北九州へ単身赴任した時から始めてもう10年目になるこのブログですが、仲間との山歩きを始めた35歳から、足腰だけは元気に日本中歩き続けて30年でとうとう右膝が使い物にならなくなったので、再生に望みをかけて、生涯初体験の手術に踏みきりました。
平地を歩くだけの日常生活には支障なかったんですが、もう一度ジョギングや山歩きを楽しみたいと思っていたところに、知り合いに紹介された都内十条の膝治療専門の病院が、マスコミにも高名な名医らしく、内視鏡手術なら1週間ほどで済むということだったので、仕事の段取りをつけてから?、思いきって9月3日から入院しました。
入院初日は手続きの後はフリーデーだったのでご近所を散歩。十条駅前は数百メートルのアーケードが続く活気ある商店街でした。
入院した病院は膝治療専門の個人クリニックで医師も一人だけですが自宅も兼ねた6階建ての立派な建物です。
台湾出身の2代続けての医師はマスコミにも登場する高名な専門医で、けっこう遠路からの来院者も多くいつも大賑わいです。
私が8日間過ごした2階の個室です。もちろん飾り気もありませんがテレビ、冷蔵庫もついてなかなか快適でした。
食事はご覧の通り3食とも仕出し弁当です。入院患者も10人限定でみな8日間で退院ということで病院に厨房などはありません。それでもそれなりにメニューも変わっておいしかったです。昼は抜こうかとも思いましたが、結局毎日3度とも完食…そっと計った体重計が怖かったです。
さて、肝心の治療ですが、5日の手術は20分程で終わって、膝の半月板と大腿骨周りをクリーニングしたようです。
それから27時間翌日の昼過ぎまで食事抜きでベッドに寝たきり。包帯の下の足はサポーターで固定されました。
翌日の6日からはさっそくリハビリを開始して松葉杖でやっとトイレも一人で行けるようになりました。
家族からの差し入れは、東十条駅前の行列の和菓子屋名物のトラ焼きです。甘さ控えめでおしかいかったです。
看護師さんにもおすそ分けしました。
そしていよいよ明日9日には松葉杖から二足歩行に戻って、10日に退院します。
翌日から仕事に復帰しますが、しばらくはリハビリ生活が続くことでしょう。
根本的な手術ではないので、はたして望みどおりに膝が回復するかどうかはわかりませんが、筋トレ体操も続けて、10月には軽い山歩きを始めて、できれば来年の東京マラソンに出たいと思っているんですが!?…まあ競争率10倍の抽選に当たればの話しですけどね!