たった1日の秋晴れのあとは4日続きの雨模様でしたが、10月21日の土曜日は若者の街原宿駅から雨中散歩に出かけました。
雨にもかかわらず竹下通りは若者で溢れていましたが、ハイキングルートはまず明治神宮へ。
大鳥居が並ぶ参道には外人さんがたくさん歩いていました。
私は足元の悪い中で行きつ戻りつしながら参道脇のレストランで休憩。
サービスメニューの200円カレーを食べてから意を決して?歩き始めました。
何回も来ている明治神宮ですが、人工とは思えない深い森と荘厳な寺社の佇まいに心が洗われます。
七五三の着物に長靴姿の子供たちもチラホラみられる本殿から西参道へ出て参宮橋駅へ。
住宅街の坂道の上り下りを辿って山手通りの代々木八幡は石段の鳥居に手を合わせて参拝はパスしました。
代々木八幡駅から地蔵通り商店街を歩いて代々木上原駅先の井の頭通りを渡ったところにはオスマントルコ様式のイスラム教の礼拝堂東京ジャーミイの白いモスクが建っていました。
礼拝見学可ということで立ち寄りましたが、なんとこの日はトルコ料理教室開催中でした。
借用した男子トイレの床には見慣れぬ蛇口と流し場に椅子が。まさかここでオシッコ?と思いきや立ち小便禁止の看板があって、そこは礼拝者の手足を浄める場所だったようです!
井の頭通り沿いに原宿駅へ戻るルートを歩き始めるとすぐ、古賀政男音楽博物館の立派な建物が現れたので、演歌好きとしてはもちろん立ち寄りました。
まあよくある記念館かと思いましたが、さすが国民栄誉賞まで受けた日本歌謡史の大御所だけあって、日本大衆音楽文化の貢献者を顕彰した殿堂ともなっていて、数十年にわたる受賞者のレリーフと音源が備えられていました。
もちろん古賀政男本人の人生の歩みの展示やそのまま移築された豪邸の部屋などまさに見処満載でした。
地下の資料室では顕彰者である船村徹や美空ひばり、島倉千代子、テレサテンの楽曲に聞き入ってしまいました。
さらに200人も収用できるホールでは、ちょうど歌謡教室の発表会が開かれていて、ドレスや着物で着飾った歌自慢たちが次から次と熱唱していました。
思いがけないところでたっぷりと1時間以上楽しんでしまい、雨もますます強くなってきたので、ハイキングはここで終了。
すぐ近くの代々木上原駅から明治神宮駅に戻って、東横線で横浜に向かいました。
もちろん行先はなじみの店もりべです。
大雨の土曜日ということで、ほぼ貸し切りの店でご主人と新入りの姫路出身の女性スタッフとCDを聴きながら丘みどりちゃん談義に花を咲かせて、もちろん絶品料理も堪能してから18時過ぎに雨の降りしきるなかを帰路に着きました。
翌日の日曜日は総選挙の投票日。
昼過ぎにざんざん降りの中を投票所の小学校に行ったところ、なんと今回から投票所変更の冷たい言葉。
ゲゲゲと気をそがれながらも、また雨の中を自宅前を通過して反対方面の地区集会所へ初訪問。こんな所が投票所になったなんて梅雨の先ほども知りませんでした。おかげでスニーカーの中もぐっちょりになりました…トホホ(;´д`)