なんと東京でもはや桜が満開となってしまった23日に、ちょうどムーンライトながらの指定が取れていたので、思いがけず夜行日帰りの桜巡りをしてきました。
まず土曜日は都内編。
に出かける前に自宅マンションの一本桜は今年はそれなりによく咲いてくれました。
都内へはどっちみち夜行列車に乗るからということで青春18キップで出かけました。
母の墓参りを兼ねて、上野駅からウォーキング。
上野公園は清水観音堂前の桜並木がほぼ満開で、さすがに多くの人がそぞろ歩いていました。
京都の清水寺のような広いテラス?からも桜並木が一望できました。
目の前に迫る桜をアップで撮ってみました。やはり桜はいいですねえ。ということで西郷さんにごあいさつしてすぐ上野駅へUターン。
駅前から浅草通りへ出て、浅草を目指しました。
国際通りから雷門を通って、吾妻橋の袂から隅田川沿いの隅田公園を散策しました。
今日からでしょうか?ちょうど桜祭りが始まってお花見客で溢れていましたが、つきものの出店が禁止ということで、少しおとなしめにのお花見風景でした!?
浅草といえばスカイツリーですね。隅田川の向こうに立つスカイツリーと公園の桜のコラボもまた風物詩です。
隅田公園から言問橋を渡ってスカイツリーを通過。今日の目的地の菩提寺で母の墓参りを済ませてから、梅と藤で有名な亀戸天神に足を延ばしてたった1本咲いていた桜越しのスカイツリーです。
父の老人ホームに寄ってから自宅に帰って、夕飯と風呂を済ませてから東京駅へ出直し。
ネット予約の抽選でやっと取れたムーンライトながらで名古屋へ向かいました。
今回は日曜日ということで近場の名古屋から犬山城を訪ねます。
でもせっかくなのでその前に名古屋城の金のしゃちほこ見物。と思って地下鉄で向かったら、まだ朝7時前だったので公園に入れず、鉄条網の外から望遠で天守閣を撮影して戻りました。東京は満開だった桜も名古屋はまだやっと開花したばかりの状態です。
名鉄名古屋から20分ほどで犬山駅に到着。まもなくたくさんの山車が出る犬山祭りのようですが、今はまだ静かです。
武家屋敷と国宝犬山城が見所ですが、寺町の園明寺の境内には思いがけず見事な枝垂桜がちょうど見頃に咲き誇っていて息を呑むほどの美しさでした。これだけでもやってきた甲斐がありました。
ということで、鐘撞堂に上がってたった1枚証拠写真も撮ってみました。
寺町から武家屋敷通りを抜けた先が、木曽川沿いの小高い山にそびえる犬山城です。
石畳の道を登って国宝の犬山城へ。室町時代の1537年に建てられた現存する最古の天守閣をもつ国宝四城の一つです。
金のしゃちほこの名古屋城のような豪華さはありませんが、歴史の荒波に生き残った天守閣の姿は風格がありますね。
天守閣の上からは遠い山並みや眼下の街並みはもちろん、木曽川の流れも一望できました。
犬山からは木曽川を渡ってJR鵜沼駅から高山本線で岐阜駅へ。ここも織田信長の居城でもあった岐阜城のある観光スポットです。岐阜公園の桜を横目にロープウエーで金華山の山頂へ向かいます。
329メートルの金華山山頂にそびえているのが岐阜城です。
こちらは残念ながら現存しているわけではなく1956年に再建された天守閣ですが、もちろん斉藤道三、織田信長時代に倣っての再建ですから風格も十分です。
天守閣の上からは長良川が一望できました。
長良川といえば鵜飼ですね。ちょうど岐阜公園からほど近い川辺りが鵜飼舟の発着所でたくさんの舟がつながれていました。
岐阜駅からは13時過ぎの東海道本線に乗って21時過ぎには自宅に辿り着きました。翌日が仕事なので早く帰れてヤレヤレでした。
今回の青春18キップ旅は名古屋を基点とした比較的近場でしたが、実は犬山も岐阜も初訪問です。なんだかんだいっても日本は広いですね。まだまだ未知の名所を探して訪ね歩くことにしましょう。