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埼玉憲ジーの近場放浪記

2016年にサラリーマン生活から卒業して、窮々自適な年金生活に入りました。百名山と百観音もなんとかやり終えて、隊長けんの武蔵野レターもフィナーレ。家庭と懐事情から遠距離旅も引退やむ無しながら、せめて体が動くうちは、埼玉憲ジーの近場放浪記を続けることにしましょう。
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山の会で権現山
 山の会ホイッスルの10月例会で27日の土曜日に、総勢9人で中央線上野原駅から、1312メートルの権現山に登ってきました。

晴れ続きから下り坂のギリギリ晴れ模様の予報でしたが、残念ながら朝からどんより曇り空。

中央線上野原駅でバスを待つ間は小雨も降り出して心配しましたが、初戸のバス停から歩き出してからは、なんとか最後までレインウエアの出番なしで済みました。


民家を縫うような路地から橋を渡ってすぐに竹林から樹林の登山道へ。

けっこう急登が続いて息が上がります。いつもながらOさん、クリさんとSさんはあっという間に姿が見えなくなって、
6人がゆっくり後を追いました。急登と平坦な道の繰り返しが続いて2時間近く。



ようやく稜線に出たところが雨降山。でもかろうじて雨降りは我慢してくれました。

ここから稜線伝いにゆるやかな登りが続いて一部が色付き始めた紅葉もちょっぴり楽しめました。

お神酒が祀られた小屋(お堂?)の裏手から最後の猛烈急登を
50メートルよじ登って、昼前になんとか権現山山頂に全員到着。


先陣のOさん、クリさんが出迎えてくれましたが、クリさんは30分も前に着いていたとかで、気温の下がった山頂で震えていました。

展望もなく寒さも増してきたので、昼食のあと記念撮影をして滞頂25分で下山。標高差50メートルの急勾配をなんとか転ばずに下ってヤレヤレでしたが、その後も結構な登り下りの連続に最後まで気が抜けませんでした。

雨降山の手前、すみれの丘看板から分岐を下るとマウンテンバイクの若者たちと遭遇。わざわざこんな山道を自転車でねえ、とは思うものの人それぞれの楽しみ方があるんですよね。


下山道はまさに急な登り下りをいやというほど楽しまされて、お次は草で覆われた道なき道を掻き分けて
1時間半近くかかって高指山へ。

さらに
20分で本日一番の展望台・不老山へ。

中央沿線の山々や丹沢山塊もなんとか見渡せて、不老にあやかって記念写真も撮りながら最後の休憩をとりました。

山を眺めずに芸能ニュースを読むYさん。さすが新聞社OGです!?

山の名前にあやかろうとニッコリ!

かくいう私は、遺影写真を…でも使えそうもありませんね?
バスの時間も余裕があるのでOさん、クリさんも最後はペースを合わせて
9人全員で不老下のバス停に着いたのは15時過ぎ。

計画より
1本早いバスで上野原駅へ戻って満員の中央線に乗車。


今日は八王子駅で途中下車。乗鞍、上高地からの連チャンで睡眠不足の山田さんを除く
8人で、駅前の居酒屋「北海道」で山海の幸と焼酎1升瓶でたっぷりと反省会を楽しみました。これでオツカレサマ…のはずでしたが、武蔵野線組ヌマさん、マキさん、私の3人は…なんとさらに北朝霞でカラオケタイムに突入してしまったのでした。
| 隊長けん | | 09:51 | comments(0) | - |
冠雪の富士山
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24日の朝は、雨上がりの快晴で、自宅マンションのベランダから久しぶりに富士山がくっきりと見えました。
冠雪した富士山を見るのも1年ぶりなんですね。
| 隊長けん | モブログ | 20:58 | comments(0) | - |
川越まつり
穏やかな快晴に恵まれた10月21日の日曜日は、父のホームに寄ってから、東武線で15分ほどの川越へ行って、国指定重要無形民族文化財にもなっている伝統の川越まつりを見物してきました。
とはいっても長年近くに住んでいながら、こんなに賑やかなまつりがあることも知らず、職場の同僚に薦められて、今年初めて訪ねたのでした。

川越駅から人の流れに沿って市役所方面へあるいていくと、しばらくして大通りを曲がったところで最初の山車に出会いました。

大きな山車にはいなせな男衆やおかめ踊りに笛太鼓など賑やかな演出で大勢の男女が引いています。ちょうどここはこれから交差点を左折するところです。

市役所に向かう道には次から次と各町内会の山車が引き回されていきます。

山車の前後と道路の脇に人が溢れて、歩くのもままならない混雑ぶりになってきました。

30分ほどかかって、ようやく市役所に辿り着いて人心地。ここが山車の集合地点です。

今年は川越市制施行90周年の節目ということで、例年は1年おきに山車を繰り出す町内会が勢揃い。29もの山車が市内を引き回されるという大イベントになりました。

市役所からは、川越゙といえばおなじみの蔵の街のメインストリートを散策。まずは細い路地のお菓子の街から入りましたが、どの店も長蛇の列で買い物はパスしました。

メインストリートにも次から次と山車がやってきました。

狭い道で2台の山車が行き違います。もちろんこの間見物客は身動きできず脇によってしばし待機です。

シンボルの時の鐘の鐘楼を背景におかめの山車がメインストリートを進みます。

その先にはこれも重要文化財の埼玉りそな銀行の洋館の前を提灯と山車の行列が続きました。

私は、その先の仲町でメインストリートから右折。ここでも山車の行列が続いていました。仲町から山車の道をはずれて帰りは川越市駅へ。
人波にもまれながらの2時間ウォークでしたが、これだけの山車が巡行する大規模なまつりを目の前に見られて埼玉県民として宝物がまた一つ増えた気がします。
| 隊長けん | 日常 | 18:07 | comments(0) | - |
行ったり来たりの週末ライフ
10月半ばの週末は天気も上々でしたが、遠出はパスしました。
金曜日は午後から大手町で行われた弁護士と公認会計士のセミナーを聴きにいって、帰り道に140年前の姿にリニューアルした東京駅を眺めてきました。
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仕事の途中だったので外観だけで地下鉄へ。構内見学はまたにしましょう。
夜は四谷で、80才の大先輩を囲んでの職場の同窓会で歓談。帰宅は久しぶりにシンデレラタイムを過ぎました。
明けて土曜日は7時過ぎに起床。3日前が三回忌の命日だった次兄の墓参りに山梨県都留市へ。
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富士急の車両はトーマス列車でボデーから車内までカラフルな世界に包まれていました。
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帰りに寄った大月駅前では駅開業110年のお祭りでミニチュア列車のゲージやチロリアンダンス?などが披露されていました。
もちろん、おなじみの正華に寄って生ビール付き焼きそばで昼食。
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午後は、中央線を戻って小金井公園で学生時代の仲間たちとテニスを楽しみました。
もちろん仕上げは生ビール付きの焼き鳥コースでまたたっぷりと歓談を楽しみました。
| 隊長けん | モブログ | 20:47 | comments(0) | - |
足立の花火とあれこれ
10月13日は老父の97歳の誕生日でした。
秋晴れの土曜日は絶好の行楽日和でしたが、まずは8時に家を出て池袋で映画「天地明察」を観賞。江戸時代に天文と算術を極めて正確な暦を編纂する物語で、「おくりびと」の滝田洋二郎監督作品だけあってなかなか面白かったです。
昼食は、池袋百貨店で開催されていた「北海道うまいもの展」で札幌の味噌ラーメンを賞味してお土産の菓子も購入。
そして、自宅近くの老人ホームへUターンして、父の誕生日の記念写真を撮りました。大好きなオロナミンCと孫からのお菓子を持ってニッコリ。着ているチョッキは私が贈ったものでけっこう喜んでくれました。

しばらく父と語らった後はまた電車に乗って足立区の西新井へ向かいました。

大師線に乗り換えてすぐ隣りの終点へ。まずは何十年ぶりかで西新井大師へ参詣。やはり初詣で大賑わいするだけあって大きなお堂ですね。

門前町をぶらぶらしていたらだんご屋のおかみさんに呼び止められて草だんごを試食。試食したらやはり20個入り700円を買ってしまいました。

夕方5時過ぎに今日のメインイベント、「足立の花火」を見るために西新井の隣り、梅島駅で下車しました。

数珠繋ぎの人波とともに20分ほど歩いて隅田川の土手に見物場所を確保。大川の両岸は北千住あたりから多分10万人以上の見物客で埋め尽くされていました。

去年の10月にも来たんですが、今年の違いはご覧の通り。真正面にスカイツリーが立ってライトアップの点滅が眺められるんです。望遠で撮ったのでややボンヤリですけどね。

午後6時になるとなんの合図もなく突然打ち上げ開始。見事な尺玉が次々と花を咲かせて見物客も大喝采です。写真の真ん中、花火の左下の細長い光がスカイツリーです。

河川敷には5箇所ほど打ち上げ場所がセットされていて、順番に打ち上げられますが2箇所同時の競演も。

そしてクライマックスには、全箇所から同時に次々と大輪の花火が打ち上げられて、大音響ともあいまって大迫力です。

7月の隅田川花火大会には行ったことはありませんが、こんなに間近に、土手に座ってゆっくりと大迫力の花火が見られるなんて感激ものでした。
とはいいつつ帰りの大混雑を避けて早めに席を立って梅島駅にバック。ホームからも見える花火を楽しみながら、2つ先の竹ノ塚駅へ。
もちろん、おなじみの店「こりん」でたっぷりと、花火ならぬビールと焼酎で打ち上げを楽しみました。
| 隊長けん | 日常 | 09:29 | comments(0) | - |
紅葉の北岳
10月最初の週末は、7日から1泊で南アルプスの盟主、日本第2の高峰、3193mの北岳へ山飲み仲間Oさんと二人で行ってきました。
泊りがけの山歩きもボチボチくたびれてきたなあ、という私ですが、Oさんに誘われて、紅葉の南アルプスもいいかなあ!と思ってその気になりました。
3連休初日の土曜日はマンション理事会があったので、日曜日から体育の日の日程になりましたが、晴れの特異日の伝説は今年もバッチリで、北岳の登山道からは青空に映える紅葉と、日本アルプス360度の大展望を満喫することができました。
Oさんにとっては初めての北岳にニコニコでしたが、4回目の私も紅葉と展望のダブル満喫で最高の南アルプスを堪能できました。


甲府発10時のバスに揺られて2時間、ベースとなる広河原は登山客であふれていました。

さっそく北岳へ向かって歩き始め。ゲートの先の緑の吊り橋を渡った先が登山口になります。

しっかりした吊り橋の下には清流の流れ。南アルプスは天然水の宝庫ですよね。

広河原山荘の手前を折れて登山開始です。

広葉樹の森も1500メートルのこのあたりはまだ緑のままでした。

大樺沢との分岐を白根御池小屋方面へ分けてしばらく歩くと、樹林の合間から山の岩肌が見えて、2000メートル近くは木々も色づき始めていました。

登山口から2時間で今日の宿泊地、白根御池小屋に到着しました。数年前に建て替えられたばかりのきれいな小屋で、トイレも水洗です。

2100メートル地点の小屋の前からは岩稜が広がって、行く手には紅葉の樹林が見事でした。

小屋にザックを置いた後は、花よりなんとかでまずは生ビールで乾杯です!

アーリータイムスと黒霧でいい気持になって、5時からの夕食は缶ビール1本で満足。箱弁当の食事もまずまずでした。

たっぷり10時間眠った翌朝も、小屋で朝食を食べてからの出発です。小屋の名前のいわれとなった小さな池が山影を映しています。

天気も上々。池の先を右手に入って、紅葉の中をいよいよ北岳山頂へ向かいます。

北岳から延びる稜線の岩稜を背景に、紅葉が一段と映えて見えます。

青空と紅葉のコントラストも最高ですね。

小広いポイントでひと休み。せっかくだから記念写真を撮ってもらいました。

右俣の分岐を過ぎて肩の小屋へ向かう稜線はまさに絶景の連続。まずは甲斐駒ケ岳の雄姿です。

左手には南アルプスの女王、仙丈岳がどっしりと横たわっています。

南東には日本一の富士山がシルエットで浮かんでいます。

中央アルプスの彼方に北アルプスが遠望できましたが、写真は望遠でアップにしてみました。右側に槍の穂先も見えています。

手前には中央アルプスの山々が連なっていました。

甲斐駒の奥には八ヶ岳もくっきり。最高峰が赤岳、左端の丸い頂が蓼科山ですね。

3000メートルの肩の小屋前から鳳凰三山です。左の地蔵岳の山頂にポツンとオベリスクも見えています。

2回泊まったことがある肩の小屋前で、北岳をバックにOさんとツーショット。

小屋の脇を抜けて岩道をたどり、ピークを越えてようやく本物の山頂が目の前に姿を現してくれました。

出発から3時間余り。9時過ぎに念願の北岳山頂に到着。だれのイタズラか?雪だるまの置かれた山頂標識にサムアップでご満悦のOさん。

私ももちろん大満足の登頂で記念写真を撮りました。

今日は会の旗はありませんが、仙丈岳をバックにツーショットで登頂を喜び合いました。

9時半を過ぎて雲が湧いてきたところで下山開始。間ノ岳方面へ向かって分岐で八本歯のコルから大樺沢へ下るルートです。

そびえ立つ岩稜、北岳バットレスが見事な迫力で目の前に広がっています。そういえば山の会のセーさんはここを登ったとか言ってましたね…おおコワ。

岩ごろごろ道ですが、大樺沢ルートは時間も短縮。変化と展望があってやはり北岳登山の楽しみです。

谷合には雪渓も残っていて…この時期に残っているということは万年雪ということですね。

山頂から3時間20分で広河原の登山口へ無事下山。行きに渡った吊り橋を歩くOさんも手を上げて喜びいっぱいでした。
日本第2の高峰、南アルプスの盟主北岳は紅葉も展望も素晴らしく、やっぱり山はいいなあ…を再認識させられました。くたびれたなんて言ってないでまたよき仲間たちと山歩きを続けましょう。
ちなみに帰り道は、やっと座れた満員バスで15時40分に甲府駅着。特急列車はすべて満席だったので、甲府駅ビルの青葉ラーメンで生ビールにウーロンハイ、餃子、チャーシュー、B級グルメ日本一の鳥もつ煮を肴に、Oさんとたっぷり祝杯を挙げてから、甲府始発の普通列車でゆったりと帰路につきました。
| 隊長けん | モブログ | 17:35 | comments(0) | - |
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