blog index

埼玉憲ジーの近場放浪記

2016年にサラリーマン生活から卒業して、窮々自適な年金生活に入りました。百名山と百観音もなんとかやり終えて、隊長けんの武蔵野レターもフィナーレ。家庭と懐事情から遠距離旅も引退やむ無しながら、せめて体が動くうちは、埼玉憲ジーの近場放浪記を続けることにしましょう。
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - |
山の会で大菩薩嶺

山の会ホイッスルの9月例会は、猛暑の季節からようやく秋の気配が漂い始めた22日(土・秋分の日)に5人で、日本百名山の「大菩薩嶺」を歩いてきました。6月に計画したときは10人以上のエントリーがありつつ2度も雨天中止になって、ようやく9月に実施できました。6人の予定がくんちゃんも体調不良でドタキャン。結局男ばかり5人のほぼ築地飲み会メンバーでの百名山歩きとなりました。

明け方の埼玉はどしゃ降り模様でどうなることやらでしたが、甲信地方の晴れマークを信じて中央線に乗車。幸い予報どおり甲斐大和駅に着いた時はうっすらと陽射しも出て暑さも一段落。まずまずの陽気の中を定刻910の満員バスで上日川峠へ向かいました。さすがに人気の山だけああって駐車場もいっぱい。臨時バスも出る人波で「熊出没」の看板もさすがに今日は熊も恐れをなしていることでしょう。



10
時に歩き始めて、福ちゃん荘までは並行する車道を見ながら山道を20分。

そこからの登山道も林道のように整備されていて広葉樹の中をのどかにゆっくり進んで、

中里介山執筆の宿からやや高度を上げつつ介山荘を正面に回ったとことが大菩薩峠でした。


一気に稜線が大きく開いて、大菩薩嶺方面へ延びる草原と岩肌の見事な眺望がさすが百名山と思わせる感動を味合わせてくれました。


眼下には人造ダムながら大菩薩湖も見渡せて、

稜線周辺の木々もわずかながら色付き始めていました。

気持ちのいい稜線歩きから2000mの神部岩を過ぎて、唐松尾根の登山道とぶつかるところが雷岩で、南アルプスなど展望抜群のはずでしたが、あいにくこの日は一面の曇り空に時折ガスも湧いてきて遠望はききませんでした。

それでも気持ちのいい雰囲気の中でランチタイム。しゅうちゃんのザックからなんと想定外の赤ワインも登場して、荷物軽減のために仕方なく??
5人で前倒し反省会をしました。ここから大菩薩嶺までは片道10分のピストン。

展望のない山頂で記念写真を撮って雷岩へバック。
計画では丸川峠から大菩薩登山口まで周回して塩山へ降りるはずでしたが、雲行きがあやしく展望も望めないということで、唐松尾根から上日川峠へ下山することにしたのです。

多少急坂ながらやはり歩きやすい登山道を下って
40分で福ちゃん荘へ。

冷たいきゅうりをかじってから車道ルートを戻って
1320分には朝下りたバス停に到着しました。帰りの満員バスにもなんとか座れて、甲斐大和から大月駅に着いたのは1515分。

当初計画より
2時間も早く反省会会場「正華」に到着してしまいました。まあ、メンバーを見れば山よりなんとかもむべなるかなというところでしょうか!??。でも反省会は2時間で切り上げて明るいうちに無事全員帰路に着きました。

正味
3時間弱の歩行で、こんなに楽して百名山に申し訳ないという気もしましたが、でもやはり大菩薩峠からの稜線歩きは最高でした。
| 隊長けん | | 17:15 | comments(0) | - |
スカイツリーから向島散策
敬老の日3連休の初日は、ちょっと早い彼岸の墓参りのあと、おなじみのスカイツリーを訪ねてから、隅田川沿いを向島まで歩いてきました。

錦糸町駅前から来年の国体PR看板の奥にさっそくスカイツリーがお出迎えです。

お寺の前の横十間川は護岸工事されて、観光船の航路になっていました。
20120915115702.jpg
逆さツリーの名所北十間川からの眺めも観光船とのツーショットになりました。
スカイツリー周辺は一時の大賑わいから少し落ち着いたようでした。

せっかくだからスカイツリー展望台まで上がろうか…と思ったらとんでもない…着いたのが12時頃なのに、入場は14:30です、と言われたのでトットとあきらめました。

スカイツリー駅から墨田公園に出て一休み。

春は花見の名所ですが、鴨ものんびりして今は静かな佇まい。

でも、ちょうど牛島神社の大祭だったので笛太鼓が響いてきました。

通りでは子供みこしと出会って秋の風情を楽しめました。
ここから向島に向かう道すがらには、江戸時代からの味を引き継ぐ長命寺の桜もち、言問団子、きびだんごの店が街道沿いに点在しています。

桜もちは煎茶と一緒にご賞味。団子も土産に買い求めました。
そうこうしているうちに、白髭神社の脇から路地をくねくね進んだところが向島百花園。

狭いながらも、萩がボチボチ咲き始めて、池を巧みに配した園内はなかなかの風情です。

ちょうど池の背景にスカイツリーのビューポイントがあったので人の流れが切れたところでナイスショット。

ついでに証拠写真も撮っておきました。
ここからは東向島駅まで10分足らずですが、私は明治通りで都バスに乗って日暮里駅から帰路に着きました。
やっぱり下町歩きは楽しいですね。
| 隊長けん | モブログ | 16:20 | comments(0) | - |
18キップで水上から利根川散歩
娘とシェアしている5枚綴りの青春18キップが1枚残っていたので、利用期間最後の週末、8日の土曜日に、JRの駅からハイキングで、上越線水上駅から利根川の諏訪峡巡りに行ってきました。
前夜は新宿のライブで深夜帰宅になったもので、朝はつらかったけど、なんとか7時過ぎに起きてほぼ出勤タイムに出かけました。
大宮への乗り換えホームでは雨が降り出して心配しましたが、水上駅に降りた時は日差しも出てまずまずのハイキング日和です。

11:35に駅前の観光案内所で受付してハイキング開始。

駅前から利根川の遊歩道に出てまず証拠写真を撮影。
ここからは遊歩道に沿って、川面を眺めながらゆっくりと上流へ向かいます。

崩れかけた吊り橋をくぐって、大分さびれた水上温泉街を抜けるとなにやら賑やかな声が聞こえてきました。

活気溢れる利根川の名所・ラフティング乗り場が現れて、初心者向けのトレーナーに教わりながらラフティングで漕ぎ出す大勢の人たちの歓声が聞こえてきました。

いったん道の駅のチェックポイントでハイキングのスタンプを押してから利根川沿いの遊歩道歩きを再開。

気持ちよさそうなラフティングを眺めながらさらに上流に行くと数十メートルの高さの諏訪峡大橋へ。

なんとここでは、高所恐怖症の私には世にも恐ろしいバンジージャンプなどをやっている光景に出くわしてしまいました。ああクワバラクワバラ。
ここからはUターンした利根川の対岸を歩きます。

この周辺が諏訪峡と呼ばれる景勝地ということで、河原に降りて記念写真も撮ってみました。
遊歩道に戻ってからはしばらく川沿いを歩いてから、橋を渡ってまた水上温泉へ。

せっかくだから手打ちそばの店で一休みしてから駅前の観光案内所にゴールインしました。
昨夜にたっぷり飲んだので今回はアルコール抜き。駅前でカキ氷でカンパイ?でした。
18キップの消化旅行で?2時間余りの散策でしたが、利根川名所をぐるっと一巡りできて、けっこう儲けもの気分になれました。
| 隊長けん | モブログ | 15:14 | comments(0) | - |
ライブとディナー
20120907194828.jpg
フライデーナイトは職場の同僚のお嬢さんがキーボードを演奏するライブステージを観に、東新宿へ仕事仲間5人で行ってきました。
実は同じ日に渋谷で応援している圭一くんのライブもあったんですが、多分最初で最後かもしれない?マミちゃんのライブを選びました。
グループでのロック演奏と別のステージを挟んで最後はこの日のメインシンガーのバックバンドでも大活躍。居酒屋とのコラボで飲み放題食べ放題という企画だったもので、延々3時間演奏を聴きながら、たっぷり食べ続け、飲み続けてしまいました。
もちろん演奏中はちゃんとステージを聴いて応援していましたよ。
| 隊長けん | モブログ | 14:25 | comments(0) | - |
おわら風の盆と北陸旅
久しぶりに東京にもひと雨きた9月1日の土曜日から1泊で、大人の休日キップを利用して北陸に行ってきました。
一番の目的は富山県越中八尾の祭り、おわら風の盆見物です。三味線、尺八、胡弓としっとりした謡いに合わせた踊りで街中を練り歩く風情あふれる郷土の祭りで、毎年9月1日から3日まで行われています。
以前時期はずれに訪ねた時も街並みの景観に感動しましたが、ちょうど祭りの本番が土曜日になるのは7年に1回ということで、格安キップの日程ともピッタリで、これは行くしかないと決めた次第です。
2ヶ月ほど前に調べた時にはすでに市内のホテルはすべて満室でしたが、地元旅館の手配でなんとか滑り込みセーフでした。
上越新幹線から北越線経由の北陸本線特急で10:20に富山着。

まずは市内観光ということで、路面電車ライトレールに乗って富山港に面した、北前船の拠点として賑わった往時を偲ぶ岩瀬地区を散策しました。

廃線になった鉄道路線を生かして復活した路面電車は富山の新しい風物詩として人気で車内もいっぱいでした。旧駅舎の残る東岩瀬からまずは天保食堂に入って、富山名産白エビのコロッケ付きの海鮮丼を賞味。

店の造りも落ち着いて生ビールセットで満喫しました。

街並み散歩は北前船時代の大きな商家を見学。

北前船のモデルもあり広々した室内は往時の賑わいを偲ばせてくれました。
老舗和菓子屋でお土産を買ってから20mの展望台に上がって富山港周辺を一望。

立山連峰も望めるはずでしたが、残念ながら雲の中でした。
海沿いの岩瀬から富山駅に戻って宿泊ホテルにチェックイン。駅前案内図にも乗っていない隠れ家?で窓なしでしたが部屋は広く清潔で、3500円なら申し分なしです。

部屋にザックを置いてすぐに外出。ほど近い富山城跡を訪ねてから駅に向かいました。
富山駅から八尾までは高山本線で30分ほどですが、この日は臨時を大増発しながら乗車整理券をもらって整列乗車です。こちらもなんとか滑り込んでちゃっかり着席。15:40に越中八尾駅に降り立ちました。
暦は9月なれど富山も東京並みの猛暑。

駅前から並ぶ屋台道では富山城跡の茶店で食べたカキ氷をお代わりしたくなるのをこらえて、中洲が整備された川に架かる十三石橋を渡って大勢の人波とともに、石垣に支えられた八尾の街中に入りました。
下新町から今町を曲がって西町に入ったところで三味線と謡いが聞こえてきました。

人垣をすり抜けて近づくとようやくおわら風の盆の町流しの踊りが見られました。

網笠を被った女性のやわらかい手踊りとリズミカルな動きのある男踊りが続いて、かわいい子どもたちも加わって風情溢れる雰囲気が広がります。

しばらく流しに付いて歩いてから、さらに石畳の日本の道百選通りの諏訪町に来ると、ちょうど通りの中で輪踊りが行われていて、まさにおわら風の盆のハイライトの景観と風情が満喫できました。

午後5時からは踊り手も休憩タイムに入るので、その間に早めの夕食。名物八尾そばの店は長蛇の列だったので、なんとか屋台村の席をみつけて広島風お好み焼きと生ビールでお腹を満たしました。これも祭りらしくてなかなかいいものです。
街中をそぞろ歩きながら、屋台が並ぶ聞名寺の境内を覗くと、なんとここも踊り場になっていてちょうど本堂の回廊で舞台踊りが見られました。

地元の連は休憩中でも、ここでは能登半島から参加の連がまた独特のおわら踊りを披露してくれて境内に溢れる観衆から大喝采でした。
18時を過ぎたこの頃から雲行きが一段と怪しくなってきて、駅方面に歩き出して間もなく雨模様。と、傘を広げると同時にたたきつけるような土砂降りになりました。

あっという間のことに街道脇の軒先で雨除けの人々を横目に歩き続けましたが、雨が横殴りになってさすがに屋根付き駐車場に逃げ込みました。
30分ほどしてようやく小止みになったので、19時からの踊り再開見物はあきらめて富山駅に戻ることにしました。
ところが、やっと着いた八尾駅では大雨で高山本線がストップしてまた人波で大混乱。なんとか1時間待ちで20時に動き出した列車に乗って無事富山駅に戻れました。
明日の早起きに備えておとなしくホテルに戻って汗を流してから、缶ビールと地酒立山に白エビかまぼこで一人打ち上げしてから寝床に入りました。
日曜日は4時起床。富山駅発4:53の大阪行き特急サンダーバードで福井下車。今回の大人の休日キップは糸魚川から先、JR西日本の福井駅まで利用できますがその先は別料金。なので福井駅周辺を散策してから美浜まで1280円キップを買って再乗車しました。
敦賀からは小浜線に乗り換えて原発で名を馳せてしまった美浜に向かいました。
美浜は地名のとおり若狭湾に面した風光明媚な所です。7年前には湿地と水鳥の生息地を守るラムサール条約に登録された三方五湖が有名な所で、やっと念願かなっての訪問でした。
まずは標高400mの梅丈岳山頂までタクシー利用。

途中のポイントからは直接日本海に面して漁業が盛んな日向湖が見渡せて、海と山と湖に挟まれて民家が立ち並ぶ生活色に満ちた光景は壮観でした。

駐車場からリフトで上がった展望台からは若狭湾から日本海が一望。

三方五湖は曇りがちながら眼下にすべて見渡せました。

美浜町出身の五木ひろしの歌碑とメロディーが目立ったのはご愛嬌ですね。

久々子湖畔のレイクセンターからは、漁業のために水門が閉ざされている日向湖を覗く4湖を巡る遊覧船に乗って、水月湖、菅湖と唯一淡水の三方湖を50分で見て回りました。

水月湖からは先ほど登った梅丈岳がどっしりと広がっていました。

下船後は、三方湖名産のうなぎ丼を食して北陸観光の旅もフィナーレ。
福井まではマジメに乗車券と特急券も買ってしらさぎ号で金沢駅へ出て、大混雑のはくたか号自由席になんとか座れて2時間40分。越後湯沢からの上越新幹線で帰路についたのでした。
| 隊長けん | モブログ | 08:42 | comments(0) | - |
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< September 2012 >>

bolg index このページの先頭へ