5月31日に、山の会の仲間たち5人で箱根の金時山を歩いてきました。
もう何回も登った初心者向けの富士山展望の山ですが、標高は1212m。膝痛になってからはや半年を過ぎて、1000mを超える山は坂東三十三か所観音巡りで訪ねた10月の茨城・八溝山以来です。
小田急線小田原駅からは箱根登山鉄道で箱根湯本駅へ。観光客と外人さんで大混雑の駅前からバスで30分の仙石原から徒歩20分でようやく登山口に着きました。
リーダー格のヌマさんが名古屋へ出かけていて欠席なのでやまちゃんとくんちゃん、Oさん、マキさんと私の5人が、もう気温30度近い11時に登山口から歩き始めました。
今日は登りが急で短く下りが長いけど緩やかな、やまちゃんが下りがつらい膝痛の私に合わせて金時神社から登って乙女峠に下るコースにしてくれました。
神社脇の金太郎とクマが相撲をとった?土俵ではやまちゃんとマキさんがハッケヨイ!
神社で無事を祈願してから杉木立と樹林の山道を登り続けて1時間。やっと稜線に出てマキさん持参の冷えたスイカで最高の水分補給です。
山頂までの30分弱の稜線歩きの途中では、仙石原と芦ノ湖、大涌谷に神山方面の展望が開けています。
12時30分に金時娘の小屋が立つ山頂に到着。山の会に初参加以来10数年ぶりのOさんが一番乗りです。それにしても山頂は休憩場所もないほどの大賑わいでした。
5人は山頂下の岩場にやっと空場所をみつけて昼食タイムでしたが、この頃から雷鳴が響いて黒雲も近づいてきました。
のんびりもしていられないということで、集合写真代わりに昼食後にそれぞれ証拠写真を撮りました。
私の真後ろに金時山の大きな標識、その後ろに大きな富士山が見えるはずが、今日はご覧の黒雲が垂れ込めて、休憩30分足らずで乙女峠へ向けて下山しました。
ここから先は雨と雷に追われながらの岩ごろごろで滑りやすい道の長い下りが続いたので写真は撮れませんでした。
私の膝もだんだん重たくなってきたものの、二重のサポーターのせいか、なんとか持ちこたえてくれて、もちろんメンバーからは遅れましたが、2時間近くかかってやっと乙女峠口の車道に降りられました。
途中で雨も止んで、また30度の日差しの中を仙石バス停まで歩いてから小田原へ直行。初めてのちょっとエクスペンシブだったけどとてもおいしい小田原の新鮮な魚料理と生ビール、これもおいしい芋焼酎・冨乃宝山でリッチな反省会を堪能しました。
おまけにマキさんと私は新秋津駅前の手打ちラーメン店で、仕上げのつけ麺ともちろん缶ビールでもう一度祝杯を上げたのでした。