11月最後の土曜日は、天気も上々だったので、山歩き…ではなく、都内の庭園紅葉巡りウォークを楽しみました。
ちょうど、JRのスタンプラリーコースがあったので、その中から5つの庭園を回ってみました。
最初は、中央線国分寺駅からほど近い殿ヶ谷庭園です。ここは旧岩崎家の庭園で、私は2度目の訪問でした。
紅葉の盛りにはちょっと早かったようですが、それでもカメラを持った大勢の人たちが訪れていました。
青空に光り輝く紅葉はやはり見事です。
カメラマンが下手くそですが小さな池もなかなかの風情です。
入り口近くには大きな銀杏の木が黄色く輝いていました。
中央線特快から各駅に乗り換えて飯田橋駅下車。10分ほど歩いたところが小石川後楽園です。
東京ドームの屋根が間近な都心の庭園ですが、なぜか私は初めての訪問です。
後楽園といえば、水戸徳川家の屋敷跡として有名ですが、大きな池を中心にしたさすがに見事な景観でした。
池の一番奥の袂にはきれいに色づいた紅葉が目を楽しませてくれました。
3つめの旧岩崎邸庭園も私は初めてです。飯田橋から東京メトロと都営地下鉄を乗り継いで新御徒町駅から15分ほどのところにあって、その名の通りここも旧岩崎家の邸宅跡です。
ご覧の見事な洋館が現存していて、入場料400円で内部を見学できましたが、残念ながら撮影禁止です。
洋館の前には天然記念物にも指定されている銀杏の大木がそびえていました。
洋館の中から庭に向けてシャッターを切ったら、係員に注意されました。
洋館からつながってこれまた風情のある日本家屋も隣接していました。
銀杏の木をバックに自撮りしてみましたが…アップはどうもねえ……
メトロの湯島駅から西日暮里でJRに乗り換えて向かったのは駒込の六義園です。
春の枝垂桜が有名ですが、秋の紅葉もなかなか見事で夜はライトアップされるということで、この日も行列に並んでから入場しました。
大きな池を巡るとたっぷり時間もかかりますが、もう日が傾き始めたので眺めるだけにしました。
大名屋敷からここも旧岩崎家の所有だったようで、近代の岩崎財閥の強大さがよくわかりますね。
紅葉だけでなく秋の草花もかれんに咲いていました。
紅葉と石橋の先に広がる池は絶好のビューポイントですが、カメラマンの腕がなんともお恥ずかしい。
日が落ちる前にということで六義園から駒込駅を通過して12分ほど歩いたところが今日の最終、5つ目の旧古河庭園です。
ここでも銀杏の大木が黄色く色づいていました。
古河庭園の洋館は古川財閥の邸宅でしょうか?…残念ながら入場はできません。
日本庭園も広がっていて紅葉もなかなか見事でした。
高台から洋館前の洋風庭園が望めます。
洋館の前に広がるバラ園も有名で、なんと秋にもたくさんのバラが花を咲かせていました。
バラ園と日本庭園が同居しているところはめったにないでしょうが、今日の庭園巡りのフィナーレを飾るにふさわしい見事な景観でした。
ということで、スタンプラリー達成のご褒美として都立公園カレンダー2016年版をもらって帰路につきました。
京浜東北線上中里駅に向かう通り沿いに、平塚神社と人気の探偵小説浅見光彦シリーズのモデルとなった平塚亭に立ち寄って名物の串団子を食べました。
平塚神社の境内からほど近い上中里駅から日暮れになって無事に帰宅。19425歩のウォーキングでした。