駅からハイキング2017年度のラストウオークは、高崎線北本駅から、日本五大桜を始めとして、桜の町の見所を巡り歩きました。
降り立った駅前にもさっそくさくら北本の幕がお出迎え。町を上げて桜観光に力を入れているようです。
駅前から延びる幹線道路の桜並木もちょうど満開でした。
中学校の手前から市役所方面へ。北本市はノーベル物理学賞受賞の大村博士所縁の地でもあるようで、立派な胸像が飾られていました。
道路沿いの桜を愛でながら最初に向かった見所は自然観察公園。
樹齢200年以上で高さ30メートルのエドヒガンザクラが青空に咲いていました。
大村博士所縁の北里病院前の桜並木から、つぎの見所はまさに三春の滝桜などとともに日本五大桜に数えられる石戸蒲サクラでした。
エドヒガンとヤマザクラの自然雑種とのことで樹齢約800年。国の天然記念物に指定されていますが、さすがに老木で目の前のサクラは2代目とのことでした。
緑地帯の遊歩道を歩いて石戸城址の城ヶ谷公園へ出ると、今度は満開のサクラと菜の花の揃い咲きです。
荒川の河川敷の土手ノ内は花見客がいっぱい。
屋台も出ていましたが、私は手持ちの煎餅をかじって一休みしました。
ここからは河川敷の遊歩道をしばらく歩いて、この日の最後の見所高尾さくら公園へ。
全国から集められた30種200本の桜があり、しだれ桜や濃いピンクの早咲きの桜も楽しめました。
気温20度を越える中を氷川神社に参拝してから駅に向かっているうちに、急にめまいがして地面も揺れてきました。
しばし電柱にもたれて水分補給と体を休めましたが、なかなか回復しないので、ゆっくり歩を進めて、スタートから4時間弱でなんとか北本駅にゴールしました。
14時前に高崎線に乗車して、この日の予定は上野公園の花見客を見物してから人形町の和一でシュウさん、オーさんと合流のはずでしたが、途中下車した浦和駅のホームで1時間休んでも、めまいと吐き気が収まらないので、予定をキャンセルしてそのまま帰宅しました。
自宅で横になっていたらなんとか回復しましたが、さすがにこの日は休肝日にして、お腹にやさしい夕食のあとは早々に床に着きました。