今年は山の紅葉は見ることができませんでしたが、11月22日の都内、23日の埼玉に次いで師走に入った6日の土曜日に、久しぶりに横浜三溪園を訪ねて、まだしっかりと鮮やかな紅葉巡りを楽しんできました。
実はこの日はJRえきぽ企画のコースで根岸駅からあちこち歩くつもりだったんですが、午前中に用事があったり、JRの人身事故で足止めを食ったりして遅くなったので、えきぽのゴール予定地だった三溪園に元町中華街からバスに乗って直行しました。
公園に着いたのはもう15時近く。西日がまぶしい池の対岸に三重塔がそびえていました。
埼玉県民としては横浜の三溪園はなじみがなく、多分10年以上前に一度来たきりで今回が2回目です。
紅葉にはもう遅いかとも思いましたが、まだ鮮やかな紅葉の木々がたっぷりと楽しませてくれました。
三溪園は思っていた以上に広大で、大きな池の周辺には渓谷の趣のせせらぎもあって紅葉に彩が一段と映えます。
合掌造りの大きな民家やお堂など古の文化財も園内に多く点在していて外人観光客も大勢いました。
100段ほどの石段を登ったところが対岸から見えた三重塔で、これも重要文化財です。
池には水鳥たちが集まっていましたが、風も冷たくて見ているこちらは寒さに震えていました。
池から離れてさらに奥には内苑が広がっていて、こちらの紅葉も見事でした。
内苑からも三重塔が見渡せました。
1時間ほど散策してから出口へ。西日もすっかり山の端に隠れて小舟が浮かぶ池と三重塔の景観がなんともいい風情でした。
本牧にある三溪園からは市営バスに乗って40分で横浜駅へ…もちろんなじみの料理屋「もりべ」でふぐの白子鍋やコウバコガニなど絶品料理を堪能してから帰路に着きました。