梅雨入り間近の6月6日の土曜日は、幸いうす晴れの過ごしやすい陽気の中を、日光の手前…今市の杉並木道散策と演歌の作曲家船村徹記念館見学に行ってきました。
今回もJRの「駅からハイキング」に参加したんですが、自宅からののルートは料金が安くて早い東武日光線を使って10時02分に下今市駅に下車しました。
歩いて10分ほど、JRの今市駅へ向かうちょうど中間あたりに受付の観光案内所と、GWにオープンしたばかりの道の駅ニコニコ本陣、そして演歌作曲家の大御所・船村徹記念館があって、まずはハイキング2時間コースを歩き始めました。
日光の社寺へ向かう街道を15分ほどで杉並木公園の遊歩道に入りました。出迎えてくれたのは大きな2連の水車ですが、故障中でした。
公園の脇には日光を象徴する杉並木道が延々と続いています。
杉並木と東武線の線路に挟まれた遊歩道を歩いていくと世界の水車や日本の水車小屋が並んでいて、これは最大の5mはありそうな大水車。ちゃんと水路で回っていました。
水車のある公園を出てから杉並木道はさらに30分ほども続いています…というよりも日光まで延々?…ハイキングコースは途中で線路をくぐってUターンです。
線路の反対側には大谷川公園が広がっています。人工的に整備されたきれいな公園ですが、小川も流れて木道からの眺めものどかな雰囲気。その先には立派なパークゴルフ場があって多くの家族連れが楽しんでいました。
公園から車道に出てしばらく行ってから脇道に入って、大谷川本流のビューポイントに立ち寄りました。
橋の真ん中からは天気がよければ日光連山の眺望が広がって…いるはずなんですが、残念ながらこの日は厚い雲の中でした。
往復ちょうど2時間で道の駅にゴールイン。さっそく今日のお目当てでもあった「船村徹記念館」を見学しました。記念館の主ですが本人は御年83歳でまだ健在です。栃木に生まれて今も近在に住んでいるためにこの地に記念館が建てられたようです。美空ひばりの「みだれ髪」や一連の名曲、北島三郎、鳥羽一郎、ちあきなおみ、島倉千代子などなど昭和の演歌の名曲を数多く生み出した大作曲家ですが、本人が歌う自作の歌もなんとも味わいがあって絶品です。ということで、実は私は船村演歌のファンなので、3Dシアターや館内の展示を楽しみましたが、1時間足らずで時間切れ。道の駅で軽食を食べて土産を買って、帰りもやはり東武日光線で帰路につきました。
翌日7日の日曜日は自宅で休養日。スーパーでの買い物のついでに足を延ばした公園ではアジサイが見頃を迎えていました。
かたわらには花菖蒲でしょうか?…わずかな数ですが、季節感があって心を和ませてくれました。