2月最後の土曜日に山の会の仲間たち9人で南高尾山稜を歩いてきました。
春まだ遠しの陽気でしたが天気は上々。高尾駅前で参加者の到着を待ちながら陽だまりで日向ぼっこです。
甲州街道をバスで20分ほどの大垂水から歩き始め。
歩道橋を渡って高尾山方面と分かれて南高尾への縦走路は北斜面で、残雪も凍りついて気をつけながら進みます。でも残念ながら?昨日8,000円でシュウさんが購入したアイゼンの出番はありませんでした。
大垂水峠から最初のピークからは、高尾山から続く城山山頂が見えました。
ここが本日の最高地点、536mの大洞山山頂。ということで全員で記念写真を撮りました。
今日のコースは小さな登り下りを繰り返す縦走路です。しばらく行く林間から高尾山が見えてきました。赤いキャップのヌマさんの頭のところが高尾山です。
続いてのピークは中沢山。頂上には観音様が祀られていて。ちゃんとお賽銭を出した方もいましたが、私は礼と拍手で勘弁してもらいました。
12時過ぎに山道にベンチが並ぶ見晴台で昼食です。
みんなが見ている眺めはご覧の通り。津久井湖と田園の広がり。奥には丹沢方面や大室山の展望。左にはゴルフ場もあって、なにやら桃源郷のような雰囲気でした。手前には大きな桜の木もあって、あとひと月もしたら素晴らしい眺めになりそうです。
縦走路最後のピークは草戸山。標高365mということで1年山とも呼ばれている…とガイドで読んだような気もします。
展望台もあるのどかな山頂ですが、すぐ前にはこんなにたっぷりと花粉の元を抱え込んだ杉の木があって、戦々恐々でしたが、幸いこの日は風も弱かったせいか、私は鼻水、くしゃみ少々程度で済みました。
縦走路は4時間ほどで高尾山口まで300mの分岐をそのまま直進して、JR高尾駅までさらに2キロ歩きました。途中で高尾霊園の上に出たのでルート探索。丘をよじ登ってあちこち探してようやく正規の登山道から6人が高尾駅へ。残り3人は霊園の中を通ってショートカットで10分ほど先着しました。
もちろんその後は、高尾駅前の中華の店で全員で反省会。その後は武蔵野線組の5人で、西国分寺の焼き鳥屋でさらに2次会を楽しみました。