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埼玉憲ジーの近場放浪記

2016年にサラリーマン生活から卒業して、窮々自適な年金生活に入りました。百名山と百観音もなんとかやり終えて、隊長けんの武蔵野レターもフィナーレ。家庭と懐事情から遠距離旅も引退やむ無しながら、せめて体が動くうちは、埼玉憲ジーの近場放浪記を続けることにしましょう。
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夏休み展示会巡り2
21日に次いで、23日の土曜日には、ちょっと仕事がらみもあって、横浜で開催されている「恐竜展」を見に行きました。

埼玉から横浜まで直通の副都心線に乗って午後1時頃にみなとみらい駅に到着。恐竜展会場のパシフィコ横浜へ向かうクイーンズスクエアのロビーで、ちょうど高校生の吹奏楽演奏会が開かれていたので思わず聴き入りました。明るくはつらつとした若者たちが一心に熱演する姿を見るのは気持ちのいいものです。思わず感激ものでした。

みなとみらい地区にある展示場パシフィコ横浜で開催中の恐竜展にも家族連れを中心に大勢が訪れてもう10万人ほどになっているようです。

これは最大の肉食恐竜ティラノサウルスの実物大フィギュアですが全身が動いて迫力満点。本物の全身骨格も展示されていました。そのほかさまざまな恐竜展示や化石のほか、クイズコーナーなどもあって子供たちは大喜びでした。

横浜駅まで2キロほど歩く途中に、鉄道模型の原博物館を発見。せっかくだから入場料1000円で入ってみましたが、世界的コレクターが収集した世界の鉄道模型に加えて、これも世界最大級のジオラマが大きな部屋いっぱいに広がっていて、鉄ちゃんならずともわくわくするほど楽しめました。
これで夏休みの展示会巡りは終わり。このあとは横浜に来たときは必ず立ち寄る料理屋「もりべ」でいつもながら絶品和食と京は私の持ち込み芋焼酎「赤霧島」を堪能しました。
| 隊長けん | - | 17:39 | comments(0) | - |
夏休み宇宙デー
台風や土砂崩れなど災害多発の8月もあと1週間で終わり。
サラリーマンには関係ないけど学生たちはカレンダーを見ながらため息の日々でしょうか!?
お盆過ぎの休日は遠出は避けて、室内展示会巡りを楽しみました。
まず、21日の木曜日は3回目の夏休みをとって、平日限定割引キップで、幕張メッセの宇宙博を見てきました。
でもその前に、宇宙つながりで千葉県立科学技術館でプラネタリウム見学。

NHKニュースでも紹介された最新の高感度と世界の街やアルプス山頂などに居ながらの満天の星空が眺められるということで、朝の開演1時間前に着いたのにもう長蛇の列でした。なんとか入場できて久しぶりのプラネタリウムを満喫しました。

宇宙博は夕方なのでその前に、日本橋高島屋に寄って、永遠の若大将加山雄三ミュージアム展も覗きました。音楽はもちろん、絵画、陶芸、版画、書画までマルチな才能を開花させている若大将の、今年喜寿を迎えたとはとても思えない活躍ぶりはまさに宇宙人と言っても過言ではありません。
そしてようやく、午後3時になって、幕張メッセの宇宙博会場に到着。

もう50万人も突破したという人気の展示会で、平日の夕方も家族連れやグループなどで盛況でした。

ガガーリンからアポロ、スペースシャトル、きぼう、はやぶさまで本物も実物大セットも含めて盛り沢山な内容でたっぷりと楽しめました。
| 隊長けん | モブログ | 23:40 | comments(0) | - |
神宮花火大会
8月16日の土曜日、今年で35回目を迎える神宮外苑花火大会に行ってきました。

埼玉の自宅を出た午後3時にちょうど雨が降り始めて、千駄ヶ谷に着いた時は降りしきる雨に…ムムムッ、今日の開催はやばいかも…という雰囲気でしたが、開演前の5時頃にようやく雨も上がって青空が顔を出しました。

神宮球場グラウンドから見上げたスタンドの上空には虹もかかって心が和み、雨上がりの涼やかさもあって花火見物には絶好の天候になりました。

打上げ前には恒例のライブステージが観客のお楽しみ。今年は神宮球場にMay J.と玉置浩二、ラグビー場に石井竜也のほか絵画館前では人気歌舞伎役者の尾上松也も登場して各会場とも大いに盛り上がったようです。

午後7時30分にカウントダウンの合図に合わせて打上げ開始。神宮の夜空に1万発の大輪の花々があでやかに色鮮やかに咲き競ったのでした。といいながら、私は帰りの大渋滞を避けるためにちょいと?早退してそそくさと家路につきました。
| 隊長けん | 日常 | 16:09 | comments(1) | - |
北茨城勿来から六角堂
福岡から帰ってきて、もう夏休みは終わり…というのもさびしいので、お盆の13日に休みを取って、青春18きっぷで北茨城の海岸歩きに出かけてきました。

以前から一度歩いてみたいと思っていたルートで、常磐線の福島に近い勿来から岡倉天心の六角堂まで海岸線を歩く10キロコースです。朝6時15分に埼玉の自宅を出発して10時23分に勿来駅到着。

駅前には勿来の関にゆかりの源義家の立派な像が出迎えてくれました。

案内に従って30分ほど歩いたところが勿来の関の旧跡。関所入口の脇にはここにも源義家像が立っていました。

関所跡は公園になっていて松尾芭蕉ほかたくさんの句碑も並んでいました。

公園の一画には吹風殿という和風建築があってなかなか見事な日本庭園も整備されていました。

勿来の関から車道を進むと突き当たった海岸線の国道6号を南下。海の家もある海水浴場は地元の家族連れなどで賑わっていました。

さらに国道からまた海岸通りを歩いていくと平潟漁港に出ました。

北茨城はあんこうの漁獲で有名なようで、漁港周辺には料理宿や食堂も多く、どこもアンコウ料理が名物のようでした。ちょうど昼時だったんですが、帰りの時間を考えて、後ろ髪ひかれる思いで素通りしました。

漁港からいったん街中に入ってまた海岸線から街道を歩いていくと、明治期美術界の重鎮だった岡倉天心ゆかりの美術館があって、その先を五浦海岸までたどったところに六角堂がありました。

明治初期に岡倉天心の自宅近くに建てられたという海岸に突き出た六角堂ですが、3年前の大震災の津波で流されて焼失しました。その後再建されて原型を忠実に復元されたようです。

思索の場でもあったようで六角堂からの海岸の眺めはなかなか見事なものです。それにしてもこの海に押し寄せた津波の恐ろしさをあらためて感じずにはいられません。

六角堂からは街道を戻って国道6号線を横断した先のJR大津港駅が本日のゴール。予定では10キロを2時間30分、13時28分の上り列車に間に合うはずだったんですが、膝痛でのスローペースと勿来の関でゆっくりし過ぎたせいか、なんと駅のロータリー手前で列車のドアが閉まってしまいました。
こんなことならアンコウ食べればよかった…と思いつつ、待合室でアンパンとアイスクリーム食べながら45分後の常磐線で帰路についたのでした。
| 隊長けん | | 14:59 | comments(0) | - |
福岡から呼子と下関居酒屋放浪記
ちょっと早めの夏休み第一弾をとって、年に1回恒例の小倉里帰りに前後して同僚のOさんと福岡から佐賀の呼子、山口の下関まで居酒屋の名店巡りを楽しんできました。

出発は7月31日の夕刻。往復17,500円という格安航空券でジェットスター便は成田空港からの発着となります。

成田を18時30分に飛び立って福岡空港着は定刻の20時30分。地下鉄で天神駅からホテルにチェックインしてその足で、徒歩10分ほどの隠れ家的居酒屋「寺田屋」に向かいました。ここは居酒屋探訪家の太田和彦氏ご推奨の店で狭い路地の突き当りにカウンターと個室だけの店構え。大将お奨めの焼酎ボトルを空けながら、地魚の刺身やうなぎの白焼き、あげまき貝などなどの料理を堪能しました。入店が21時30分だったのに2人でボトルを空にしてしまいました。

ちょっと頭の重さを感じながら翌日は、福岡一の繁華街天神をぶらついてから玄海灘沿いを走るJR筑肥線に乗って佐賀県へ向かいました。

唐津駅から15分ほどのところにある唐津城でOさんの記念写真。戦後に建てられた天守閣ですが海岸の小高い丘に聳えてなかなか壮大です。

私もポーズ。天守閣の土台や石垣が大規模修繕工事の真っ只中でした。

天守閣5階からは一面の大展望。橋で繋がった半島からは日本三大松原の「虹ノ松原」が5キロほど続いています。

市街の戻るころから台風の影響でどしゃ降り状態になりましたが、唐津くんちの山車の展示館でしばし雨宿りしました。

14基の山車が勢ぞろいしてなかなかの壮観です。Oさんがはいポーズ。

私もまた記念写真に収まりました。

降りしきる雨の中をバスで向かったのはイカ処の呼子漁港。雨のせいか土曜日でも人通りはまばらでした。

歩いて15分ほどでイカ料理の名店「河太郎」。海岸通りのさびしさが嘘のように店内は順番待ちの客でごった返していました。

40分待ってようやく座敷に落ち着いて、頼んだのは活いか造り定食2,700円なり。どうですこの透明感とつやの見事さ。味ももちろん申し分ありませんでした。いかしゅうまいともずく、吸い物にごはん、赤出汁付きで、もちろんランチビールを二人で3本飲みました。

唐津から高速バスで博多駅に着いたときはようやく雨も上がってヤレヤレ。せっかくなので6年前まで転勤で勤めていた職場に呼子のいかせんべいを持って挨拶に出向きました。

博多からは新幹線18分でお隣の小倉駅到着。ホテルにチェックインしてから18時に外出。10分ほどの砂津には大きな観覧車があります。

すぐ川のたもとにあるのが私のふる里「知夫里ちぶり」です。さっそくおかみさんが出迎えてくれました。

カウンターには今年65歳の大将が元気な顔で歓待してくれました。ここはほぼ常連だけの店ですが、刺身から焼き物、揚げ物、野菜などなどおまかせメニューが次から次とどれも絶品。お酒も飲み放題でなんと一人3,500円という驚きプライスです。
単身赴任中私が毎日のように通っていたのもさもありなんですよね。

昼間から続けての大満足コースにご満悦のOKコンビです。

明けて8月2日の土曜日は小倉から列車でほど近い門司港から対岸の下関までウォーキングしました。

レトロな洋館の後ろには近代的な高層ビルがそびえています。

この日は台風の影響で雨模様だからか人手は少なかったようですが、門司港の観光列車が無人で走っていました。

門司の海岸線を散策して20分ほど、関門橋のたもとには海峡を行き交う船の安全を祈る神社が建っていました。

関門橋のあたりが九州と本州のもっとも近いところで、たしか800mの先が山口県です。

そして関門橋のすぐ脇のエレベーターを下ったところには人道トンネルがまっすぐ下関へつながっています。

ということで全長1キロほどのトンネルを歩いて渡ることにしました。ほぼ中間点には福岡県と山口県の県境ラインが引かれています。

私もOさんをまねて九州と本州を又にかけてみました。

15分ほどで下関側に出て、源平合戦の壇ノ浦からまた海岸線を散策。竜宮城のような建物は、海峡の藻屑と消えた安徳天皇や平家一族を祀る赤間神宮です。

ふぐのせりが行われる唐戸市場の前には、ちょうど大型帆船日本丸が停泊していて勇壮な姿を見ることができました。

こちらは日本丸より一回り小型…とはいっても立派な大型帆船海王丸です。この日予定されていた船内見学は台風の余波で中止になってしまいました。

門司港から2時間ほどの風光明媚なウォーキングコースのゴールは下関駅にほど近い魚や食堂居酒屋のおかもとです。

店内にはまさに魚屋があって隣が食堂兼居酒屋になっています。我々は吉田類さんに倣って?地魚刺身13点盛りとふぐ刺し!、さらにアンコウのから揚げなど絶品メニューを満喫しました。

どうですOさんの幸せそうな!(^^)!…入店時静かだった店内はすぐに満員になりました。

私も大満足の笑顔でカンパイ。生ビールの後は山口県の銘酒獺祭(だっさい)をたっぷりといただきました。

福岡、呼子、小倉、下関とどこも大当たりの居酒屋グルメ旅もフィナーレ。下関でこの日東京へ帰るOさんと別れて、私は一人で小倉へUターン。小倉場周辺では夏の風物詩わっしょい夏祭りが開かれていました。

あいにくの雨の中でしたが北九州各地の夏祭りの山車が集まって大通りを威勢のいい掛け声とともに引き回していきます。

小倉の祇園太鼓が登場したところで、私は祭り会場を後にして、昨夜に続いて「知夫里」に里帰り。大将、おかみさんに女子サッカー国体代表の娘さんとかわいいお孫ちゃんも顔を出してくれて、にぎやかに楽しく語らいながら、また大将の絶品料理と甑島の芋焼酎「六代目百合」に舌鼓を打ったのでした。
3日の日曜日は降りしきる雨の中でしたが、高速バスで福岡空港に出て、ジェットスターは幸い定刻通りに飛び立って、夕刻には無事に成田空港に降り立つことができました。


 
| 隊長けん | | 10:51 | comments(0) | - |
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