2月27日の土曜日に、JRの駅からハイキングで、南房総保田の川沿いに咲く河津桜…別名頼朝桜を愛でながらの散策を楽しみました。
千葉駅から内房線で1時間半の保田駅は鋸山の登山口の一つにもなっていますが、ここを訪ねるのは数年ぶりです。
駅前の観光案内所には頼朝桜まつりの幟が立っていて、ハイキングの受け付けも行列でした。
駅前から数分で保田川沿いに出ます。ちょうど上り列車が鉄橋を渡っていました。
伊豆の河津でも2月に満開となる河津桜が有名で、私も数年前に行ったときは大賑わいでしたが、房総の河津桜は知りませんでした。
つい2日前のNHKニュースで、繰り返しちょうど見頃と伝えられたので人手がちょっと気がかりでしたが、伊豆の本家とは違って出店などもなく人手もそこそこで、ゆったりと散策できました。
快晴予報からちょっと雲が多い天候でしたが、頼朝桜はちょうど見頃でした。
満開の桜の姿はやはりいいものです。
ここで記念の証拠写真を1枚。
桜のピンクと菜の花の黄色の取り合わせもなかなか見事です。
土手の足元にはまだ白い水仙も咲き残っていました。
駅ハイのコースマップからちょっと外れて河原に降りてみました。
間近で見る桜と菜の花の競演です。
保田川に架かる橋を何回か渡って2キロほど。鎮守の神社で軽く参拝して先に進みました。
児童遊園でトイレ休憩とおにぎりランチのあと最後の橋が桜並木のビューポイント。
全コース8キロの折り返し地点に、一番の花盛りの桜の木がありました。
帰り道も保田川沿いを歩いて菜の花畑から堰堤の桜とのツーショットです。
周囲にはのどかな田園風景が広がっています。
保田川からはずれて街中へのコースを辿ると、廃校となった保田小学校が道の駅に変身していました。
廃校に残された二宮尊徳の像…私の母校にもあったかな??
道の駅の地産物産売り場は大賑わいでした。私も房総のいちごと食べる菜の花と保田小学校ランドセル箱のバームクーヘンを買いました。
駅へ向かう道すがら、白梅と菜の花と頼朝桜の畑を通りしました。
彩り鮮やかなスリーショットはなかなかの壮観でした。
ここは、史跡になっている明治期に建造された石積みの橋です。土台からすべてななめに整然と組んで積まれた石造りの姿は高度な技術とともに芸術品のようです。
石橋の先から線路をくぐって、赤い矢印に従って保田駅に戻りました。
登山口の道標も並ぶ保田駅が8キロコースのゴール。2時間40分、18,000歩ののどかな河津桜巡りを楽しめました。
保田駅から内房線で木更津駅まで戻って下車。川崎駅行きの路線バスで初めて東京湾を横断するアクアラインを渡りました。
木更津側からは海上を走って、中間地点の海ホタルから先は海底トンネルに入って、地上に出て間もなくが終着川崎駅です。1時間の東京湾横断バス旅も楽しめました。
そして最後のお楽しみは、やはり横浜駅から料理屋「もりべ」でたっぷりのご馳走と焼酎を満喫して、いい気分で埼玉の自宅への帰路に着いたのでした。