳が温泉の源なんですね。
ここからは北へ向かって稜線歩き。
樹林を辿って30分ほどで箕冠山の分岐から広々した根石小屋前の砂礫地を抜けて登り返した頂が根石岳。

朝7時半。幸い雲が湧く前の青空は360度の大展望で、

眼前にはこれから目指す東天狗岳の岩稜と対照的に穏やかな西天狗岳が大きく広がり、

その先には北アルプス、乗鞍岳、御岳山、南アルプスの山並みが続き、

南にはもちろん主峰赤岳、阿弥陀岳など八ヶ岳が大きく聳えています。
さらに奥秩父から妙義、浅間山までまさに丸ごと日本の名山の図鑑を観ているような大パノラマでした。

そしていよいよ東天狗岳までさらに30分。わずかな時間にもう雲が湧いてきましたが、すぐ北にはぽっこり丸い蓼科山が姿を見せてくれました。

まずは東天狗岳山頂で記念写真。


さらに最高地点2646mの西天狗岳を往復して、東天狗岳山頂で弁当タイムの頃にはもう雲が一面に湧き出してきました。
やはり山は早朝が一番を改めて実感しました。

9時半に下山開始。

トヤクリンドウの群生に目を細め、

ここからは北八ヶ岳周回ルートを途中から巨大岩ゴロゴロの天狗の庭を経由して黒百合ヒュッテへ。
さらに前夜の雨の湿り気と苔むす岩で滑りやすい足元に注意しながらゆっくりと歩を進めて、昼の1時過ぎにゴール地点、渋の湯に到着しました。

下りに滅法強いOさんはすでに温泉の中。残る5人もさっそく湯船に浸かって汗と疲れを癒やしたのでした。
風呂上がりにはもちろん缶ビールで乾杯。

さらにバスを降りた茅野駅のそば屋では、帰りのあずさの時間を確認してから1時間余り。さらにたっぷりと反省会を楽しんだのでした。
帰りのあずさは指定席が取れずに立ちんぼだったおかげで?おとなしく無事に帰宅できました。
| 隊長けん | モブログ | 17:31 | comments(0) | - |
青春18キップで小倉と京都へ

お盆休みの14日からムーンライトながらから普通列車を乗り継いで今年もまた九州・小倉へ行ってきました。
馴染みの店・知夫里の大将夫婦が7月に東京に来るはずだったのが取り止めになったので、それではということでこちらから押しかけた次第です。
ムーンライトながらは東京駅23:10発、5:53大垣着の人気の夜行列車ですが、私は19時過ぎに自宅を出て、まずは夜の横浜散歩を楽しみました。
実は私の友人がこの8月から横浜駅前のベイシェラトンホテルの総支配人に就任したので、どんなホテルか様子見しましたがなかなか立派なところで広島のリゾートホテルから見事な栄転に拍手です。
そこから中華街へ向かって梅蘭焼きそばと紹興酒ハイボールで夕食。山下公園から横浜港の夜景を道連れに桜木町まで歩いてから横浜駅23:36の夜行に乗車しました。
足を伸ばすことはできないながらリクライニングと隣りが空席だったおかげでさほど苦になることもなく眠りにつけました。
大垣からは列車を8回乗り換えてなんとか予定通り19:12に小倉駅到着。

20時間の18キップ旅の初日は無事終わりました。
もちろん、大浴場付きの定宿ホテル西鉄インにチェックインしてすぐに知夫里へ直行。

昨年もお世話になった仲間シンちゃん、トヨちゃんとも再会して、

大将の絶品料理と焼酎、直美女将の笑顔につられて、たっぷり23時過ぎまで里帰りの一夜を満喫しました。
二日目は今年最高という炎天下の中を、下関から平家物語の世界をウォーキング。

なんと直美女将がつきあってくれて、女性の大敵焼けるような日差しに恐縮しながら、4時間歩きつづけました。
本州の西端下関駅から対岸の九州門司を眺めながら海沿いを歩いて30分ほどで壇ノ浦に身を投じた安徳天皇と平家の一族を祀る赤間神宮に参拝。


大河ドラマで深田恭子演じる平清盛の正室時子の墓に手を合わせて、隣りの耳なし芳一堂にも黙礼しました。
さらにしばらく歩くと780mという狭い幅の関門海峡に架かる関門大橋の真下。

潮流の激しい壇ノ浦の古戦場跡を眺めながら、橋をバックにツーショット写真も撮りました。
すぐ目の前にそびえる海峡を見下ろす展望台、火の山268Mにロープウェイで上り。


山頂からぐるっと関門海峡から日本海方面までの眺望をたっぷりと楽しみました。
下山後は山頂から眺めていた関門橋の海底トンネルを徒歩で渡りました。

ほぼ真ん中の山口県と福岡県の県境ラインをまたいで記念写真。
15分ほどで九州の北の玄関口門司へ出て、かき氷で暑さもひとごこち。

海峡の守り神・和刈利神社から海沿いの遊歩道を辿って、たこ焼きなどをつまみつつ、レトロな門司港駅までウォーキングを続けてゴールイン。

列車で小倉に戻りました。
小倉駅のホームで女将さん推薦の名物かしわうどんを食べて、駅前でおつかれさま。

私は、小倉城公園を散策してから土産品を買ってホテルへ。シャワーで汗を流してしばらくベッドで体を休めました。
二日目の夕食ももちろん知夫里です。

17時半過ぎにホテルを出て、小倉に住んでいた時買い物していたチャチャタウンに寄ってから知夫里へ。川の前のビルの1階右側が店です。

またまた伊勢エビ付きという豪勢な料理に舌鼓を打ちつつアルコールもペースアップ。
この日はたまたま2年前に大将夫婦と東京に来てくれたHさんカップルが来店してまた大盛り上がり。Hさん持参の赤白ワインもたっぷりご馳走になって大満足の宴はまた4時間も続いたのでした。
小倉滞在はこの日まで。会えなかったサダちゃんに電話してから大将夫婦と名残のお別れ。宇宙酵母の焼酎を土産にもらって、ホテルに引き上げたのでした。
3日目の朝は飲み過ぎのムカムカ気分をこらえながら5時に起きて、始発の列車で小倉を出発。

車窓の風景を楽しみながら、また6回乗り換えて夕方17:14に京都駅で下車しました。
繁華街からはずれた京都プラザホテルにチェックインして、夕食がてら五条通りから牛若丸と弁慶伝説の五条大橋へ。

そういえばここも平家物語ゆかりの地でもありますね。

さらに鴨川沿いを四条まで歩く街並みは祇園界隈で、お茶屋や舞子の置き屋なども並んで風情たっぷりです。祇園のメイン通りは外人さんで溢れていました。

京料理の店を覗いているうちに、手頃な値段のメニューがあったので夕食は祇園でとることにしました。いくらさけの親子丼に練り物の串、野菜煮物とサラダ、茶碗蒸しと味噌汁、お新香のセットに生ビールと京都産の芋焼酎一杯で4140円なり。まあ祇園の立地を考えればリーズナブルかな、味も上々で満足しました。
帰り道はまた鴨川べりをゆっくり歩いて駅に向かっていると、京都郊外から遊びに来たという若い女性になぜか駅までの道を尋ねられてしまいました。

しばし会話も弾んで駅前まで同行。思いがけず楽しいひと時を過ごせて、京都の夜もなかなかに結構でした。
最終日の18日は朝7時にホテルをチェックアウト。お土産にいただいた一升びんを抱えて京阪電鉄の駅へ出て、叡山電車、ケーブルカー、ロープウェイを乗り継いで仏教の聖地・比叡山延暦寺を訪ねました。

ロープウェイ終点が山頂で、そこから杉木立の道を30分ほど歩いたところが比叡山の東塔。

朱色もあざやかな二重塔と阿弥陀堂。

金色に輝く阿弥陀仏が壮観でした。
さらにはいにしえの僧正たちを祀る大講堂を訪ね、開運の鐘を付いて健康を祈り、

最後は国宝の根本中堂に参って、さらに門前うどんをいただいて旅の仕上げとしました。
帰りは琵琶湖畔の坂本まで日本最長、2キロ以上のケーブルカーで一気に麓まで下山。

荷物が重いので石積の街中散歩は取り止めてバスでJR坂本駅へ直行して、予定より1時間ほど早く、また青春18キップで埼玉までの帰り道に着いたのでした。

| 隊長けん | モブログ | 13:19 | comments(0) | - |
オリンピック観戦の日々
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なんと3週連続で、電車にもバスにも乗らない閉じこもり生活の週末を過ごしています(=_=;)
こんなことは記憶にありませんが、猛暑のアウトドア回避とやはり連日のメダルラッシュのロンドン五輪テレビ観戦にどっぷりで、慣れてしまえば、けっこう楽なライフスタイルではありますね。
五輪ももう明日の日曜日でフィナーレになりますが、やはり銀とはいえたくさん楽しませてくれたなでしこと鈴木聡美というヒロインを生んだ競泳陣の活躍が白眉でしたね。
でももう一人!…我が町の生んだヒロイン重量挙げ48キロ級銀メダルの三宅宏美の活躍も見事でした!!
なんと私の子供ふたりと同じ中学校の後輩で、駅前から学校入口や市内のあちこちにおめでとうノボリや横断幕が掲げられいました!もしかして、名誉市民賞をもらえるかも…金じゃないとダメなのかな??
| 隊長けん | モブログ | 17:13 | comments(0) | - |
朝顔と幸せの黄色花
猛暑続きの陽気は8月になってなおさらの毎日ですね。
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オリンピックの夜更かしと寝苦しい夜が明けてふと見たベランダでは、今年初めて鉢植えの朝顔が花を咲かせてくれました。
なにかすがすがしい気分にしてくれますよね。
オリンピック中継をチラチラ見ながら過ごした仕事帰りには、なじみの竹の塚の店、こりんに立ち寄り。
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まもなく2周年の店内に幸せを呼ぶ黄色のアレンジ花があでやかに飾られていました。
今日は両手の花々にも囲まれて幸せなひと時を過ごせたおかげで、しばし暑苦しさを忘れることができました。
| 隊長けん | モブログ | 21:50 | comments(0) | - |
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